自家製ツナの作り方とマリナーラソースでパスタ。日曜の午後、カフェラテ。十三夜。十二直。
自家製ツナ、作ってみました。
金曜日に、週末の作りおきのひとつとして、「自家製ツナ」を仕込んでおきました。
以前、この記事を目にしてから、作りたくてたまらなくなった手作りツナ。
rocketnews24.com
作り方は意外と簡単で、赤身の刺身をサクで買ってきて、塩をし、水けをふき、各種ハーブやスパイス、にんにくなどを入れて、オリーブオイルで弱火で煮る。それだけです。
早速、シビ(マグロのまだ若いもの?)の刺身が、2サクで300円台!だったので、買ってきました。
いくつかのサイトを参考に、まずは塩をしてしばらく置き、水分をふいて、にんにく、ローズマリー、黒胡椒、ローリエ、白ワインを入れ、オリーブオイルを注ぎました。
弱火で15分ほど煮込んで、そのまま冷まします。
琺瑯のバットに移して、冷蔵庫で保管。
1週間は日持ちするそうです。
ちょっとだけ食べてみましたが、贅沢!!!
しっかりとまるで肉のように、ガッツリツナが食べられます。
作ってみて分かった事や、改善点もあります。
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最初から野田琺瑯のバットで作ったほうがいい?→使用した鍋の保熱力がありすぎて、弱火でも結構煮たってしまった。ふつふつと、低温で加熱するのが望ましい。そして鍋の大きさに対して刺身が少ないと、オリーブオイルがたくさんいるので、最初から直火で使える野田琺瑯のバットに、サク3~4本ぐらいみっちりいれて、そのまま加熱したほうがよさそう!
- 黒酒で漬けてから作ってみる?→たんぱく質をやわらかくし、臭みをとり、旨みを増やす黒酒の効果が発揮できそう。一晩冷蔵庫で黒酒に漬けて、直前に塩をして作ってみたらよさそう。
- エキストラバージンでないオリーブオイルのほうがいい?→量をたくさん使うので、どうしても安価なエキストラバージンを購入。若干、エキストラバージン独特の香りが主張しすぎな感じも。それよりも、香りの主張が少なく、もとから安価な普通のオリーブオイルのほうが向くかも。
日曜のお昼に、まずはパスタにして頂きました。
作りおきしておいたマリナーラソースを使って、ツナを漬けたオリーブオイルに、シンプルににんにくとツナ、パルメジャーノだけのパスタです。上に庭のイタリアンパセリを乗せました。
マリナーラソースは、オリーブオイル・唐辛子・にんにくに、トマト缶とバジルの生葉を入れ、塩コショウをして、40分ほど煮込むだけの、シンプルな、魚介によく合うパスタソースです。
パスタは、細めのフェデリーニを使いました。
缶づめを使うよりガッツリ感があって、とてもおいしかったです♪
ケイパーとかあれば入れてもいいかも?!
やっぱりパスタには、しゅわしゅわすっきり硬水炭酸の、ゲロルシュタイナーが合います!
お昼や、ノンアルコールにしたいときは、我が家の定番です!
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残りのツナは、またサラダや、ちょっとしたメインとしてレモン汁とちょろっと醤油などをかけてもおいしそうです。
刺身のサクなんて、刺身以外の食べ方はタタキぐらいしかなかなか想像できませんが、ツナは、ちょっとした「ついで料理」として、誰でも作れそうだし、おいしくて、ちょっと贅沢感を味わえます。
次回、また改善点を含めて、極上品を目指して、作ってみたいと思います。
改善点があることに、ワクワクしちゃいます♪
※後日、2回目挑戦。グレードアップしました。記事はこちら(↓)
日曜の午後、カフェラテ。
いつも平日ひとりの昼に飲んでいた、マキネッタでいれる、茶せんのあわあわカフェラテ。
ムセッティのクレミッシモというコーヒー豆がほんとにおいしいので、夫にも初めて出してみました。
クリーミーなエスプレッソに適した味と香り。ムセッティ クレミッシモ コーヒー豆袋 M250-CR(2... |
なかしましほさんの、素朴でほっこりなさつまいものタルト、それに黒糖ココナッツクッキーを作っておいたので、ほんわかソイラテで、脱力おやつタイムとなりました。
ムセッティのクレミッシモで、ちゃんと苦みがあるけどコクもあり酸味がないコーヒーをマキネッタで入れられると、豆乳やミルクがほんとによく合います。
これまでの我が家の定番、ハンドドリップのストレートコーヒーに、新たな選択肢が加わりました♪
昨夜は、十三夜でした。 明日は十二直で「満」で、満月(21:05~)です。
昨夜は、中秋の名月のひとつ、「十三夜」でした。
ススキを飾り、お気に入りのラジオ番組を聞いた後、夫と玄関を出てみたら、ちょうど真上に月が!
