<旅日記>「ジェットスターで成田泊、香取神宮・鹿島神宮・成田山新勝寺への旅。」その①、ジェットスター利用のコツ。ホテル日航成田の、One Harmony会員はお得!
ジェットスターで成田泊、香取神宮・鹿島神宮・成田山新勝寺への旅。
先週末、夫とプチ旅行へ行ってきました。
行き先は、関東。
でも、都内にはまったく出ず、目的地は、香取神宮・鹿島神宮・成田山新勝寺、と、まるでおじいさんおばあさんコース。笑。
LCCのジェットスターに乗ると、九州から、羽田でなく成田に直行することができます。
海外に行くため、とかじゃなくて、成田を拠点に東側の関東を楽しむ、ってのも、おもしろいね、ということから思いついた、旅。
しばらくジェットスターのサイトを追いかけていたら、ちょうど、片道4999円のセール期間があり。
夫は学生時代を千葉で過ごし、車であちこち動いてバイトしたりしていたので、ちょっと土地勘もあるし、久々に懐かしさもあって、レンタカーでまわるのもいいね、と。
そうなると、有名な大きな神宮、香取神宮や鹿島神宮、それに、成田山新勝寺など、電車よりも効率よく回れそう!
拠点の宿は成田でいいかもね?
ということで、成田空港付近に宿をとって、2泊3日、レンタカーで神社仏閣をまわるシブめの旅をしてきました!
出発は、金曜の夜。
その日は、年に一度の、ストロベリームーンと呼ばれる満月でした。
離陸するときは、夏至前の長い夕暮れでずっと明るかったのですが、次第に日は暮れていき、大きな月が上ってきました!
東側の窓側に席をとっていたので、飛行機の窓から、フライトの間中ずっと月光浴!
暗い海面に映る、静かな、月明かり。
夜空と海と月、他に、何も遮るものがありません。
いつもより少しだけ大きく、少しだけ近い、空の上からのストロベリームーン。
うっとりするほど、きれいでした。
ジェットスター利用のコツ。
- 機内へはバスで陸上輸送。→歩ける荷物と靴で。
- 無料の機内持ち込み荷物と、有料の受託手荷物。
- 事前座席指定は有料。
- 48時間前のwebチェックインを活用。
- アルコールは持ちこみ可だけどそれは飲めません。
最終便の機内販売の軽食は、半額になる、かも?!
◆機内へはバスで陸上輸送。→歩ける荷物と靴で。
今まで、LCCにはいくつか乗った事がありますが、ジェットスターは初めて。
JALの系列ということで、地方の空港では、JALの搭乗口の端っこにジェットスターの搭乗口がありました。
そして予想通り、搭乗口から直接機内へ、ではなく、まずはみんなでバスに乗り、機体のあるところまで陸上移動。地上からのタラップで、搭乗です。
ちょうど天候にも恵まれて、季節的に荷物も少なく、夫も私も30代だしスニーカーだったので問題ありませんでしたが、妊婦さんや子ども連れやお年寄りが一緒の場合、(優先搭乗はありますが)ANAやJALよりも歩く、と思っていたほうがいいと思います。
◆無料の機内持ち込み荷物と、有料の受託手荷物。
ANAやJALでは、通常、荷物を預けるのに料金はかかりませんが、ジェットスターでは、機内持ち込み荷物とは別に荷物を預ける場合、基本的なクラスだと別料金で有料となります。
なので、できるだけ荷物をコンパクトにして、機内持ち込みする人がほとんどです。
また、機内持ち込み荷物にも、制限があります。
簡単に言うと、長辺56cm以内のバッグ2つ、合計7kgまで。
私は、軽量でたためるようなボストンバッグ1つに着替えなど、主な荷物を。
そして、携行品を入れるにはちょっと大きめなトートバッグを1つ、帰りにお土産なんかもそれにいれる心づもりで持ちこみました。
夫も同じく、持ちこめるサイズの軽いボストンバッグに、トートバッグ。
機内でも、座席上部のトランクや、前の座席の下に荷物を納めないといけないので、ボストンはもちろん、トートバッグにも口にファスナーがついていると、便利です。
セキュリティチェックのように義務的な荷物の重さの検査はありませんが、明らかに見た目で大きなバッグ、または、お土産で紙袋を何個も持っている人は、止められていました。
どうしても荷物を預けないといけない場合は、事前に予約した方が若干お得になるようです。
荷物を預けずに済むと、搭乗前後の手続きや荷物を待つ時間がないので、その分スムーズで楽でもあります。
◆事前座席指定は有料。
ANAやJALと違う点がもうひとつ、事前の座席指定も有料です。
今回はせっかくなので、夫と一緒の席がいいな、と思い、座席指定をしました。
ひとりのときは、チェックインのタイミングで自動的に座席が割り振られるようなので、あまり気にしなくてよさそうです。
◆48時間前のウェブ・チェックイン、モバイル搭乗券を活用。
ジェットスターには、ウェブ・チェックイン、モバイル搭乗券という仕組みがあります。
