芽キャベツとアンチョビとケイパーのパスタ。雪の日の、スパイシーなチャイ。
芽キャベツとアンチョビとケイパーのパスタ。
予報どおり、吹雪く日曜日になりました。
夜までは雨で何もなかったのに、寒いなぁと思って朝起きると、外は一面真っ白!
ときおりびゅうと拭いたかと思うと、パラパラざらざらと固い雪が窓に打ちつけます。
もう何しても寒いのでゆっくり起きて、遅めの朝食。
お昼は、夫の母からもらった芽キャベツで、パスタにしました。
芽キャベツ、小さくてころころしてほんとにかわいいです。
でも今までまともに食べたこともないし、もちろん料理した事もなくて、毎日その愛らしい姿を眺めるばかり。
今日は思い切って、ネットで調べてみたら主流だった、アンチョビと組み合わせてオイル系のパスタにしてみました。
<我が家流、芽キャベツのパスタの作り方>
- フライパンに、多めのオリーブオイルとスライスしたニンニク・赤唐辛子を弱火で熱する。
- 鍋にたっぷりのお湯を沸かす。
- ニンニクの香りが立ってきたら、ケイパーと半分に切った芽キャベツを加え、塩を少々し、弱火でじっくりソテーする。
- 芽キャベツに火が通ってきたら、油に溶かしこむようにアンチョビを加え、全体をなじませる。
- 芽キャベツに白ワインを入れ、アルコールを飛ばす。
- 鍋のお湯に塩を入れ、パスタをアルデンテに茹でる。
- パスタの茹で汁をおたまで一杯ほどフライパンに入れて、油分と乳化させてソースにする。
- 塩と黒コショウで芽キャベツの味を調える。
- 茹であがったパスタの湯を切り、芽キャベツのフライパンに加え、ソースとよくからめる。
- 皿に盛り、エキストラバージンオリーブオイルを回しかける。
パスタは細めのフィデリーニにしました。
アンチョビはペーストが家にあったので、こちらを使いました。
ケイパーは、いいアクセントになります。
パスタのときは、いつも、ゲロルシュタイナーを飲んでいます。
ミネラル味のある硬水の、しっかりした炭酸は、ただの水なのに、なんだか飲みごたえもあり、我が家ではお酒のかわりにもしているぐらい。
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ほろ苦さがある芽キャベツは、春のふきのとうなどの苦みのある野菜みたいで、雪の日のお昼に、鮮やかな緑に心躍るパスタになりました。
クリーム仕立てにしてもいいのかな、と思います。
雪の日の、スパイシーなチャイ。
九州南部で雪なんて年に一度あるかないかで、車が通るところの雪は、はかなくも日中のお日さまで溶けてなくなってしまうものなんですが、今日は夕方になってもまだ吹雪いていて、今夜さらに積もるのかもしれません。
寒いので、久しぶりにチャイをいれてみました。
紅茶は、アッサムのCTCを使いました。
アッサムは、ミルクと相性がいい紅茶です。
インド・アッサム渓谷で産する紅茶です。まろやかさとキレがあり、更に深いコクがあり力強さも兼ね備えた味がアッサムの特徴です。ミルクとの相性が、とてもよい紅茶です。
CTCとは、細かくコロコロに砕いた茶葉で、煮出して力強い風味にするための製法です。
ミルクティ用、チャイ用として売っている茶葉は、だいたいケシやゴマみたいな黒いころころの顆粒状のCTCになっていると思います。
我が家ではだいたいいつも、シナモンスティック、クローブ、カルダモン、寒いときは黒胡椒もプラスして、全部、粒のままのスパイスを小さな鉢でつぶして、ジンジャーはパウダー・おろしたもの・干してある乾燥生姜のどれかと一緒に、茶葉と煮出して、いれています。
カルダモンは、種の中に黒いつぶつぶが入っていて、それを取り出して使います。
もうフレーバーのついたチャイミックスのアッサム茶葉もよく売っていて、それも手軽でおいしいですね。
クスミティーのチャイは、とってもおいしいし、缶もカワイイので、手軽でもちょっとおいしいチャイミックスの茶葉を探している方には、オススメです!
ちょうどシナモンスティックを切らしていたので、今日はシナモンパウダーです。
しょうがは、いつも葛湯やお味噌汁や料理に使っている、あっため効果の高い金時ショウガのパウダーを使いました。
<我が家流、チャイのいれかた>
- 少量の水をミルクパンに沸かす。
- シナモンスティックを半分~1本ほど(あまり粉々にすると苦くなる)に折る。
- クローブ、カルダモンの中の黒い粒、黒胡椒の粒を、小さな乳鉢などで軽くつぶしておく。
- ミルクパンの中の湯に、気持ち濃いめの分量のアッサムのCTC茶葉と、シナモンスティック、乳鉢でつぶしたスパイス、ショウガ(すりおろし・パウダー・乾燥生姜どれでも)を入れて、煮出す。
- カップをお湯であたためておく。
- 濃い目に煮出せたら、一度火を止め、牛乳を注ぐ。
- 弱火であたため、膜が張る前のいい温度になったら、茶漉しでこしながらあたためたカップに注ぐ。
- 仕上げにお好みで砂糖を溶かし、シナモンパウダーをふる。
今日は、シナモンスティックがなかったので、多めにシナモンパウダーをふったら、カップの中が汚れてしまいました。
濃厚なミルクとスパイスがマッチして、とてもあたたまりました!
チャイは、もともと安い茶葉を何とかしておいしく飲むための方法だったようですが、そこはアーユルヴェーダ発祥のインド、スパイスたっぷりで甘いミルクを使ったチャイは、体に良いスパイスを取り入れる、有効な方法だそうです。
こう寒いと、ミルクをガンガン煮たてる方法の濃厚なチャイも、試してみたくなります。
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今夜も相当冷えそうなので、あたたかい工夫をして過ごそうと思います。
体の芯から温まる、別府明礬温泉の湯の花の話は、こちらから(↓)
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