kurashito~暮らしと

暮らしが幸せになるためのことを、日々追究しています。

2016年、節分と、冬土用の終わり。猿田彦命、立春、本の図書館への寄贈、エアコンのクリーニング、排水溝の臭い対策。

2016年節分。

2016年、節分と、冬土用の終わり。

今日は、節分です。
節分の前日に、ポストにコトリと入った絵ハガキ
猿田彦という神様の絵の寒中見舞いをくれた、気の利いた友人がいます。

 

猿田彦命(さるたひこのみこと)という、「道ひらき」の神様】

猿田彦は、神話の中の神様のひとりで、大きな体をし、鼻が高く、目は遠くの遠くまで見渡すことができ、まるで天狗のように山々を飛び渡ることができたんだそう。

サルタヒコ、またはサルタヒコノカミは、日本神話に登場する神。『古事記』および『日本書紀』の天孫降臨の段に登場する(『日本書紀』は第一の一書)。天孫降臨の際に、天照大神に遣わされた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を道案内した国津神。『古事記』では猿田毘古神・猿田毘古大神・猿田毘古之男神、『日本書紀』では猿田彦命と表記する。伊勢国五十鈴川のほとりに鎮座したとされ、中世には、庚申信仰道祖神と結びついた。

サルタヒコ - Wikipediaより)

天孫降臨したニニギノミコトに、見知らぬ土地である地上の道案内をした神様なんだそうです。
そこからあやかって、道祖神として、また庚申塚(こうしんづか)が全国各地にみられたり、交通安全や方位の神様、さらに人生の道しるべ、案内、「道ひらき」の神様としても有名です。

仕事や人生を切り開き、良い方向に力強く案内してくれる神様、として、多くの人に信仰されているんだそう。
山を飛び谷を越え、自由自在にぐんぐん進む、頼もしいその姿は、まさに道ひらきをお願いしたい神様ナンバーワン。

我が家もその願いをこめて、立春を前にこの絵ハガキを送ってくれた友達にも感謝して、しばらく家に飾らせてもらおうと思います。
なんだか強そうで、鬼も退治してくれそうなので、節分にもピッタリ。

 

【節分の過ごし方】

ちょっと脱線しましたが、すっきりと晴れ渡った今日は、2月3日、節分です。
節分といえば、豆まきと、恵方巻き。
小さい頃、人を笑わせることばかりしていた祖父が、意外と真剣に(笑)豆まきをしている後ろについて回っていたのを、思い出します。

豆まきの仕方や由来は、こちらが詳しいです。(↓)

節分の豆まきの由来と作法 [暮らしの歳時記] All About

個人的に、このページの中の写真で、豆まきをしている神主さんのシャキっとした豆まきのフォームが、ツボです。(↓)

2/3 節分に落花生をまくって、有りですか? [暮らしの歳時記] All About

節分の大豆が食べきれない年齢になったら、福茶という手が!(↓)

節分の豆の食べ方…福茶でhappy! [暮らしの歳時記] All About

 

我が家では、今夜、夫が帰ってきてから、豆まきをしようと思っていて、今年新しく買った、木の匂いのするマスと福豆を、神棚にあげてスタンバイしています。
豆まきはその家の家長がするのがいいという話もあるので、松葉づえをつきながらでも、今年も夫にしてもらおうと思います(笑)。

恵方巻きは、近年できた風習なのでどちらでもいいと思うのですが、今は夫の怪我でちょうど忙しい時期なので、買ってきた巻き寿司をありがたく頂きます。
スーパーのものを買おうと思っていたのですが、お野菜を買おうと先に寄った道の駅で、こちらの地元産のものが、ラスト2個!残っていました♪
大人気らしくて、13時ごろで売り切れ。
刺身や肉など入っていない素朴な田舎の巻き寿司ですが、きっとしみじみと懐かしくておいしいんだろうと思います。
しょうがをたっぷりきかせた豚汁と一緒に食べるのが楽しみです。


今年の恵方は、「丙(ひのえ)」という方位で、正確には、360°を24分割した、157.6~172.5°、南南東よりちょい南寄り、なんだそうです。(詳しくは、「恵方について」を参照ください)

 

【翌日は、立春!】

案外知られていないのが、節分の翌日の意味と過ごし方です。
翌日の2月4日は、「立春」です。

立春は、季節のはじまり。お正月みたいなものなんだそう。

立春の朝は、朝日を全身であびて、元旦と同じように、あまり水仕事や掃除などせずに過ごすのがいいんだそう。
下着やノートなど、新しいものを使い始めたり、新たな気持ちで目標をたてたり、朝のうちに、玄関の外側に「立春大吉」と筆書きした紙をはると、厄除けのお札になるそうです。

今朝も、夫を送りがてら、遠くのかすみたなびく山影から、大きな大きな、眩しすぎる朝日がのぼってくるのを見ました!
これで今日もすべての命に、朝が始まる。
その神々しい姿を見ると、おひさまは、すべての命の源であり、無限の恵みだなぁと、しみじみ感じます。
そんなはっとするような、大きな自然の景色、絶景と呼べるようなものが、田舎の暮らしには、日常にあります。
毎朝、出勤の間に鳥肌が立つような暮らし!

立春の明日も、大きな朝日がのぼってくるのを拝めたらといいなと思います。

このお正月的な立春を迎えるための、前夜の厄払いの、節分の豆まきなんですね!

 

【冬土用の、終わり】

もうひとつ、節分の今日、2月3日に、1月18日から続いていた「冬土用」が、終わります!
「冬土用」とは、季節ごとに年に4回ある「土用」のうちのひとつで、土用期間中は、新しいことを始めるよりも、メンテナンスや掃除や浄化に適した期間なんだそうです。

土用についての説明は、こちらから(↓)

kurashito.hateblo.jp

今回は、夫の怪我や送迎で忙しい冬土用となりましたが、立春を迎える前日=冬土用最終日=節分の今日までにやっておきたかった懸案事項を、なんとか今日で、すべてクリアする事ができました!

