kurashito~暮らしと

暮らしが幸せになるためのことを、日々追究しています。

お手紙、アフリカの友へ届け!

手紙

お手紙、書いてますか?

ケイタイなんて無かった私の子どもの頃は、授業中も小さなメモ帳に他愛もないことを書いて、先生の目を盗んで友達にまわす、そんなゲームに夢中だったり。

学校の募集で、見知らぬ外国の女の子と文通したり。アメリカ人のヒスパニック系のヘビメタが大好きな女の子で、カセットテープを送りあったり(年齢がバレる)、カルチャーショックを受け合いながら、遠い異国に想いをはせ、郵便配達のバイクの音に胸をときめかせていたものでした。

メールやパソコンがなかった昔は、今よりずっと、手書きの手紙をポストに投函して、ワクワクしてたな、と思います。

もう、今となっては、年賀状ぐらいでしょうか。

大人になって気付くと、そのワクワクは、失われていました。

 

電波では送れないもの

でも、今日は、お手紙、書きました!

宛先は東京都内。でも、想いの届け先は、遠い遠いアフリカの地です。

大人になって社会人になってから、知り合いがやっていたのを真似てみたのが、きっかけの、アフリカ友の会という、アフリカの支援団体への、お手紙です。

今日、偶数月の会報誌が届いたところです。

africa93.sakura.ne.jp

 

中央アフリカ共和国。内戦、政情不安、貧困、HIV問題。

中央アフリカ共和国という灼熱の土地の、首都バンギにある、主にHIV患者、その孤児、生活貧困を支援するための団体で、日本人の女性が代表をつとめています。

中央アフリカの平均寿命は、49.48歳。

日本の平均寿命は、84歳。

なんですか?!この差!!!

ブログ記事にしようと思って、今、初めて知りましたが、衝撃でした。

 

資源や商品作物はとれるものの、内陸で輸送コストがかかったりして、なかなか利益には結びつかないようです。また、商品作物は結局国民の口には入らないので、国民一人当たり、一日200円で生活しているとか。

中央アフリカ共和国首都バンギでは、100円で4人家族の1食分が賄われます。
例)バケットパン1本(10円)、鰯缶1つ(120円)

入会・寄付のお願い | アフリカ友の会より)

バゲット1本・サバ缶1つ、が、4人分の1食!

なのに、それすらも難しいようです。

 

ごく最近も残酷な内戦になって、難民が多くいたり、HIVの感染が問題になったり、その治療が継続できなかったり、その孤児たちがたくさん居たり、栄養失調児の問題も。

私はまだまだ勉強不足で、中央アフリカ共和国について明るくないのですが、ざっと調べただけでとにかく過酷な状況にある国だ、というのはよく分かります。

アフリカ友の会では、首都バンギに保健センターを設立して、HIVやその他の医療支援、給食サービス、教育、自立の必要なシングルマザーやHIV孤児へ就業・就農支援などを行っていて、二か月に一回、会報誌が送られてきます。

 

使用済み切手を送っています。

そして、私の今日のお手紙は、何カ月かに一回の、使用済み切手の郵送でした。

日々少しずつ切り取ってはポチ袋にためておいた使用済み切手に、一筆だけ添えて、普通郵便で送ります。

使用済みの切手は、グラム換算されて、切手収集家が買い取ってくれるそうで、それが活動資金になるそうなんです。

2015年8月現在、アフリカ友の会で集めているのは、

  • 未使用・使用済みの切手
  • 未使用・書き損じのハガキ
  • 未使用のカード

だそうです。それと別に、北海道で編み物でサポートしている人たちもいるそうで、そちらへ毛糸も送れるようです。

 

端数の寄付

もちろん月会員としてサポートすることもできるようですが、私はまだまだその余裕が持てず、我が家の家賃など振込のついでに、郵便局のATMで、残高の端数とか、300円とか、その程度の寄付をしています。

郵便局のATMなら、月何回かは、振込手数料が無料なので、小額でも寄付しやすいんです。

 

支援の形

「アフリカ=かわいそう」とかは、私たちの世代には、もうリアリティがないほど、すりこまれてきたこと。

でも、違うと思うんです。

もしかしたら、自分がそこに生まれて、49歳で内戦の犠牲になっていたかもしれない。

逆に言うと、そこで生まれて、たくましく生きようとしていたかもしれない、その人生の中でも喜びがあったかもしれない、やりたい事や愛したい人があったかもしれない、と思うんです。

だから、かわいそうだからお金をあげる、んじゃなくて、同じように、「生きてほしい」から、そのための自立や底上げの気持ちで、募金をしています。

アフリカ友の会は、切手や小額寄付など、個人にも参加しやすい方法を提供してくれますし、クラウドファンディングなども使い、過酷な状況にありながらもその支援も場当たりではなく、自立のための農地や就業のサポートまでしています。

 

ビル&メリンダ ゲイツ基金

世界中に、たくさんのそういう支援や募金があります。

私は偶然、このアフリカ友の会への寄付、という方法を知ったので、私のできる範囲で続けていますが、あのマイクロソフトビル・ゲイツ夫妻が作った基金

Bill & Melinda Gates Foundation

というのがあるそうで、そこが、この「アフリカ友の会」にも、年間10万USD、出資していることを、今日、知りました。

主な協力団体:
(国名)
ビル&ミリンダ ゲイツ基金(米国)
定期刊行物: 会報(二ヶ月に一度・偶数月発行)
出版物: ・プサマカシ(1991年読売新聞社刊)
エチオピア日記(1989年海声社刊)
・ザンベ(1993年中央出版社刊)
・シンギラミンギ(2001年サンパウロ刊)
財務情報: 総収入:30,866,000円
総支出:22,173,434円
ビル&ミリンダ ゲイツ基金年間10万USドルを除く

アフリカ友の会特定非営利活動法人アフリカ日本協議会資料より)

 

ビル・ゲイツの、すばらしい基金について、読んでいて鳥肌が立ちました!

詳しくはこちら↓

sanin-birth.hatenablog.com

 

遠い国の、自分の分身へ、届け!

おこづかいもあまりないような主婦の私ですが、家に送られてくるDMの切手を切り取っておいたり、82円の切手を買ったり、かわいい一筆箋を選ぶことぐらい、できます。

子どもの頃の、あのお手紙のワクワクを思い出して、大人になった私が送る気持ち、遠いアフリカの誰かの命まで、届け!

大人になってから、手紙でワクワクする相手、こうやって探す方法も、あります!

 

詳しくは、こちらまで!

<アフリカ友の会>

africa93.sakura.ne.jp

〒115-0053
東京都赤羽台4-17-18-1102
TEL 03-3909-7114
FAX 03-5948-9105

<郵便振替番号 口座名義>
00100-2-658734 アフリカ友の会