なんというか、十五でなく十三な感じなのか、どこかみずみずしい、透明感のある、丸く明るい月が出ていました。
虫の大合唱と、ひんやりとした風を肌に感じながら、月の光を浴びるように、しばらく見上げていました。
そのせいか、今朝は首が痛いのです…。笑。
本場中国では愛でる習慣がないという十三夜。
日本人の繊細な感覚だからこそ、愛でるのかもしれないな、と思いました。
とてもステキなお月さまでした。
そして、明日、2015年10月27日は、満月です。
さらに、十二直、という、昔からの暦でいうと、「満」の日。
なんだか満々な、満ちる満月になりそうです。
十二直(じゅうにちょく)とは暦注の一つで、建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉のことである。
(中略)
由来
北斗七星は古代から畏敬の念を持って見られた星座の一つであるが、この星の動きを吉凶判断に用いたのが十二直である。
昭和初期までは、十二直が暦注の中でも最重視されていたが、最近では六曜や九星を重視する人が多くなり、以前ほどは使われなくなっている。(十二直 - Wikipediaより)
北斗七星が基準になっていたことは、初めて知りました!
旧暦の月末月初はちょっと順番がダブったりすることがありますが、だいたい、「建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉」の順序で、毎日どれかの日なのです。
ちなみに今日は、「除」の日。障害を取り除く日で、掃除や浄化をして、障害を取り除くのにいいそう。治療をはじめるのも。
十二直 意味 運勢 建 たつ 万物を建て生じる日 よろず大吉の日。但し動土・蔵開きは凶 除 のぞく 障害を取り除く日 井戸掘り・治療開始・祭祀などは吉。結婚・動土は凶 満 みつ 全てが満たされる日 新規事・移転・結婚などは吉。動土・服薬は凶 平 たいら 物事が平らかになる日 旅行・結婚・道路修理などは吉。穴堀り・種まきは凶 定 さだん 善悪が定まる日 開店・結婚・移転・種まきは吉。旅行・訴訟は凶 執 とる 執り行う日 祭祀・祝い事・造作・種まきは吉。金銭の出入りは凶 破 やぶる 物事を突破する日 訴訟・出陣・漁猟・服薬は吉。祝い事・契約事は凶 危 あやぶ 物事を危惧する日 万事控えめに 成 なる 物事が成就する日 新規事・建築・開店は吉。訴訟・談判は凶 納 おさん 物事を納め入れる日 収穫・商品購入は吉。結婚・見合いは凶 開 ひらく 開き通じる日 建築・移転・結婚等は吉。葬式は凶 閉 とづ 閉じ込める日 金銭出納・建墓は吉。棟上げ・結婚・開店は凶 (十二直 - Wikipediaより)
暦って、「縛られるもの」ではなく、「自分のリズムづくりをするためのもの」というスタンスに立つと、とてもおもしろいものです。
生きていく中で、「除」する必要があるときもあれば、「満」する日もある。
それは、大きな目標やそれぞれの一生の中での、それぞれの役割を果たしているステップであり、暦があると、「どんな日も必要な日なんだ」と、肯定できたりします。
今日は、とにかく「除」して、明日の「満」を迎えよう、とか、「危」んで用心したあと「成」って、それをきちんと「納」めよう、とか。
たとえばこの十二直は、起源は飛鳥時代と言われています。
他にも二十八宿や、大安仏滅などの六曜、年ごとの九星など、たくさんの暦が交錯して、今日という日があります。
きっと、今より思い通りに制御できなかった頃の自然との付き合い方や、ままならない成老病死と寄り添っていく中で、人々が生きるためのよりどころの知恵として、生まれたものなんだと思います。
今はずいぶん状況が違いますが、忘れてしまった自然との繋がりを思い出したり、ややもすると機械やシステムのクロックに握られがちな自分のリズムを、ちょっとアナログな知恵に合わせてみると、自分の感覚を取り戻せたりします。
だから私は結構暦って大事だと思っていて、手帳に書き込んで、その日をイメージしてから一日を始めています。
十二直については、神社に売っている暦によく載っていますが、webで日めくりしてくださっている神社さんもあるようです。
明日はとりあえず、「満」の「満月」の日。
明日という一日、楽しく、穏やかに満ち足りた、ハッピーな気持ちで過ごしてみませんか?