自家製ペスト・ジェノヴェーゼで、おうちパスタ。初夏の瓶詰め、梅シロップ。蒸し暑い日に、ホワイトラムで自家製モヒート、おうちカクテル。応用、自家製ノンアルドリンク。
自家製ペスト・ジェノヴェーゼで、おうちパスタ。
今年も、この季節がやってきました。
庭のスイートバジルが育ってきたので、雨が続く時期に風通しを良くしたり、葉の数を増やすために、ざっくりと思い切って剪定、摘心をします。
そのときたっぷりとれる、初物の青々としたバジルで、早速、ペスト・ジェノヴェーゼを作りました。
作り方は、こちらから(↓)
今回は、松の実だけじゃなくクルミも入れて、コクをアップしました。
そのかわり、なんと、にんにくを入れ忘れ!
なので、おろしにんにくを調理の時に追加する形式にしました。
休日のお昼、太めのリングイネを茹でて、たっぷりとひと瓶からめて、頂きました♪
ほとんど混ぜるだけのパスタなのに、香りが立って、おいしい~~♪
やっぱりこのソースには、太めで平たいリングイネのもちっとした感じが、合います。
あと入れのにんにくも、意外と、風味が立って、おいしかったです。
マリナーラソースや、ガパオライスなど、バジルが活躍する季節がやってきました。
わさわさと茂るので、またこまめにペスト・ジェノヴェーゼを作りおきして、楽しみたいと思います。
初夏の瓶詰め、梅シロップ。
今年は、瓶詰めをたくさん作りました。
ペスト・ジェノヴェーゼの1回目、梅味噌、梅シロップ、梅ジャム。
この写真にはありませんが、らっきょう、梅干し、自家製アンチョビも。
瓶詰めのラベルは、ラベル屋さんというソフトを使って自分で好きにデザインしたものを、エーワンのラベルシールに自宅のプリンタで印刷して作っています。このひと袋で660枚!何年分かのラベルが作れます。(↓)
もう午前中から汗だくになるほど蒸し暑い中、家の掃除をしていたら、73歳女性、大家さんの草刈り鎌の音が。
大家さんの作業の時のいつもの正装、花柄の日よけ帽に長袖かっぽう着、軍手にゴム長靴の、フル装備。
暑くないのかな?と思うけど、直射日光を遮ったり虫対策になったり、本当に炎天下で作業をする人たちは、みんなフル装備をしていますね。
湿気を含んだ熱射にも負けず、コツコツと草を掘り返し、我が家の近くの生垣のあたりまで進んだ大家さん。
やっぱり汗だくみたいだけど、70代とは思えないほど、ほんとによく体が動きます。
ちょっと挨拶したり、私も家の掃除で出たり入ったりしながら、鉢植えのズッキーニの話などして。
あ、そうだ!と思いつきました。
大家さんの草取りがようやく最終コーナーを曲がったあたりで、自家製の梅ソーダを作って差し上げることに!
透明な氷に自家製梅シロップを注いで、ゲロルシュタイナーで割って。
梅シロップは、冷たい水や炭酸水でわると、暑い日には本当においしいです!
汗をいっぱいかいているときは、そこにひとつまみの天然塩を入れるとなお、おいしい!
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大家さん、
「まぁまぁ!こういうのがいちばんうれしいのよ!ほんとに、ありがとう。」
とおっしゃって、喜んで飲んでくださいました。
最後は、まだ大きかった氷まで口いっぱいに頬張って、何度もお礼をおっしゃって、また、草取りに励んでいらっしゃいました。
田舎ではみんな退屈しないから、元気なお年寄りが多い、と大家さんはおっしゃいます。
80代90代の人たちが、元気に畑仕事をしている、それに比べてまだ自分は70代だから、と。
確かに、この辺りに住んでいると、みんな田んぼや畑を持っていて、毎年、毎月、毎日、季節ごとにやることがあって、退屈はしません。
植物の成長を見て、世話をして、収穫して、食べ物として加工して、また耕して、植えて、草刈りをして、と、自然のサイクルの中に生活が組み込まれているので、その季節ごとにあった野良仕事をしていれば、頭も体も、充実したトレーニングになります。
大家さんがいうには、こうやって、私なんかの若い世代と話をすることも、若さの秘訣なんだそう。
いつもお世話になりっぱなしの大家さんに、梅ソーダを1杯だけですが、ささやかなお礼ができてうれしかったです。
蒸し暑い日に、ホワイトラムで自家製モヒート、おうちカクテル。
応用、自家製ノンアルドリンク。
先日の旅行で、ラウンジバーへ行ったことをきっかけに(↓)、
帰ってきてから、夫と、おうちでカクテル、するようになりました。
カクテルを作るお酒は、ウォッカやジンやウイスキーなど、いろいろありますが、庭のミントでモヒートを作りたい♪ということで、ホワイトラムを一本買いました。
一回に使うのは30mlとか45mlとかなので、一本買うと、かなり長く持ちます。
メインにするお酒をひとつ決めてしまうと、そのお酒でできるカクテルのレシピをまずは調べて、何も知らない状態からでも、おうちカクテルを始めやすくなります。
カクテルといえば、シャカシャカするシェイカーがぱっと頭に浮かびますが、
必ずしもシェイカーがなくても、タンブラーに直接材料を入れて混ぜて作る、ビルド、という方法で作れるおいしいカクテルがたくさんあるので、まずはそれから。
<モヒート>
蒸し暑いこの季節に飲みたいカクテル、ナンバーワン!
