手作り、牛すじのパスタ。「小屋BOOKS」の踏み出した、”1歩”というミラクル。
牛すじのトマト煮込み、リングイネ。
休日前に仕込んで作り置きしていた牛すじのパスタソース、昨日のお昼、リングイネにかけて頂きました。
茹で時間10分のところを8分ちょっとで取りあげて、パスタのフライパンで少し長めにソースとからめました。
海塩とひきたて黒胡椒で味をととのえて、たっぷりのパルメジャーノをおろして、たっぷりのパセリを刻んで。
リングイネのもちもち感と、深く煮込んだ牛すじのコクうまで、食べごたえもあり、満足感たっぷり、とーってもおいしかったです!
気持ち、トマトピューレが多かったのか、トマトが主張しすぎかな。
次回は少し控えめにしてみようと思います。
パスタもだんだん、秋冬メニューになります。
飲み物はやっぱり、ゲロルシュタイナー。
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- メディア: 食品&飲料
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味のある硬水で、強めの炭酸。
昼のパスタには、ワインじゃなくて、こちらのほうがいいですね♪
わずか2坪の、新刊本書店!
昨日、本10冊で自分を表現する、というテーマで、記事を書きました。
そして、本つながりで、とてもおもしろい記事を見つけました。
もうすぐその場所では閉店されるみたいですが、小さな小さな本屋さんのお話です。
小さな小さな「古本屋」だったら、あちこちで聞いたことあるのですが、このお店のすごいところは、古本じゃなくて、「新刊本」。
つまり、全国規模の大きな本屋さんと同じく、新品の本を並べて売るお店だということです。
この間、こんな記事を書きました。
私、出版業界については、まったく経験も知識もない素人なんですが、素人だけに、この本を読んだとき、たくさんの驚きがありました。
そのひとつが、本を出版して売る流通経路が特殊で、小さいところがとても新規参入しにくいということ。「取次」という仕組みですね。詳しくは記事、レビュー『"ひとり出版社"という働きかた』。私は、どんな円を描く? - kurashito~暮らしとをご覧ください。
でも今回のgreenzの記事にある「小屋Books」さんは、たった2坪のお店で、堂々とそこに参入し、「新刊」を売るお店として、年間750冊を売り上げたというのです!
踏み出してみる、というミラクル。
記事を読んで思ったのは、その人の内側からあふれる強い思いに素直になれば、誰でも一歩は踏み出せるし、それが結果を生みだす、ということです。
取次会社に勤めた経験から、本棚サイズで始める新刊書籍の販売というアイデアを見つけ、信じた未来に向かう一歩を踏み出した松井さん。
(中略)
もしも、あなたが「自分らしい仕事をしたい」「このアイデアを実践したい」と思うなら、まずはその気持ちを言葉にしてみませんか?
そして、松井さんが開拓者としてリトルトーキョーに参加したように、自分のアイデアを実践できそうな場所に参加してみましょう。
もしも、いくらお金がかかるのか気になるようなら、自分に負荷がかからないサイズに変えて、スモールスタートしてみたっていいんです。
すべて遠回りに見えるかもしれないけれど、そんなちょっとした、でも着実な一歩を踏み出すことが、きっとあなたを自分らしい仕事と結びつける確かな道になります!
(初期費用18万7000円。わずか2坪で年間売上750冊を達成! リトルトーキョーにある働き方の総合書店「小屋BOOKS」が実践した、狭小スペースの小商い | greenz.jpより)
もし、松井さんが、そんなに強く「こういう取り組みをしたい!」と思っていなかったら、
「現状は、新規参入なんてムリな仕組みなんだから」
「お金がかかるからムリ」
「生活費は出ないと思うよ」
「今やれているところはゼロなんだから、そんなのうまくいくはずないよ」
など、いくらでも「一歩を踏み出さない」言い訳は、出てきます。
現状はこうだから、という、現状が変わらない、現状に変わってほしくない、という気持ちが、自分のやりたいことを実現させる環境を芽から摘み取ってしまいます。
しかもたいてい、そのほうが常識的、と思われます。
普通は、みんなこっちを選びますね。
でも、松井さんは、自分の内側からあふれる強い思いがあったから、「ムリでしょう」と言われようが、「できる一歩」から、踏み出した。そこに違いがあったようです。
小さな店で始めよう。
取次と契約できないから、買い取りで小ロットでやってみよう。
生計をたてる別の仕事があるから、常駐しているお店にレジを委託しよう。
大工道具は使ったことないけど、みんなでやってみよう。
現状ではムリでしょう、という事をやっちゃうにあたって、how to?って、最初からはっきりみえなくても、踏み出してみたら、その途中でいろいろな協力者や工夫が見えてくるんですね。
いや、踏み出したから、見えてきたんですね。
見えてくるまで踏み出さない、と思っていたら、永遠に踏み出すことはなかったでしょう。
なんだか、胸のすくような、元気の出る、気持ちのいい記事でした!
本をとりまくエトセトラ。
本好きだと思ってきた私ですが、知らないことだらけ。
本自体だけじゃなくて、最近、本のまわりにもちょっとだけ興味がある、そんな読書の秋の休日です。