お花見。水源の神社にて。無印良品のスチールユニットシェルフを再利用した洗濯物グッズ収納の、目隠し布できました!牛すじのパスタ。パスタの茹で汁はまるで洗剤!自然に優しい洗剤。セスキ炭酸ソーダでタイルピカピカ。
お花見。水源の神社にて。
お天気の良かった土曜日、お野菜の丁寧なカレー屋さんに行く前、
お野菜の丁寧なカレー屋さんの話は、こちらから(↓)
この地域の桜の名所へ、お花見に行ってきました。
庭園つきの広い公園になっている桜の名所には、800本ほどの桜が植えられているそうで、土曜日はまさに満開。
いつもは閑散としている駐車場が、臨時駐車場までいっぱい。
たくさんの人でにぎわい、お弁当やバーベキューを楽しむ人たちでいっぱいでした。
公園の中のカフェで、夫とお抹茶と苺大福を食べ、のんびりと桜を見て回りました。
近くの物産館も、大賑わい。
青空に映える桜はやっぱりきれい。
青空の下走り回る子どもたちの笑い声も、車いすから今年の桜を見上げるおばあさんの笑顔も、ほろ酔いのおじさんのほっぺも、全部、ほのかな桜色に見えました。
遠くから見ると、桜の群生と集う人たちが、一つの大きなピンク色で包まれているようでした。
やっぱり満開の桜の下には、楽しそうな人々が集っているのがいいですね。
公園に行く途中、昔、こちらの地域を治めていた豪族のゆかりの場所にある、神社に寄っていきました。
通りから入った静かな裏道に、はっと目を引く、華やかな桜が。
小さくても威厳のあるたたずまい、控えめながらどこか格調高さを感じる、そこがまさに、神社です。
そのすぐ脇には、名水百選に選ばれている水源があります。
ありがたいことに、我が家も含めて、この地域の上水道は、毎日数千トンもの湧水量がある、この水源でまかなわれています。
つまり、蛇口から名水百選(を消毒したもの)が流れてくる、とても贅沢な地域なのです。
神社の脇には、輝く湧水の小川が。
年に一度、春になると神社の入り口を華やかに彩る、その威厳ある桜を愛でてから、鳥居をくぐり、奥の社殿でお参りをしました。
一番上の写真は、そのお参りしたお社です。
水音だけがたえない、誰もいないお社に、桜ひと枝。
なんとも粋な事をする方がいらっしゃるようです。
この水源は、主にご神水や上水道のためのものなので、近くに、一般の人も汲みやすい、別の湧き水汲み場があります。
これまでときどきこちらも利用していましたが、車までの距離が遠く、階段を上ったりしないといけないので、私が一人で40L汲むには、ちょっとハード。
最近は、車で近くまで行きやすくなっている、ここからは30分ほど離れた、また別の西側の集落の湧き水汲み場へ通っています。
怪我が治り、夫が汲んでくれるようになったので、その日の気分によっては、またこちらの湧き水を汲ませていただくこともあるかもしれません。
季節や場所で、湧き水って味が違うんだそうです。
「今日はどこに汲みに行こうかな?」なんて選べるのは、贅沢な事ですね。
無印良品のスチールユニットシェルフを再利用した洗濯物グッズ収納の、目隠し布できました!
先日、洗濯物干しグッズの収納のために無印のスチールユニットシェルフを組み立てました。
金曜の夜、やっとそれに目隠しの布をつけることができました!