庭のミントをたっぷり摘んできて、ライムを絞って。
爽やかな香りと、ラムの明るいラテンな味。
グリーンの色味も、鮮やか。
週末の夜に作ると、一瞬で開放感に浸れます。
作り方は基本的に簡単で、いくつもレシピがありますが、夫と2、3回作ってみたところ、我が家では、このレシピに落ち着きました。
- ロングタンブラーに、1/4個に切ったライムを指で絞り、そのまま入れる。
- きび砂糖シロップもしくはきび砂糖(1tsp)を入れ、ペストルでつぶし、ライムとなじませる。
- ミントの葉を(茎を多く入れると苦みが出るそうです)加え、ペストルで押しながら軽くなじませる。
- 氷を入れる。(できるならクラッシュしたほうがいいようです)
- ホワイトラムを45ml(私はお酒に弱いので30ml)、氷に当てるように注ぐ。
- タンブラーの上まで来るように、トニックウォーター(我が家では炭酸水のミネラルウォーター、ゲロルシュタイナー)を注ぐ。
- バースプーンで底からよくかき混ぜ、最後に飾りのミントを加える。
ペストル、とは、モヒートの材料をタンブラーの底でぎゅぎゅっとつぶす、すりこぎのような道具です。
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やっぱりモヒートは、ミントとライムが香ってこその、さわやかなおいしさです。
ライムを植えるのは、なかなか収穫まで長くかかりそうですが、少なくとも強くてよく育つミントは、自家製のものをたっぷり使って飲んだほうが、おいしいです。
<キューバ・リブレ>
これはとても簡単なカクテル。
タンブラーに氷を入れ、ラム(30~45ml)を注ぎ、コーラで割るだけ、です。
バースプーンで底からよく混ぜ、仕上げにライムを飾って、飲むときに自分で絞って頂きます。
近所に、コーラのミニ缶が50~60円で売っていました。
これだと、ちょうど夫と2人分作るのに、ひと缶。
無駄が出ないので、いいです。
陽気な味がします。
<ハバナビーチ>
本来は、シェイカーで作って、ショートグラスで出すカクテルです。
ショートで出すものは、温度や濃度が変わっていくと味が落ちてしまうカクテルなんだそうです。
なので、ハバナビーチも、本当はシェイカーで急冷しながら作り、カクテルグラスで少量飲むほうがおいしく飲めるようです。
でも、我が家にはまだショートグラスもシェイカーもないので、レシピを応用して、ちょっと炭酸水でわる感じで、タンブラーにビルド。
この日は、生のレモンバームがあったので、上に乗せたりして、アレンジしてみました。
基本の割合は、ラム30ml、パイナップルジュース30ml、シロップ1tspです。
トロピカーナなどの少量入りのパインジュースを冷蔵庫に常備しています。(↓)
ほんとに、ハバナビーチ、という感じの、トロピカルなカクテルです!
これまで作ってみたものだけでも、これだけいろいろなお酒を飲むことができました。
他にも、ラムベースの代表格、「ダイキリ」は、ラムとレモンジュースと砂糖。
それを少し甘くしてソーダを加えたら、「ペドロ・コリンズ」。
オレンジジュースで、「キューバンスクリュー」。
オレンジもレモンも使えば、「プランターズ・カクテル」。
ココナッツミルクを使えば 、「ピニャ・コラーダ」。
一本、ホワイトラムを買うだけで、こんなにいろんなお酒がおうちで飲めるなんて、思いもしませんでした!
プロのバーテンダーさんが作るカクテルは、これまた職人技でおいしいのでしょうが、自宅でいろんなカクテルが楽しめて、お酒の弱い私は量を加減したりしながら飲めるので、おうちカクテル、とても楽しいです!
そして、そのレシピをちょっとアレンジして、お酒ナシで作ってみると、日中の暑い時間帯にちょっと飲むだけで爽快になる、ジュースとはまた違った、自家製ノンアルドリンクを作ることもできます。
<ハバナビーチ風、ノンアルドリンク。>
パイナップルジュースを、炭酸水で割っただけです!
甘さはシロップなどで加減して、ちょっと上にハーブなど乗せれば、甘いパインジュースそのものを飲むより、夏はおいしく感じたりします。
炭酸水をトニックウォーターにすれば、もっとカクテルっぽくなるかもしれません。
沸き水汲み場で、ちいさなカニさんを見つけました。
冷たい清流の中で、なんとも涼しそう!
うらやましい姿です。
<はてなブックマークへの返信>
ブクマ、ありがとうございます。
おうちカクテル、こう暑いと外出も大変なので、オススメです。
まだまだ夏は始まったばかり、夏に負けないよう、sumahobonzinさんもどうぞご自愛ください。