港町の花火大会で感じた、あったか感。
先週の日曜日、夫と花火大会に行きました。
この町に引っ越すまでは、ちょっと遠いし渋滞するし、と、行ったことなかった花火大会。引っ越したことで隣町になり、初めての参加です!
着いた頃は、まだ夕暮れ。
この港町は、とっても夕陽がきれい。
ステージの爆音や、露天の熱気の上には、こんなにやわらかい夕空。
夫の職場の人たちが、2家族ぐらい+その親戚などで場所取りをしていたので、相席させてもらいました。
差し入れのビール6本+自分たちのノンアルコールビールを入れたソフトクーラーボックス、うちわ、ウエットティッシュ、ビニル袋、足元を照らすライト、そして、この椅子。
この椅子は座り心地もいいし、ちょうど持ち運びやすくて、長時間の花火大会には必須です。
夜風も港の熱気で冷めやらぬまま、大人たちはビールでますます陽気に。
何家族もの子どもたちが一緒になって笑って叱られてもみくちゃになってワイワイして。
最後には知らない3~4歳の甘えん坊の男の子が、私の膝に乗っていました。
「屋台の食べ物も高いから、来年はひろーくビニールシートで場所取りして、バーベキューだな!」
そんな声もあがっていました。
長年感じたことがなかった「あったか感」。
この町では、子どもたちものびのびしています。のびのびしてるけど、どの家の子もどの家の親でも見る感じなので、ちゃんと危ない時は叱られて、守られています。
大人たちも人懐っこくて、男性は特に子どもと一緒になってもみくちゃになって。
自分の家族だけじゃなくて、職場の同僚の家族、その親戚まで一緒になって、同じブルーシートに譲り合いながら座るのです。
帰り道、いつの間にか道に詳しくなって、渋滞をうまくさけて裏道を走れるようになっている夫の隣で、「あったか感」に包まれながら、家路につきました。