kurashito~暮らしと

暮らしが幸せになるためのことを、日々追究しています。

『おいしい野菜の見分け方』

おいしいピーマン

 ホンモノの夏がやってくる。
そんな予感を、道の駅で見つけました。
みずみずしくて、パプリカ並みに肉厚で、もりもりっとしたピーマン。
テンションあがります♪
 
おいしいピーマンの見分け方、知ってますか?
簡単に言うと「グラマーなものを選ぶ」といいそう。
ピーマンは軸の小さい方がいい。あとは肩の張りぐあい。ゴロっと、あるいはぼっこりなっている方がいいんです。なで肩で、形がちゃんとついていないものは、やめた方がいいです。つまりはグラマーな方がいいですね。(『おいしい野菜の見分け方』2009 徳岡邦夫 より)
まさに!このピーマンのゴツい肩幅ともりもり感には、納得です。
食べてみると、とにかくみずみずしくて、肉厚で、香りがさわやか!
 
他にもトマト、葉物、果物、根菜、いろんな野菜と果物の見分け方が写真付きで載ってるこの本、期待以上におもしろい本でした。
おいしい野菜の見分け方

おいしい野菜の見分け方

 

野菜を作る農家さんと一流の料理人が、同じじゃがいもやにんじんを眺めながら、○×つけて、あーでもないこーでもない言うのも面白かったんですが。

それ以上に、最後の対談が、すばらしい!

タイトルのおいしい野菜、から、肥料や育て方、有機農業だからっておいしいわけじゃない(私もそう思ってた!)、自給率、巨大化したJAや中央卸売市場という仕組みの問題(規格に合わせるためいらない薬を使い、田舎から都会の中央卸売市場に出したあと、田舎に持って帰ってきて、高く買っている!)、米、都市と農村、などなど。

目の前の小さな野菜から、話はどんどん広がって。

そこには、スーパーで買う消費者は、知らないような問題や、同時に可能性があるんですね。生き方や社会も大きく変えていくような。

 

おいしい野菜って、幸せですよね。

おいしい野菜をはぐくむ自然があるし、それを食べることで自分も元気になるし。 

いつか、身近な、生態系の一部になってるような野菜を、誰でもが食べれる世の中になりますように。

 

 

 

 <今日の本『おいしい野菜の見分け方』>

おいしい野菜の見分け方

おいしい野菜の見分け方