ありあわせのリネンの端を、SINGERのミシンさんで、 まっすぐ、まっすぐ。
いっちょまえにミシンなんか持っていますが、私、結構な大雑把で、特に洋裁が得意なわけでもありません。
でも、カバー類とか目隠し布とか、主に「三つ折りとまっすぐ」しか縫わないようなものだけでも、好きな布で作れると、とても幸せです。
最初は、オフホワイト一色のリネンで作っていましたが、なんだかさびしかったので、麻混の綿のさわやかなストライプの、以前どこかの目隠し布に使っていたものを、リネンの幅に合わせて、細長く2枚剥ぎ合わせて縫いつけてみました。
スチールユニットシェルフの構造を利用し、ポールの部分にひっかける仕組みにして、綿の灰紺色の布で、ひっかけの輪をつけてみました。
使う時は、右左どちらか片方の輪っかをはずして、布をたらして中が見えるようにして、使います。
ひっかける方法とかいろいろ悩んでいたのですが、意外とシンプルに解決して、部屋にもなじむ明るい感じにできたので、よかったです。
ただ、中に使っているプラダン(プラスチック段ボール)を、かなり適当に切ってあって、デコボコしているのを夫に発見され、笑われました。
ちゃんと計った?って。
大雑把でスミマセン。笑。
これって、どこかで聞いた話。
昨日の記事でご紹介した、つばた夫妻と同じパターンですね。
つばた夫妻の暮らしの本(↓)
あしたも、こはるびより。: 83歳と86歳の菜園生活。はる。なつ。あき。ふゆ。
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牛すじのパスタ。
日曜の夜は、週末用に作りおきしておいた牛すじのソースで、パスタにしました。
週末の作りおきは、こちらから(↓)
下茹でして、圧力をかけて、赤ワインやトマト缶とさらにじっくり煮込んで、のんびりと何日かかけてほろほろになった牛すじは、たっぷりの火の力を蓄えて、ぐっとお腹に力をくれる味になっています。
一緒に煮込んだセロリの歯ごたえもいい感じ。
あたためのときに、パスタの茹で汁を少しと、塩と胡椒で味を調え、仕上げに庭のイタリアンパセリと、たっぷりおろしたてのパルメジャーノをかけました。
パルメジャーノチーズはおろして使うようになると、もう粉状態で売っているものがもったいなく見えてしまいます。
毎回キッチンペーパーとラップできちんと包んで、ジップロックの袋などで密封して冷蔵庫に入れておけば、ほとんど期限を考えずに使うことができ、固いチーズをおろしてもなかなか減らないのでとても長く使えて、カルディなどで売っているレベルのものだったら、固まりをおろして使った方が、断然コスパがいいです。
もちろんおろしたてのほうが風味がいいし、粉にして売っているものの中にはいろいろと添加物が入っているものもあるので、純粋なパルメジャーノチーズを買えば、そういった心配もありません。
パスタの茹で汁はまるで洗剤!
パスタって、たっぷりの水を沸かして、茹でます。
パスタをザルにとりあげる時、我が家では必ず、茹で汁をボウルで受けるようにしています。
だって、パスタの茹で汁は、まるで、洗剤!
最近は要領よく、茹で汁を受けるボウルの中に、使用済みのチーズおろしや、溶けたチーズのこびりついたトングまで投げ込んでおきます。
チーズおろしは特に、細かい目の間にチーズがつまって、まさかこれを冷水で落とそうなんて、大変な事です。
が、チーズの性質を考えたとき、お湯につけてしまえば、ほとんどこすることなく、つるんと落ちてしまいます!
昨日なんか、ひとこすりもしないうちに、お湯の中でチーズはすっかり消えていました。
あとはさっと流水で洗って、終了です。
もちろん、パスタの皿も紙で拭いたり茹で汁で流してからスポンジで洗うと、すぐに洗えてしまうし、我が家でパスタソースなどの作りおきに使っている、野田琺瑯のホーロー製のタッパーは、茹で汁があれば、簡単につるつるになります。
プラスチックと違って、表面がガラスの琺瑯は、ぬめったり残ったりせず、二度洗いしなくても、強い合成洗剤を使わなくても、キュッキュッと簡単に洗い上がるので、油もののストックは、もはやプラスチックには戻れません。
ちなみに、我が家のキッチンの洗剤は、固形の石鹸です。
固形、とっても満足で使いやすいので、ぜひ、使ってみて頂きたい!
純石鹸の液体式のものもありますが、あれってやっぱり泡立ちがイマイチよくないので、ちょっと肌と環境にやさしいから液体せっけんにトライしてみたものの「石鹸の台所用洗剤ってやっぱダメだわ」と、なりやすいですね。
合成洗剤をやめてみようかな、と思っている方は、液体せっけんでなく、ぜひ、固形をお勧めします!
片手で石鹸を持ち、もう片手で持った濡らしたスポンジに、しっかり数回石鹸をこすりつけてからスポンジを数回もむと、気持ちいいほどのコシのある泡が立ちます!
