『おいしい野菜の見分け方』
ホンモノの夏がやってくる。
そんな予感を、道の駅で見つけました。
みずみずしくて、パプリカ並みに肉厚で、もりもりっとしたピーマン。
テンションあがります♪
おいしいピーマンの見分け方、知ってますか?
簡単に言うと「グラマーなものを選ぶ」といいそう。
ピーマンは軸の小さい方がいい。あとは肩の張りぐあい。ゴロっと、あるいはぼっこりなっている方がいいんです。なで肩で、形がちゃんとついていないものは、やめた方がいいです。つまりはグラマーな方がいいですね。(『おいしい野菜の見分け方』2009 徳岡邦夫 より)
まさに!このピーマンのゴツい肩幅ともりもり感には、納得です。
食べてみると、とにかくみずみずしくて、肉厚で、香りがさわやか!
他にもトマト、葉物、果物、根菜、いろんな野菜と果物の見分け方が写真付きで載ってるこの本、期待以上におもしろい本でした。
- 作者: 徳岡邦夫,西村和雄,山口規子(写真)
- 出版社/メーカー: バジリコ
- 発売日: 2009/05/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 5回
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野菜を作る農家さんと一流の料理人が、同じじゃがいもやにんじんを眺めながら、○×つけて、あーでもないこーでもない言うのも面白かったんですが。
それ以上に、最後の対談が、すばらしい!
タイトルのおいしい野菜、から、肥料や育て方、有機農業だからっておいしいわけじゃない(私もそう思ってた!)、自給率、巨大化したJAや中央卸売市場という仕組みの問題(規格に合わせるためいらない薬を使い、田舎から都会の中央卸売市場に出したあと、田舎に持って帰ってきて、高く買っている!)、米、都市と農村、などなど。
目の前の小さな野菜から、話はどんどん広がって。
そこには、スーパーで買う消費者は、知らないような問題や、同時に可能性があるんですね。生き方や社会も大きく変えていくような。
おいしい野菜って、幸せですよね。
おいしい野菜をはぐくむ自然があるし、それを食べることで自分も元気になるし。
いつか、身近な、生態系の一部になってるような野菜を、誰でもが食べれる世の中になりますように。
<今日の本『おいしい野菜の見分け方』>
- 作者: 徳岡邦夫,西村和雄,山口規子(写真)
- 出版社/メーカー: バジリコ
- 発売日: 2009/05/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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