kurashito~暮らしと

暮らしが幸せになるためのことを、日々追究しています。

トラディショナル100%で、自家製バゲット。白梅干し、らっきょう漬け。ブルーベリーとミントとアラザンで、バースデーシフォンケーキ。 和牛肩ロースでお手頃本格ステーキ。残った生クリームで、ごちそう明太子パスタ。

トラディショナル100%で、高橋雅子さんの「上級のバゲット」。

トラディショナル100%で、自家製バゲット

またまた、器の修繕に没頭しているうちに、あっという間に6月が過ぎようとしています。

金継ぎに使う、漆というものは、硬化するために湿度と温度、両方が必要です。
でも、梅雨ほどの極端に高い湿度は、強火の生焼けみたいに表面だけ早く乾きすぎたり、刷毛目が残ったり、しわが寄ったりしてしまうので、調整が必要なのです。
あたふたしながらも、今月末の納期の分が何とか滑り込み間に合いそう、でも、丁寧さは妥協しない、と、日々、ひとつひとつの器に向き合う、充実した毎日です。

梅雨らしく降る日が続きましたが、昨日から少しだけ梅雨の中休み。
梅雨明けが恋しくも、本格的な夏の到来がちょっとだけ怖い、そんな6月末です。 

 

忙しいですが、週末のバゲット修行、続けています。
高橋雅子さんの「上級のバゲット」のレシピでおいしいバゲットが焼けるようになりたくて、

ゆっくり発酵 バゲット&リュスティック (少しのイーストでつくるパン3)

ゆっくり発酵 バゲット&リュスティック (少しのイーストでつくるパン3)

 

 

いろいろと工夫を重ねています。

前回の記事では、最初の混ぜ方の工夫で、ずいぶん作りやすくなってきたことを書きました。

 

そして早速、いつも使っている「リスドオル」という準強力粉と、新しく「トラディショナル」という粉を半々にブレンドして焼いてみました。
うっかり写真を撮り忘れましたが、なんだかふわっとしつつも、気泡がよくできたバゲットが焼けたのです。

 

そしてその次の週、つまり先週末、さて、今回も半々で、と思っていたのですが、他の家事に手間取ってバタバタしている間に、なんと、ボウルにザバーっとトラディショナルだけを100%、入れてしまいました!

何となくいつもより粉の色が暗めだなぁと思いながら、イースト入りの水と混ぜ合わせてからやっと、あ!全部入れちゃった!と気付く始末。

でも、いいのです。何も間違いじゃない。
今回は、トラディショナル100%でバゲット、焼いてみることにしました!

 

思っていたより割と扱いやすくて、 いつも通り、バゲットが焼けました!

トラディショナル100%で、高橋雅子さんの「上級のバゲット」。

週末、切り分けてみると…、一番上の写真の通り!
いままでこんなにきれいに気泡が入ったことはありませんでした!
サクっと軽いのに、最後はモチっとする、いい食感。ほのかにいい香りもします!
夫からは、「いつもコレでいいんじゃない?」と。

バゲットには、小麦粉、酵母、塩、水、しか入っていません。
それだけに、素材の味がそのまま出るもの。
本国のフランス産はもちろん、国産でもいろいろな品種の粉が実は売っていて、それぞれに特徴があるようです。
それらを探しながら、ブレンドしながら、我が家のバゲットの味、これからも探していきたいと思います。

 

 

白梅干し、らっきょう漬け。

梅しごと

いつもお世話になっている大家さんから、自宅になっていた梅を頂きました!

夏の暑いときにも敷地の草取りに精を出す、70代女性の大家さん。
ありがたいな、せめて、と思って、自家製の梅シロップを炭酸で割って、ときどき飲んでもらっていました。

我が家はいつでも冷蔵庫に常備しています。後から炭酸を足したのでなくて源泉からすでに炭酸水として湧いている、硬水で炭酸強めの、ミネラルウォーター。糖類など一切入っていないので、レモン汁を垂らしたり、そのままでも、ガツンと、ビールの代わりにもおいしく飲めます。(↓)

GEROLSTEINER(ゲロルシュタイナー)500ml×3本

GEROLSTEINER(ゲロルシュタイナー)500ml×3本

 

 

すると大家さん「あの梅のジュースは、どうやって作るの?」 と。
そんなこんなな話をしていたら、今年は梅が豊作で、今度梅ちぎりをするんだけど、いらない?と言われ、私、大喜び。
しばらくしたある日、玄関先に、2kgほどの梅が置いてありました。

大家さんの家になっているものなので、当然無農薬。
大きさも手頃で、いい感じです!