気分は、スッキリです!!!

 

【2016冬土用 ①不要になった本を、Amazonマーケットプレイスで売り、残りは図書館に寄贈しました。】

年末に整理した、夫と私の十数冊の不要な本。
値がつく貴重本はアマゾンの中古品として出品して、昨日までに3冊売れて、送料や手数料など差し引いた合計で、2054円の利益がでました!

 アマゾンへの出品の仕方は、こちらから(↓)

kurashito.hateblo.jp

残りの9冊、去年までは街中に住んでいたので、ブックオフに持っていき、何十円かにしかならないけど買い取ってもらっていました。

でも今年は、せっかくこの小さな町に引っ越してきて、こじんまりとしてきれいでキッチン系やライフスタイル系のおしゃれな本が充実している、大好きなこの町の図書館に、ぜひ寄贈したいと思っていました。

先日、うちから車で10分のその図書館に、その9冊を持っていってみました。

ネットで下調べしたら、在庫がすでにあるものや状態や本の種類など、寄贈として受け入れられるものとそうでないものがあって、あまり良くないものばかりだとかえって迷惑になるということだったので、9冊分、

  • タイトルと著者
  • ISBN
  • 図書館の在庫の○×

をエクセルで一覧表にして、本と一緒に持参しました。

すると、カウンターの、本が好きで好きでたまらないような女性の司書さんに、

「まぁ、まとめてくださったのね!」

とても感謝され、すぐに在庫のあるなしを持参した表から判断して、9冊中8冊、とてもスムーズに寄贈する事ができました。

状態も良かったようで、

「大事にされていた本なんですね。本当にありがとうございます。」

と、喜んでもらえました。
とってもうれしかったです!!!

司書さんは、大好きだった本が、何十円にしかならなくて、乱雑に扱われていると、悲しいですよねぇ、という話をしてくださいました。
それよりも、無料でも、この町のために役立ててもらえるのなら。

小さな町の図書館だけど、この本やあの本、私が好きだった本を、いつか誰かが手に取ってくれたら。それでこの図書館に価値や財産を増やすことができたら。
そう思うと、本当にお金にはかえがたい喜びを感じました。

また来年も、不要な本がでてきたら、ぜひ寄贈したいと思います。

 

 

【2016冬土用 ②エアコンを2台、自分でクリーニングしてみました。】

土用期間は、掃除やメンテや浄化の期間。ということで、10年来気になっていたエアコンを、とうとうDIYで本格的クリーニングしてみました!

 エアコンクリーニングの話は、こちらから(↓)

1台目がうまくいったので、節分直前の昨日、無事に2台目も終了しました。
2台目は比較的新しかったので、フィン(パネルをあけてフィルターを外したところのひだひだ部分)はいじらずに、下のファンのみ、同じく専用カバーをつけて、業務用のクリーニング液を希釈したものを噴霧器で噴射して、クリーニングしました。

ファンだけなのに、またもや、コーヒーぐらいの真っ黒い液体がバケツにいっぱい!!!

半日暖房をつけてよく乾燥させて、無事、まったくにおいのしないエアコンになりました!

壊れるかもしれないリスクをちゃんと背負わないと勧められませんが、部屋中に空気を拡散する機械を、自分でついにクリーニングできたのは、ものすごい充実感です!

もう夏のクーラーが楽しみです。笑。

 

【2016冬土用 ③排水溝に防臭ゴムをつけてもらいました。】

この家に引っ越してきて、何となく排水溝が臭うなぁと思って1年がたちました。
最初は、前に人が住んでいなかった時期があったから、とか、今まで住んだことのない浄化槽の家だから、とか、田舎には農業的にいろんなニオイがするから、とか理由を考えつつ、エアコンの穴ふさぎのパテだとか、ビニールテープだとかを使って、洗面所や台所のシンクの下の排水溝を、自分なりにふさいだりしてきました。
重曹などの脱臭剤も並行で。
それでずいぶん改善はしてきたのですが…。

つい先日、不動産屋さんがうちにいらした際、ふと思いついて、臭いの事を言ってみました。
するとすぐに水道屋さんを手配してくれました。
でも、大雪の影響が続いていて忙しいから、少しお待ちください、という返事。
冬土用までには間に合わないな、とあきらめかけていました。

すると今朝、朝日を浴びながら夫を送った帰り、駐車してエンジンを切ったら、すぐ後ろから軽トラに乗った水道屋さんが、アポなしで到着!まだ朝8時。笑。

慣れた手つきで、作業着の上着のポケットから、何気ない感じでゴムの栓を取り出して、はめてくださいました。

 シンクの排水を流す管が床下の下水管に入る部分に、このゴムの栓をしなくてはいけないのに、どういうわけかテープを巻くだけで、きちんと栓がされていなかったようです。

ほんの30分ほどで、あっけなく、台所とキッチンの空気が生まれ変わりました!
臭いがしていないと思っていた間も、無意識になんだか空気がよくなかったのかもしれません。

もう建てて十数年のはずのこの借家。
これまで住んでいた人たちは何とも思っていなかったのか、何とかする術を知らなかったのか、面倒だったのか。
少なくとも、ゴム栓と作業時間30分だけ、という大家さんの負担の少ない形で、この家をさらに快適にし、大家さんの財産であるこの借家の価値を高めることができたので、ほんとうによかったと思います!

今朝のアポなしの水道屋さんの登場で、ムリだと思っていた、冬土用まで、節分までに、この問題も解決しました!