木漏れ日の秋。初焼き芋、ありがとう。
さらさらと、木漏れ日が作る影が、とてもやさしい季節になりました。
朝晩は涼しいを通り越して、寒いぐらい。
今日、縁結びフォトコーデライターのさとうみゆきさんが、Facebookで、ステキな夏の夕暮れの緑の葉っぱとその影の写真を投稿されていたので、あぁそうだな、と改めて気付きました。
上の写真は、週末、夫のおばあちゃんのところまで遠出したとき、神社の脇で撮影しました。
遠くなる暑さ、肌に心地いい風。この季節、一番好きかもしれません。
この季節と言えば、やっぱり、おいしいものも。
2、3日前のお昼ごろ、玄関のチャイムがなりました。
「うちの畑のお芋だから、あんまり甘くはないかもしれないんだけど、朝から弱火でじっくり焼いてみたんだけど・・・」
いつも謙虚な大家さんが、アルミホイルに包まれた焼き芋を持ってきてくれました。
70代ぐらいなんだけど、いつもあちこち作業をしていて、とても元気!
「この集落にはもう子どもたちは戻ってこないからね、これからは私たちが年をとってもなんとか頑張っていかないといけないと思うのよ」
そんな事を言っていたのも聞いたことがあります。
お芋、とってもほっくりして、甘すぎず、滋味深いお味。
割ったところの写真を撮り忘れるぐらい、おいしかったです。
ちょうど夫が風邪をひいていた日、翌朝、夫は大家さんのお芋を食べて、大家さんの優しさとパワーをもらって、出勤していきました。
田舎に引っ越してきて、9か月。
今朝洗濯ものを干そうとしたら、メスのクワガタが転がっていたので、枯れ葉をはさませて、ちょっと遊んだり。
たまに街に出て帰ってくると、心底癒されてほっとしたり。
家で毎日飲む湧き水が、どこにも売っていないおいしさで、体を潤してくれたり。
生まれ育った市とは全然違う、豊かさに日々気付く毎日です。
そこから、たくさんのことを学んで、何かお返しをしていきたいと思っています。