去年漬けた小梅の赤い梅干し、夫のお弁当に毎日入れているのですが、それでもまだたくさんあって、

なので今回は、半量を赤紫蘇をいれない白干しの梅干しに、残りでまた梅ジュースを作ることにしました。

ひとまず梅干しの分を塩漬けしたら、たっぷり梅酢が上がってきたので、そのまま土用干しまで待っています。

 

また、毎年夏に食べるらっきょうも、3時間かけて2kg、下処理をして、漬けました! 

去年のらっきょうは、こちらから(↓)

 

無事、甘酢漬けにしてあるので、来週あたりにはおいしく食べ始められそうです。

梅雨どきになると忙しい、梅仕事とらっきょう仕事。
暑い夏を元気に過ごすための、備えです。

 

実はもう一回分、らっきょうを仕込みたいなと思っていて、お店にらっきょうがまだ並んでいる時期になんとか取り組めるか、ギリギリのところです。

らっきょう仕事、梅しごと。

 

6月の末は、一年のちょうど半分。
夏越の大祓、と言って、大晦日と同じように大掃除などをし、神社で茅の輪くぐりをして、半年分の穢れを落として残る半年を元気に過ごす、古来からのならわしがあります。
夏越の大祓については、こちらから(↓) 


我が家でも、日頃できない押入れの奥の埃や、流し台、浄水器のカートリッジ、換気扇フード、排水口などなど、毎日できるところから掃除を心がけています。

 

中でも、梅雨時期の洗濯槽のカビ汚れには、思わずギョっとします!
我が家では毎月1回は、これを使って、洗濯槽の掃除をしています。 

シャボン玉 洗たく槽クリーナー 500g

シャボン玉 洗たく槽クリーナー 500g

 

 

今月はカビが特にひどくて、2回、すすぎをしました。
おかげでスッキリ! 
カビがひどい時ほど達成感もあるので、梅雨時にぜひ、オススメです。(ドラム式は不可)

使い方は簡単。
洗濯槽に粉を入れ、最高水位まで水をため(私は最初に少しお湯をいれています。理想はぬるま湯以上の温度ですが、水でもOK)、数分「洗い」でまわして、そのまますすぎや排水をせず、数時間置いておきます。
数時間後、ギョギョっ!!!
黒いカビがたくさん水面に浮いています!
あまりひどい時は、キッチンペーパーなどでカビをある程度すくってからでもいいし、通常はそのまま、いつもの洗濯コースでそれを流すだけです。
汚れがひどい時は、最高水位でさらにもう1回、洗濯コースをかけておくと、その後の最初の洗濯ものに黒い汚れがつきにくくなります。

我が家では、大晦日と夏越の大祓の年に2回、下着や靴下などを買い替えます。
ちょうど冬物と夏物の2回になるので、都合がいいのです。
半年間毎日洗った下着や靴下は、新しいものと入れ替えるとき、そのクタクタ加減に改めてびっくりしてしまいます。
感謝して、気持ちよく下半期を迎えたいと思います!

 

 

ブルーベリーとミントとアラザンで、バースデーシフォンケーキ。
和牛肩ロースでお手頃本格ステーキ。

ブルーベリーとミントとアラザンで、バースデーシフォンケーキ。

6月のある日、夫の誕生日でした。
今年は平日だったので、夜、ご飯とお味噌汁と一緒に、気取らないけどご飯に合うようなステーキと、夜遅くてもあまり負担にならないシフォンケーキでお祝いすることにしました。

シフォンケーキは、もう何十回作ったか知れない、なかしましほさんのプレーンなシフォン。

まいにち食べたい“ごはんのような”シフォンケーキの本

まいにち食べたい“ごはんのような”シフォンケーキの本

 

 

卵黄も卵白も4個分で無駄がなく、やさしい甘さでモコモコときめ細かいおいしいシフォンが焼けます。 

 

今年は、道の駅でブルーベリーを見かけたので、庭のミント、そしてアラザンと、ちょっとだけデコレーションしてみました。
ブルーベリーといえば、夫の実家の庭で毎年おいしい大粒のものがとれるのですが、なんだか忙しくてもらいに行きそびれました。
来年はせっかくなので、夫の父母の愛情がこもったブルーベリーをぜひ使わせていただこうと思います♪

私は普段、素朴なお菓子しか作らないので、生クリームのデコレーションは、ニガテです!
なので、もう、シフォンの上面にクリームをべらっと。
その上にブルーベリー、ミント。
もうちょっと華やかにするために、今年は少しアラザンを使ってみました。

それでも素朴で何とも言えない見かけですが…。
目の疲れもとってくれるブルーベリー、夫と一緒に美味しく頂きました!

