なかしましほさんのバナナケーキと、みやざき紅茶の午後。秋がやってきた!
秋雨が一度止むごとに、さらさらとした風が感じられるようになってきました。
暑い時期はなんとなく焼き菓子作りから遠ざかっていて、昨日、ふと、その時が来た!という気分になり、久しぶりに、ケーキを焼きました。
リピートしまくり、の、なかしましほさんのバナナケーキ。
なかしましほさんの、バナナケーキです。
私が初めて作ったなかしましほさんのお菓子で、もう軽く30回以上は作っている、大好きなお菓子です。
卵は共立てで、しっとりして、バナナの香りがよくて、くるみやココナッツファインの食感が良く、全粒粉の風味もかすかにして、生地にコーヒー液が加えてあるので、甘さをぎゅっとひきしめてくれて、腹もちがよくて、朝食にもなるようなケーキです。
大好き!
このケーキが載っている「もっちりシフォンさっくりクッキーどっしりケーキ」には、マフィンやシフォン、クッキーやガトーショコラなど、いろんな種類の焼き菓子のレシピが載っています。材料をいろいろ入れる感じの、なかしまさんこだわりな感じです。
もっちりシフォンさっくりクッキーどっしりケーキ オーガニックなレシピノート
- 作者: なかしましほ
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 2007/09/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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このレシピ本のずっと後に、もっとシンプルな、ベーキングパウダーを使ったバナナケーキのレシピも出されていますが(↓)
私の中でバナナケーキといえば、「もっちりさっくりどっしり」の方。
これからも何十回も作るかと思います。
でも、この、「ごはんのような」シリーズのレシピ本も大好きで、ケーキの本、クッキーの本、シフォンの本、それぞれ分かれているのですが、どの本にも、何度も作っているものがたくさんあります!
解説が写真つきでとても丁寧なので、あまりお菓子作りの経験がなかった私も、この本に楽しく鍛えてもらって、焼き菓子を焼くことができるようになりました。
ちょっとアレンジ
私流アレンジは、少しお酒を加えることです。
ラムでもいいのですが(↓このラム、ほんっとに夢心地な香りがします。オススメ!)、
カクテル「カルーアミルク」でおなじみの、コーヒーのリキュール、カルーアを少しだけ加えています。
今回、久々に作ったので、つい、カルーアの分同じだけ水分を減らしてしまいましたが、アルコールが蒸発するので、減らす分は少しだけでOKです。その分ちょっとパサっとしてしまいました。
あと、卵を泡立てる時、ハンドミキサーの後少しだけ手で泡立てると、きめが細かくなるのですが、それを今回ちょっとやりすぎ、というか手際が悪くて、ほんとはもっとふんわりしっとりになるはずでした。
何回焼いても、毎回ちょっとだけ反省点が。
でも次回もっとうまく焼きたい、と思えるのでいいんですが。
日本人にしっくりくる、「作れる」おやつ。
なかしましほさんのお菓子は、てんさい糖やきび砂糖、和三盆糖などを使っていたり、バターではなく菜種油、牛乳より豆乳などを使っているものが多くて、どこか日本人にしっくりくる、ほっとするお味です。
国立にお店があり、最近移転したお店にはカフェもあるようで、いつか行ってみたいものです。
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材料へのこだわりもいいのですが、どこか気さくな、飾らないところがなかしましほさんの魅力でもあり、ほぼ日のサイトで、ライトな無料レシピを毎週金曜、ツイッターで公開する企画が以前ありました。
リアルタイムで全国の「作ったよ」レポートの写真がツイッターに流れ、なんだか楽しくもりあがりました。
私も、この企画でシュークリームを初めて作りました。
気さくで飾らない、まさに「みんなのおやつ」です。
秋の午後、紅茶と。
休日、資格試験の勉強をする夫と、午後の息抜きに。
紅茶とバナナケーキ、秋の午後ですね。
昨日は、宮崎県の五ヶ瀬地方、宮崎茶房の、有機紅茶のリーフをいれました。
とっても色と香りがいいんです。
高千穂や五ヶ瀬に行った時に買ってきました。
私、どこにいってもすぐにお茶類を買ってきてしまうのです。
だって、帰ってきてからもずいぶん長く楽しめるので。
ちょっとした夢♪
あ、一番上の写真のケーキカバー、とっても重宝しています。
何か焼いて、この中に入れておくと、夫が好きな時に食べています。
お菓子を焼くようになってから、こんなケーキカバー、夢だったのですが、何年か前、とうとう買ってしまいました!
ちょっとしたことで、なんかとっても幸せです♪