kurashito~暮らしと

暮らしが幸せになるためのことを、日々追究しています。

90歳のおばあちゃんお手製の、おせち。夫の母の手作りしめ縄。元旦夜のお抹茶と和菓子。

おばあちゃんのおせち

90歳のおばあちゃんお手製の、おせち。

大みそかから元旦は、普段どおり自宅で夫と過ごしました。
地元の道の駅のお蕎麦を買ってきて食べたりして、明けた元旦の朝、二人分のお雑煮を作りました。

こちらの地域の具材の特徴は、干しエビを使うところです。
乾物の干しエビと昆布とカツオでだしをとり、あとは定番の里芋、花型に切ったにんじん、お餅、あとは干し椎茸と春菊、お麩、大豆もやしなどを入れました。

この地域に、人気の餅屋さんがあって、そこのお餅を使ってみたら、コシがあってみずみずしくて、なんというかお餅自体がすごくおいしいんです!
大手パンメーカーとかが出している鏡餅や切り餅の隣の棚で、一気に売り切れてしまう理由が良く分かりました。

街中に住んでいるときは、「餅屋さん」なんてなかったので、ほんとに「餅は餅屋」なんだなぁと、昔からあるすばらしいお店が繁盛していること、うれしく思いました。

元旦、年に一度のお雑煮ということで、私の亡くなった祖母が使っていた、朱塗りのお椀を使いました。
やっぱり漆の朱の色って、特別感があり、気持ちも晴れやかにしてくれます。

おいしく頂いて、夫と2杯ずつ、おかわりまでして食べました。 

 

お雑煮を食べた後、昼過ぎに夫の実家へ。
毎年、夫の実家で名物なのは、おばあちゃんお手製の、おせちです。
テーブルいっぱいならんだおせちは、色とりどりで、とてもきれいです!
しかも、手作りだから、どれもおいしくて心がこもっていて、飾りで場所をとるのではなく全部食べられる、おせちなんです。
料亭の何万円のおせちとは全然違う価値のある、家族のための愛情のこもった、美しいおせちです。

おばあちゃんのおせち

90代の夫のおばあちゃんは、ほんとに頭が下がるほどお元気で、私なんかよりずっとずっと働き者です。

毎年、年末が近くなってくると、原材料の買いだしが始まります。
イクラなどは計画的に、もっと早いうちから毎年のデパートの物産展で上物を買っておいて冷凍しておくものもあるそうで、乾物から魚介、練りもの類など、自分の足で歩いて電車に乗って乾物屋さんやデパートに毎日のように足を運び、おばあちゃんのおせちは着々と準備されていきます。
話を聞いてみると、「これは今年は味がおちたね」と、なかなか厳しい目で厳選しているようです。
どうりで、どれもおいしいのです。

おばあちゃんのおせち

おばあちゃんは創意工夫の意欲にあふれていて、「毎年変わり映えしなくて」などいいながら、実は去年とアレンジを変えた品々が並んでいたりします。
日頃からテレビで料理番組をやっていると、鉛筆と紙を取り出して、ささっとメモをとり、また新しいメニューに挑戦してしまうほどの、向上心。

毎年たくさんの品数のきれいなおせち料理を作り、みんなの喜ぶ顔あふれる華やかであたたかいお正月を演出してくれています。

おばあちゃんのおせち

おなかいっぱい食べて、残りは夫の妹ちゃんがきれいに詰め直してくれて、頂いて帰りました。
手作りのおせちだと、頂いて帰っても、ちゃんとおいしいので、幸せです。

 

夫の母の手作りしめ縄。

手作りしめ縄

そして、夫の実家のしめ縄、今年は夫の母が、手作りしていました。
縄をなう方法の教室をしている方がいるそうで、そこで習って作ってきたのだそう。

今年は我が家は門松を手作りして、そこに地元の作品の手でなった縄をしめました。

 手作り門松の生地は、こちらから(↓)

その縄まで自分でなえたら、ほんとにすばらしい!

ひと編みひと編みに、長い歴史での暮らしの叡智や自然との付き合い方、祈りや感謝や尊敬、いろいろなものがつまっている、手でなう縄、だと思います。

 

 

 元旦夜のお抹茶と和菓子。

元旦夜のお抹茶

元旦の夜、夫の実家で、おいしい豚しゃぶをみんなで食べました。
お鍋のおだしがほとんどなくなるほど、たくさんの野菜とお肉で、おなかいっぱい。
庭の畑でとれた春菊は、生でも甘くおいしいんです。

そして、別腹のお時間。

今年は、和菓子屋さんの和菓子を買ってきてあり、みんなでお抹茶と頂きました。

一杯目は、夫の母がお手本をいれてくれて、薄茶には本当は乾いたお菓子、生菓子には本当はもっとどろっと濃い、濃い茶をいれるものだとか、茶せんを使った最後に「の」の字に茶せんを引き上げると、中心に泡がふわっとたつこと、お茶碗をまわすのは、中心を外すためだということ、おろして器を観賞することなど、基本的な事を教えてもらいました。

和菓子屋さんの睦月の季節の和菓子は、色とりどりで、どれも季節や風流や新しい年を迎える意味がこめられていて、つくづくこういう日本のものって、ステキだと思います!

私はかわいい梅の花のお菓子。

元旦夜のお抹茶と和菓子

すっきりと苦いお抹茶と和菓子は、本当にベストマッチ!

たのしくなって、みんなでおかわりをもう一杯、今度はそれぞれ自分でいれてみたりして。
慣れない道具を使って、あれこれ言いながら、楽しい時間を過ごしました。

家でももっと、お抹茶、飲んでみようと思います!

アットホームで美しい、日本のお正月を満喫した元旦でした。

 

 

 

はてなブックマークへの返信>

id:rikimaruttiさん、ありがとうございます。
ほんとに、私なんかより数倍バイタリティーにあふれるおばあちゃんです。敵いません(笑)。
みんなでおばあちゃんが喜ぶ顔を見ながら「おいしい」「来年もよろしくね」と、おせちを食べるのが恒例になっています。ありがたいことです。

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