アラザンにも、細かいものから大粒、金色など、いろいろあるのですね!

プティパ アラザン0号 10g

プティパ アラザン0号 10g

 
プティパ アラザン6号 10g

プティパ アラザン6号 10g

 
私の台所 アラザン イエローゴールド 3g×6個

私の台所 アラザン イエローゴールド 3g×6個

 
 

 

次回はちょっと大きめの粒を少しだけ散らすのもかわいいかなと思いました。 

 

そして、ステーキ。

毎年、地元のお肉屋さんで、我が家でも買えるようなお肉を相談に乗ってもらっているのですが、今年は、このお肉を勧められました!

和牛肩ロースでお手頃ステーキ。

和牛なんだけど、サーロインとかではなくて、肩ロース。
見た目もステーキっぽくて、夕食のおかずとしてちょうどよい大きさ。それでいてサーロインの半額!
ある年はサーロインの大きめのを買ってきて、半分に切って二人で食べた事もありましたが、それより、こちらがよさそうです。

お勧めしてくれたお肉屋さんのお兄さん、奥からかたまりの肩ロースを担いで出てきて、ちょうどいい厚さに2枚、その場で切り売りしてくれました。

 

買ってきてすぐに黒酒に浸けて冷蔵庫へ。

黒酒は、お肉をやわらかくする活きた酵素アミノ酸が旨みを足し、さらに作りだし、臭みも消してくれます。
ほっとくだけ。まさに最強調味料。

 

<我が家流、ステーキの焼き方> 

  1. 食べる30分ほど前には冷蔵庫から出して常温に戻しておいて、焼く直前に片面だけ粗塩と黒胡椒。
  2. よく熱したフライパンに牛脂や油をひき、強火で、 片面1分半~2分、裏面30秒ほど焼いたら皿に取りだし(黒酒のせいで焦げやすいときは、少し火は弱め)、余熱で火をいれます。(今回はつけあわせのインゲンもお肉と一緒にフライパンに入れました。)
  3. 少しだけ火を弱め、フライパンに残った油に赤ワインを注ぎ、アルコールを飛ばしてから、醤油を加えて、少し煮詰めたものを、お肉にかけます。
  4. ミニトマトとカイワレも添えて、できあがり! 

 

ナイフで切ってみると、絶妙なピンク色!
夫もびっくりするほどのおいしさで、早くも来年の誕生日が楽しみ、だそうです(笑)

梅雨から夏に向けて、ステーキで元気をつけて、頑張りたいところです!

 

 

残った生クリームで、ごちそう明太子パスタ。

家でケーキの生クリームを泡立てると、大抵、残ります。
そんなときは、豆乳ヨーグルトの乳酸菌を加えて発酵バターにしてしまうのもいいし、

濃厚なカルボナーラを作るのも、その他料理にコクをプラスするのもいいのですが、

久々に、食べたくなりました。
明太子パスタ!

 

残った生クリーム&スーパーの辛子明太子の切れ端で、明太子パスタ

 

 スーパーの安い辛子明太子、しかも切れ端のパックの見切り品なんかを買ってきて、スプーンでざざっと皮をとり、生クリームに浸けて、そこにほんの少し黒酒を垂らして冷蔵庫に入れておくと、旨みたっぷりで臭みのない、極上の明太子ペーストが簡単にできます。(黒酒は加熱しないとアルコールを含むので、子どもや運転前には注意)

あとは茹であがったパスタに絡めて、仕上げに刻み海苔。
豆乳ヨーグルトや牛乳などで作る時は、仕上げにバターを加えるとおいしいのですが、生クリームで作る場合、バターも要りません。

おうちで作る明太子パスタの作り方は、こちらから(↓)

市販の明太子パスタソースを買うのがもったいない!と思ってしまうこと請け合いの、残った生クリーム&スーパーの辛子明太子の切れ端の、ごちそうです。