スマホならジェットスターのアプリ(またはPC)を使って、搭乗48時間前~1時間前なら、どこにいても「チェックイン」ができます。
つまり、当日、空港に着いてまずジェットスターのカウンターに向かう、「チェックイン」の作業を、家や空港に向かう前、事前にウェブでやっておいて、当日は直で保安検査場に向かうことができるのです。
カウンターでのチェックインは、通常、予約番号を伝えて(もしくは機械で入力して)チケットを発行してもらったり、荷物を預けたりして、その後、セキュリティチェックに向かいます。
それにも制限時間があって、フライトの何分前までにカウンターにこなければアウトです、ということになります。
効率を重視するLCCは、時間に厳しい傾向があります。
でも、預ける荷物さえなければ、事前にウェブチェックインを済ませてしまって、
を携帯すれば、まっすぐ保安検査場に向かえるのです。
ANAのスキップ、JALのタッチアンドゴーサービスとほぼ同じですが、LCCによって、導入している会社としていない会社があるようです。
カウンターでチェックインを済ませないといけない制限時間より、保安検査場を通過する制限時間のほうが少しだけ遅いので、時間にゆとりが持てます。
あまりチェックインがギリギリだと、ウェブチェックインが使えない非常口席に割り振られたり、清算が済んでいなかったり、子どもが居たりすると使えなかったりするので、事前確認をお勧めします。
◆アルコールは持ちこみ可だけどそれは飲めません。
最終便の機内販売の軽食は、半額になる、かも?!
今回、夫の仕事の関係で一番遅い便に乗ったのですが、途中のアナウンスで、機内販売の軽食の一部、ベーグルとかカレーパンとかが、半額になるとのこと。
ちょっと小腹がすいていた私は、ベーグルを購入してみました。
普通においしかったです♪
国内線の機内販売の軽食メニューは、こちら(↓)
また、持ちこんだアルコール類は、機内では飲むことができません。
つまり、新幹線のノリで弁当と缶ビールを買っといて、機内でプシュっというわけにはいきません。
開封済みのものは、ペットボトル類と同じく検査に通されて、未開封のものと同じく持ちこむこともできますが、飲んではいけない。
つまり、アルコールは機内で買ってね、ということですね。(ビール500円から)
同じく、蓋のない紙コップのコーヒーなどもアウトで、ANAやJALであるような機内の無料のドリンクサービスもありません。
なので、お茶やお水のペットボトル1本を持ちこんで、どうしてもあったかいコーヒーなど飲みたくなったら、一杯200円の機内販売を使うこともできます。
ホテル日航成田の、One Harmony会員はお得!
初めての成田空港に到着。
でも、LCCなので、LCC専門の例の第3ターミナルですが。
そこから、タクシーで5~10分(ホテルのリムジンバスが第2ターミナル、時間帯によっては第3ターミナルまで出ていたりしますが、ちょうど時間帯の関係で、タクシーに)。
今回予約したホテルにチェックイン。
いつもの私たちなら、アクセスが多少不便でもとにかく安い宿を探すのですが、今回、ホテルだけ、中級クラスのホテルを予約してみました。
成田はちょっと特殊な場所で、成田空港と成田駅は微妙に近く、でも、離れています。
- ジェットスターが発着する成田空港のLCC専用第3ターミナルには、JRの駅がなく、隣の第2ターミナルまで歩いて移動しなくてはいけなかったり
- レンタカーを借りるので駐車場無料のところがよかったり
- 私はその辺のカフェとかパン屋さんで朝食でも構わないのですが、夫はしっかり和食の朝食を食べたい派だったり
いろいろな条件をバランスして、車移動を前提にしたら、
- JRの成田駅よりも成田空港(しかも第3ターミナル側)に近く、
- 早めの予約なら、結構安くで、きちんとしたツインルームがとれて、
- 自慢のビュッフェ朝食付き、
の、ホテル日航成田がベスト!という結論に。
楽天やじゃらんなどを通さずに、オフィシャルから、One Harmonyというニッコー・オークラグループの会員に入って予約しました。
一番低いクラスの無料会員でもいくつか特典があるのですが、
なかでも、
- 会員割引の宿泊プラン
- 14日間の駐車場無料
- 500ml×2人×2泊=4本、合計2Lのミネラルウォーター
- 館内飲食施設の10~20%割引
- 2人×2泊=4枚、ウェルカムドリンクチケット(コーヒーカウンター、レストラン、ラウンジバーなどで使える)
などの特典が、私たちにとって、お得!でした!!!
レンタカーを停めるのに、大きな駐車場が無料で、しかも、ホテルの目の前がニッサンレンタカーで(横断歩道がちょっと遠いですが)便利でした!
