まるで塩豚角煮!アレンジで、カンタン冬瓜の豚バラ巻き。
この間、丸ごと一個デビューした、冬瓜。
「冬瓜の鶏団子汁」、「冬瓜のポタージュ」、ときて、昨日は、「冬瓜の豚バラ巻き」を作ってみました。
レシピは、こちらを参考に、ちょっとアレンジ。
アレンジで、まるで塩豚角煮!ほろほろ冬瓜の豚バラ巻き。
クックパッドのレシピも、さっぱりと薬味を乗せておいしそうだったのですが、レシピを見てふと思いだしたのが、コウケンテツさんの、塩豚角煮。
コウケンテツの鍋、汁もの、煮込み―うまいおかずレシピ50 (別冊すてきな奥さん)
- 作者: コウケンテツ
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2008/11
- メディア: ムック
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図書館で借りたこの本に載っていた塩味の豚の角煮。一度作ってみたことがあります。
塩の角煮?って最初ピンとこなかったのですが、これが!
コッテリさっぱり?というか、豚の角煮のこってり感に、でも味はコクのある塩味、何より仕上げに黒胡椒をひくのが、もう絶妙。
なので、クックパッドのレシピに、3つのアレンジを加えてみました。
- 黒酒を使って、うまみに加えてやや甘みもプラス。
- 煮汁にニンニクをひとかけ加える。
- 仕上げに、黒胡椒をひいて、薬味として白髪ねぎ(と、偶然在庫があったので豆苗も)を乗せる。
すると・・・
冬瓜のほろっと崩れる食感に、豚バラのコクとうまみが濃厚!
豚バラのスライスで冬瓜を巻いたものなのに、まるで、まるごと、塩豚角煮です!
落とし蓋で30分煮るだけなので、角煮を作ろうとする労力より、ずいぶん楽チン。
実は、豚バラがちょっと足りなくて、どうしよう?!と思いましたが、おいしい煮汁なので、何も巻かない裸の冬瓜もいくつか一緒に煮てしまいました。
豚バラ巻きじゃない裸の冬瓜も、もちろんおいしい煮汁がしみて、何の違和感もなく、おいしく頂きました♪
セールでついでに買っておいた豚バラだけで、おかず、作ることができました~。節約!
これは塩角煮の味になりますが、煮汁を、砂糖・みりん・濃い口しょうゆで作れば、定番の醤油味の甘辛い角煮になると思います。
ほろほろの冬瓜に味がしみて、おいしそう~~。
つけあわせは、あり合わせで、さっぱり酢のもの。
つけあわせは、思いつきで、さっぱりした酢のものにしました。
塩もみしたキュウリ、油抜きした薄揚げ、お湯で戻して切った春雨を、すりごまと三杯酢で和えるだけです。
<薄揚げは、冷凍>
薄揚げって、冷凍できるので、油抜きして切って冷凍しておくと、使いたい時にさっと使えます。
<春雨は、いつもストック>
春雨は、小さいボウルに入れて、ポットのお湯を注ぐだけ。ほぼインスタントラーメンと同じぐらい、手のかからない食材です。
カロリーも低いし、乾物だけに保存がきくし、小分けのものが売っているので、いつも切らさないようにしています。
他にも炒めものに使うと、おいしい煮汁を吸って、とてもおいしくかさましできます。
<三杯酢って便利>
三杯酢は、小さなかわいいすり鉢で白ゴマをすって、そこに砂糖・お酢・薄口しょうゆで作りますが、私はそこに黒酒をちょっと入れてうまみUPしています。
小さなすり鉢で作っていますが、だいたい一回分で作りすぎてしまうので、半分は小さなタッパーに入れて、2,3日は冷蔵庫にとっておきます。
お弁当に色どりを加えたい時、夏はオクラなんかをさっとあえて入れたり、タコかなんかでもう一回別の日に酢のものができるし、作っておけば、便利です。
↑ 持っているのとは違いますが、おろし付き、便利そう!
↑ すりこぎは、やっぱりさんしょうの木が、丈夫でいいですね。使ったらさっと水洗いして、つるして保管しています。
大きな野菜+ヒント+ありあわせで、「!」な食卓を。
冬瓜をまるまる一個買ったことで、献立の工夫が必要になり、そのために調べたりするうちにレシピを見つけ、過去に読んだ別のレシピのイメージをたぐりよせ、食べたことのない、おいしい、しかもラクな新たなレシピを発見しました。
それにあうさっぱり副菜は、キュウリ+乾物+冷凍+いつもの調味料。
ありあわせで、買いに行ったり調べたりする労力もお金も節約できました。
冬瓜デビューが、思いもしなかった楽しいチャレンジをくれる毎日。
まだまだ冷蔵庫で眠っている冬瓜、次回は、ブログのコメントでアイディアを頂いた、沖縄でいうところのソーキ、軟骨付きの豚のあばら肉と、じっくり煮込みをつくってみようと思います!