2016年、立春大吉。なかしましほさんの、レモンのしゅわっとシフォンケーキ。日曜、ミネストローネと基本のプチパン、夏のおいしさ閉じ込めたジェノヴェーゼパスタ。
2016年、立春大吉。
いよいよやってきました。
2016年の立春。
この日を迎えるために、冬土用の掃除・メンテナンス・浄化をがんばって、
すがすがしい立春の朝を迎えました。
負傷中の夫を今朝も車で送りがてら、海や遠くの山にのぼる大きな大きな金色の朝日を浴びて、見渡す限り畑なのでとにかく大きな明け初めの空に抱かれるのを感じて、運転しました。
まるで初日の出を拝みにわざわざ出てきたかのよう。
毎日が、絶景です!
寒くても思わず窓を開けてしまうほど、気持ちのいい朝でした。
今年もたくさんの幸せや豊かさを感じられる一年にしたいと思っています。
昨夜は恵方巻きと作りおいた豚汁をあたためて、ありがたく頂き、松葉づえの夫と一緒に豆まきをし、年の数だけ大豆を食べました。
結構な数の大豆になってきましたが(笑)、同い年の夫と同じ数だけ、ふたりともまだ全部食べ切ることができました。
今日は立春なので、お正月の元旦と同じ過ごし方で、掃除などの家事はほとんどお休みする日です。
なので、部屋の中にはまだ大豆がチラホラ。
久々にゆっくり午前の時間を過ごしています。
なぜ「立春大吉」という言葉なのか??
というと・・・「立春大吉」という言葉は、お札に縦に書かれます。
この四文字の真ん中に
線を引いたイメージをすると、四文字すべてが左右対称になり、
裏から見ても表から見ても
「立春大吉」と読むことが出来ます。
このお札が玄関などに貼ってあると、
鬼が家に入ってから振り返っても同じように「立春大吉」と書かれた
お札が見えるため、鬼はこの家にはまだ入っていない!
と勘違いをして逆戻りしてしまう。
つまり、
鬼が入ってこない⇒一年を平穏無事に過ごすことが出来る
という意味で、厄除けとして「立春大吉」という
言葉が使われるようになったそうです。
つまり、節分の延長、ダメ押し?
鬼が入ってこないように、立春の朝のパワーを借りて、誰でも自分で手作りできるお札なんです。
去年も作ったのですが、急場ごしらえではがれてしまったので、今年はクリアファイルにはさみ、透明な梱包テープでがっちりと、玄関の右側にはりつけてみました。
久々にかぐ、墨のにおい。
実は高校の時、まったく入賞できないダメ書道部員だったのです。
でも、書道やってました、という割には残念な字しか書けなくなってしまいましたが、呼吸を整えて、墨で書かれない部分にまで気の流れを感じる書道の、楽しさを思い出しました。
なかしましほさんの、レモンのしゅわっとシフォンケーキ。
先週末のことになりますが、近所で、2個150円ぐらいの有機レモンを見つけました!
有機の国産レモンを見つけたら必ず作りたくなるのが、なかしましほさんの、レモンのしゅわっとシフォンケーキです。
この本の「基本のシフォンケーキ」は4種類もあって、
- 豆乳の”もっちり”シフォン
- レモンの”しゅわっと”シフォン
- チョコレートの”ざっくり”シフォン
- バナナの”どっしり”シフォン
と、それぞれの材料の作りだす味や食感を上手に活かしたレシピになっています。
どれもしみじみおいしくて、番茶とも合う感じ。
甘すぎなくて、とっても好きです。
国産の有機レモンは、皮を安心して使うことができます。
まずは洗ってよく拭いたレモンの皮をおろして、搾った果汁と一緒に生地に混ぜ込みます。
内側の白いところは苦みがあるので、外の黄色い部分だけ。
なかしましほさんのこの本のシフォンのレシピは、卵黄卵白どちらも4個使うので、無駄がなくてふんわりもっちり、おいしいのです。
作ったのは休日前。
ちょうど基本のプチパンを焼いた時、オーブンをあたためたついでに作りました。
プチパンを焼いている我が家のオーブンのフランスパンコースは30分ほどかかるので、パンを焼いている間に、シフォンの材料を計量して、メレンゲをたて、型にいれてトントンして間もなくパンが焼き上がり、そのまま170℃までさげて、すぐにシフォンを焼くことができました。
ときどき感じるけしの実のプチプチと、レモンのほのかな香り、しゅわしゅわ感が、たまりません~~。
日曜の午後、夫のリクエストで、レモンティーと一緒に頂きました。
家で紅茶を飲むときはだいたいストレート、冬はミルクやチャイが多いのですが、せっかく有機レモンがあるときは、レモンティー、おいしいですね!!!
香りがフレッシュで、あったかくて、ほのかな酸味があって、レモンシフォンと相性バッチリでした。
なかしましほさんのシフォンケーキは、本のタイトルにもあるように、「毎日たべたい、ごはんのような」シフォンケーキです。
このレモンシフォンもてんさい糖のやさしい甘さで、カットしてケーキカバーをかぶせて小皿と一緒においておくと、何気なくひとつパクり。夫も通りがかってそのままひとつパクり。あっという間にホール、なくなってしまいます。
簡単でさっとできて、ふわふわで軽くておいしいシフォンケーキは、休日のおやつに最適ですね!
なかしましほさんのこちらの(↓)本は、シフォン以外の、マフィンやパウンドやタルトなどのケーキの本ですが、この中にレモンのパウンドケーキがあって、それも大好きです!
日曜、ミネストローネと基本のプチパン、夏のおいしさ閉じ込めたジェノヴェーゼパスタ。
話が前後しますが、日曜の朝食。
休日前の作りおきをした、生トマトだけの自家製ミネストローネと、基本のプチパン、おいしくいただきました!
ひよこ豆ってしみじみかわいくて、おいしい。
プチパンも、バリっとした皮、弾力のある中身、好みのパンになりました!
お昼は、夏の終わりに庭のバジルで作ったペスト・ジェノヴェーゼで、パスタにしました。
ペスト・ジェノヴェーゼの記事は、こちらから(↓)
半冷凍状態で冷蔵庫の最上段に入れてもう4カ月ほど経ったので、さすがに作りたての香りは飛んでいるのですが、それでも、茹でたてのもちもちリングイネと絡めると、きれいなグリーンとバジルの香りが広がります。
仕上げに、夫におろしておいてもらったパルメジャーノをたっぷり。
リングイネは、ちょっとだけ平たくて太めのもちもちパスタです。
茹でてからジェノヴェーゼソースと絡めるだけなので、簡単なのもうれしいところ。
我が家ではいつでもパスタのお供は、ドイツの硬水の天然炭酸水、ゲロルシュタイナーです。
いつも冷蔵庫に2本ぐらい冷やしてあります。
ポッカサッポロ GEROLSTEINER(ゲロルシュタイナー) 500ml×24本 [正規輸入品]
- 出版社/メーカー: ポッカサッポロ フード&ビバレッジ
- メディア: 食品&飲料
- 購入: 5人 クリック: 46回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
ミネラルの複雑な大人の味わいと、源泉ですでに発泡していてあとから人工的な炭酸ガスを加えていない天然炭酸水なのが信じられないほどの、しっかりとした強めの炭酸。
スッキリしていて、パスタなどにぴったり。
甘くないミネラル味の強めの炭酸は、なんだかお酒のかわりにもなるので、休肝日にもオススメです。
本当の2016年のスタート、楽しい一年にしたいと思います!