日航成田には館内にローソンが入っていて、車がないとアクセスしづらい場所がら、とても便利なのですが、ミネラルウォーターを4本ももらったら、ローソンすら使う必要もなく。
館内に、お寿司屋さんやレストラン、コーヒーカウンター、バーなどが入っているのですが、それらも割引。
はじめは、館内の飲食施設なんて、高そうだから使わないよね、使ってもコーヒーぐらい?というつもりだったのですが、それが、ウェルカムドリンクチケットのおかげで、一転。
部屋に荷物を置いて、無事、到着。
仕事上がりでフライトだった夫も疲れてるし、もう10時過ぎと夜も遅かったので、あとはお風呂に入って寝るだけです。
その前にちょっとひと息つきたいね。
1階のローソンでビールでも買ってくる?
でも、チケットあるよ。
時間的にコーヒーよりも。
ということで、日付指定でその日までとなっている2枚分のウェルカムドリンクチケットを持って、夫と、最上階のラウンジバーへ、行ってみました!
そんな場所にはこれまであまり縁もなく、なんか緊張しましたが、時間も遅く席もあいていたので、奥の革張りの立派な椅子の席へ。
きちんとしたバーで、一面ガラス張りの最上階11階から、目の前の成田空港に次々発着する飛行機が見えて、真正面の真上には、ストロベリームーン!
ホテルのウェルカムドリンク、って、ロビーにコーヒーマシンやサングリアが置いてあってご自由にどうぞ、とか、ひどいとミネラルウォーターを渡されたりすることもありましたが、ここではノーチャージで、ちゃんとしたバーのカクテルを1杯無料で頂くことができました。
夫は、モヒート。
私は、シャンパンのカクテル、キールロワイヤル。
えー何この展開?!
なんだかとても豊かでステキな時間を過ごせました。
やっぱり、世界中からここへ集まってきて、世界中へ飛び立っていく飛行機を眺められるって、成田だけの特典です。
カウンター席には、成田というだけあって、国際色豊かなお客さんが、思い思いの時間を過ごしていて。
ちょっとだけ、頭の中の世界地図が小さくなったような、国内旅行じゃなくて海外旅行に来たような、自由な羽根を手に入れたような気がする、そんな時間でした。
しかも、一面のガラス窓越しの広い夜空には、年に一度のストロベリームーン、というスペシャル。
とても幸せだったので、一品だけおつまみをオーダーして、いい時間を過ごさせてもらいました。
それも、会員価格。
とてもいい気分だったので(お酒に弱い私はシャンパンにやられて酔っぱらいましたが)、やっぱり、残りのチケット2枚を持って、2日目の夜もラウンジバーへ行ってしまいました。
ちょっと時間が早かったので、今度はカウンター席へ。
「お、連チャンですか?」
と、バーテンダーの年長のおじさまが話しかけてきたり。
今度は、私がモヒート、夫がジントニック。
モヒート、少し蒸し暑くなってきてから、ほんとにおいしいですね!!!
お酒に強くない私ですが、ほんとにおいしく飲みました。
またおつまみ一品頼んで帰るつもりでしたが、
「せっかくだから、ここでしか飲めないカクテルを一杯だけ、飲んで帰ってくださいよ!うちはオレンジも生搾りですからねー、ウマいですよ!」
「でも私、めっちゃお酒弱いんですよね~。ノンアルでも作れます?めっちゃ薄めとか?」
「もちろん!(ドヤ顔)」
というバーテンダーさんとの会話を楽しみつつ、最後の夜は、もう一杯ずつ。
夫はビール、私はおすすめのオリジナルカクテル(アルコール薄め)を。
その名も、「モンローウォーク」!
バーテンダーさんのオリジナルカクテルだそうで、濃厚なマンゴーやパインジュースに、トロピカルな花がきれいで、確かにアルコールは薄めなのにしっかりお酒の味もして、おすすめ通り、おいしいカクテルでした!
こういう細かいオーダーに答えられるって、やっぱり、プロ、職人なんですねー。
よく考えたら、 私たち、結婚10周年。
車移動の田舎に住んでいると、片方が運転しないとどこにも行けないので、二人一緒に外で飲めるチャンスなんてないし。
旅先で、こんな夜があっても、いいですね。
思わぬいい時間に、感謝です!
と、まずはのん兵衛話になってしまいましたが、
- 航空券をディスカウントして、
- 宿は、早め予約と他の交通機関とのバランスで、いつもよりいいホテルをリーズナブルに予約して
- トラベルサイトを経由せず、オフィシャルサイトから無料会員に入ったら
なんだか安心して拠点を置くことができ、しかも、ワンランク高いサービスで、成田らしい、日常では感じられない豊かさを感じることができました。
次の記事から、神社仏閣巡り、地味目な旅日記になります。