下関の瓦そば(かわらそば)をおうちで手作り。休日の外食費を節約するコツ!
昨日は日曜日。
休日のご飯は、ワンプレートで済ませることが結構多いんです。
定番のカレー類、ハヤシライス、それに最近、ビリヤニというインドの炊き込みご飯?みたいのとか、シンガポールチキンライス。それにお好み焼きや、皿うどんなど。夫が作ってくれるときは、チャーハンやパスタも。
昨日は、下関名物の瓦そば(かわらそば)にしました。
下関は、行ったことがないのですが、夫の弟のお嫁さん、つまり義理の妹が下関の出身で、いつだかみんなで集った時にふるまってくれて、初めて食べました。
瓦で焼く、そば。
人数が多かったので、義妹ちゃんが作ってくれた日は、ホットプレートでたくさん焼いてくれました。
基本は、茹でた茶そば、甘辛く炒めた牛肉、錦糸卵、が具です。
それに、たっぷりの小ネギ、刻み海苔、をのせて、普通のめんつゆとはちょっと違って、酸味がほのかにあるあったかいおつゆに、もみじおろしやレモンを絞って、頂きます。
これが、ほんとにおいしかった!
茶そばの緑と、卵の黄色、ネギの緑、色もとってもきれいで。
油を引かずに、焼いた瓦の上でパリっと焼くのと同じように、ホットプレートの上でもあまり動かさず、茶そばの辺縁や底面を、パリっと焼くのがポイントです。
食感がいろいろで、おだしとよく合って、おいしい!
その後、我が家の休日ワンプレート入り、決定しました!
つゆは、どうしたもんか。
いざ、思いだして作ろうとしても、ないものがありました。
あのほのかに酸味のある、独特のつゆです。
かわらそばセット、みたいのだと、濃縮でついているようです。
でも、あまりこちらではセットは見かけません。
本場では、おうちで食べるために、瓶入りのおつゆもあるそうで、義妹ちゃんのご実家が、送ってくださったこともあったのですが、こちらの店ではあまり見かけません。
めんつゆにお酢を足してもいいのでしょうが、やっぱり本場の味をあまり知らないので、自信がなく。
ということで、おつゆのレシピを探して、自分で作ってみることに。
かわらそばのつゆは、簡単に作れる!
レシピは、こちらを参考にしました。
うちでは電子レンジはあまり使わないので、その材料を、小さなミルクパンで作ってみました。
うちでは2人分なので、材料は半分で。
すると…とーーってもおいしい!!!
パックのかつおぶしとはいえ、一応一番だしの香りが豊かで、ちょうどいいほのかな酸味、めんつゆの旨み。
かつおぶしと、酢、みりん、砂糖、醤油。材料は以上で、家にあるもので作れるのに、びっくり!
週末前の、つくりおき
かわらそばは少なくとも、茶そばを茹でるのと、牛肉を甘辛く炒めるのと、フライパンで蕎麦を焼くのと、おつゆをあっためるのは、直前にしたいです。
それでも、コンロ2つ×2回、フルで使います。
なので、それ以外の材料は、週末の前につくりおきしておきます。
- 錦糸卵~2人で卵3個分。
- つゆ~2人分。
それだけ作っておいて、あと、
- 牛肉
- ねぎ
- 刻み海苔
- 茶そば
- もみじおろし
- レモン
をそろえておけば、OK。
重すぎず、軽すぎず、お昼にも夜にもいい、休日におすすめのワンプレートです。
私は材料をバッチリ揃えたつもりで、肝心の茶そばを買い忘れる事がよくあります。笑。
西南戦争の薩摩軍からうまれた、下関の名物。
ブログ記事にするにあたっていろいろ調べてみたら、かわらそばの由来を発見!
西南戦争の際に熊本城を囲む薩摩軍の兵士たちが、野戦の合間に瓦を使って野草、肉などを焼いて食べたという話に参考にして、1961年(昭和36年)に高瀬慎一が開発したとされる。
(瓦そば - Wikipedia)より
そうなんですねー。
なかなかワイルドな料理ですが、それを茶そばにしたり、ほんのり酸味のつゆにしたりするところが、なかなかオツです。
違う土地の、食べた事もなかった料理。
不思議なご縁で我が家の定番料理になり、その歴史にも思いを馳せつつ、おいしく頂いています。
休日に外食費を減らすコツ
休日は、
- 一部作り置くことで、楽ができて
- 洗いものはできるだけ少なく
- ちょっと日常とは違う雰囲気を楽しく味わえる
そんなご飯にすることを心がけています。
それをするようになって、我が家では、外食費が節約できるようになりました。
楽しくないと続かないし、意味がないので、旅先の料理やお店のメニューの再現や、違う土地の料理なんかを、その原則にあてはめて、作っています。
せっかくの休日のご飯。「楽しく」が、一番ですね!