これなら合成洗剤に負けず劣らず、文句ナシです。
ただ、石鹸成分はアルカリ性で、シンクが白く汚れやすいので、洗いものが終わってから最後にクエン酸スプレーしてあげるとピカピカを保ちやすくなります。
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また、ためすすぎをすると石鹸カスが残りやすいそうなので、我が家では、洗う手順を考えながら、流すときだけ水道を出し、節水気味の流水すすぎを心がけています。
なので、洗い桶は、ありません。
自然に優しい洗剤。セスキ炭酸ソーダでタイルピカピカ。
休日のお昼、夫が皿を洗ってくれている間、ふと思いついて、コンロのまわりの壁のタイルを拭いてみました。
引っ越してすぐの頃は結構マメに拭いていたつもりだったのですが、最近すっかり忘れていて、キッチンペーパーはすぐに茶色くベタベタに。
すぐに100均の小さなグリーンのボウルに水を入れ、洗濯にも使っているセスキ炭酸ソーダを少量溶かし、キッチンペーパーを少しだけそれで濡らし、タイルを拭いてみました。
すると。
笑えるほど、汚れが落ちます!!!
油がどんどん分解されて、気持ちいい!
これでいて、環境に負荷が少ないって、どういうこと?と思うぐらいの、スッキリ感。
ついでに、換気扇のフードまで。
白いタイルが、文字通りピカピカと、照明を反射して、輝きました!
こういうときにいつでも使える小さなボウルと、洗濯で毎日使うセスキ炭酸ソーダを、同じ洗濯機の近くにセットで収納しておくだけで、ハードルが少なく、さっと拭き掃除ができます。
(↑) 我が家では、この2.5kgのお徳用を使っています。
セスキ炭酸ソーダの使い方、得意と不得意など、詳しくは、こちらを参考にしています。
アルカリ性なので、掃除や洗濯に使った後、中性に中和したい時は、酸性のクエン酸やお酢などを溶かした水のスプレーを使うとよいです。
この日はタイルのついでに、その脇にある、無印の白いダストボックスの蓋もさっと拭いてみました。
白だけに汚れが目立つし、拭いてしまえば、すぐに気持ちいい白に戻ります!
ついで掃除がいちばんラクですね。
セスキ炭酸ソーダとか重曹とか(アルカリ剤)は、無機物なんだそうです。
石鹸や、合成洗剤の界面活性剤は、有機物。
そもそも、なぜ無機物は自然に優しいと言われるのか、化学に疎い私にもわかりやすい、よく説明してあるサイトを見つけました。
「有機物」は、環境中に放出されると必ず、「生分解」という過程を経て無機物にまで分解されます。一方、無機物であるアルカリ剤は、最初から生分解が終わっているのと同じ状態です。ここが、石鹸/洗剤と、アルカリ剤が大きく違うところです。
環境中で生分解を行ってくれるのは、水中や土中に住む微生物。彼らも生き物なので有機物を分解するといった活動をするためには酸素が必要で、ある物質を分解するためにその微生物が必要とする酸素量のことをBOD(biochemical oxygen demand 生物化学的酸素要求量)と言います。
有機物を含む排水が河川などに流れ込むと、水中の微生物がそれを分解します。微生物が沢山の有機物を分解するためには、それに見合う量の酸素が必要。でも、有機物の量が多すぎて水中の酸素量が間に合わないことがあり、そうなるとその水域の生物は窒息死してしまいます。
生物のいない水域では生分解もできません。そこに流れ込んだ有機物はそのまま腐ってヘドロ化したり、有害なガスが発生したりして水質は悪くなり、そのためますます生き物が寄りつかないという悪循環に陥ります。BOD値が高いものは環境に良くないといわれるのはこのような理由からです。
つまり、有機物である石鹸や合成洗剤を河川に流してしまうと、微生物に分解してもらわないといけないので、ものすごく環境負荷が大きいのですね。
その点、無機物であるアルカリ剤は、もう分解が済んでいるので環境負荷が少ない。
しかも、アルカリ剤は汚れ落ちをよくし、作業自体も時短で楽にしてくれます。
水のきれいな土地に生かせてもらっていることを、心から感謝しています。
上手に無機物の助けをかりながら、有機物をたくさん出さずにすむお洗濯や掃除、心がけたいと思います。