kurashito~暮らしと

暮らしが幸せになるためのことを、日々追究しています。

ベーコン新じゃがタマネギで、夜は煮もの、翌朝スープ。旬のグリーンピースと。基本の食パン、黒ゴマバージョン。天赦日に、生涯学習講座、申し込みました!田舎の豊かさ。

ベーコン新じゃがタマネギで、夜は煮もの、翌朝スープ。旬のグリーンピースと。

ベーコン新じゃがタマネギで、夜は煮もの、翌朝スープ。旬のグリーンピースと。

今日の雨は、ひんやりとしています。
寝るときも、肌布団だけでいいのか、毛布がいいのか、羽根布団がいいのか、いつも迷います。
軽くて蒸れない無印良品の薄いウール100%の毛布は、こんな季節にとてもありがたいです。
やっぱり天然素材って機能的で、感謝です。
無印良品の薄いウール100%の毛布については、こちらから(↓)

 

この間、さやつきのグリーンピースを見つけ、2回ほどグリーンピースご飯にしました。
香りがいい~~~♪

 しわしわにならない、パツンと張ったおいしいグリーンピースご飯の炊き方は、こちらから(↓)

 

それでも、まだ一回分の豆ご飯の半量ぐらい、残っていたので、先日、煮ものにしてみました。

厚切りのベーコンと、新じゃが、新たまねぎ、グリーンピースの煮ものです。 

厚切りのベーコンと、新じゃが、新たまねぎ、グリーンピースの煮もの

厚切りのブロックベーコンは、弱火でじっくりソテーしてから煮込むと、角煮に近いぐらいやわらかくなって(ってどちらも同じバラ肉のかたまりなので当たり前ですが)、そのおだしを、さわやかな春のじゃがいもとたまねぎに、たっぷりしみこませて、グリーンピースの風味も加えました。
とってもおいしかったです!!!

ベーコン、グリーンピース、じゃがいも、とか検索ワードにしたら、似たような煮もののレシピがたくさんあったので、定番の組み合わせですね。

 

今回は、翌朝のスープまで視野に入れつつ、大好きな長尾智子さん風の、オリーブオイルとクミンシードを使った、和とも洋ともつかない蒸し煮風な感じで、作ってみました。

長尾智子さんの蒸し煮は、野菜のうまみを引き出し、広く応用のきく基本の調理法です。(↓)

長尾智子の料理1, 2, 3

長尾智子の料理1, 2, 3

 
 <我が家流、厚切りベーコン、新じゃが、新たまねぎ、グリーンピースの蒸し煮の作り方>
  1. グリーンピースは、さやつきの場合さやから出し、すぐに塩を入れた少量の熱湯で3分ほどゆでる。茹で汁の中につけたまま、冷ます。
  2. フライパンに、多めのオリーブオイル、クミンシード、刻んだニンニクを入れ、香りがたつまで弱火であたためる。
  3. 厚切りにしたブロックベーコンをフライパンに並べ、弱火のままじっくり油を出すようにソテーする。
  4. 新じゃがはよく洗い、皮つきのまま4~6分の1のゴロゴロサイズに切り、面とりをする。タマネギは、くし形に切る。
  5. じゃがいもをル・クルーゼなど鋳物の厚手の鍋に入れ、火をつける前に、そこに、ソテーされたベーコンを、油と一緒に加え、軽く塩をし、全体をあえる。
  6. 上にタマネギを乗せるようにして入れ、底が1センチほど隠れるほどの水をそそぎ、蓋をして、弱火で蒸し煮にする。
  7. 焦げ付かないようにときどき見て、煮汁に野菜の甘みがじゅうぶん出たら、冷めたグリーンピースの煮汁に水を足したものを、材料がかぶるほど加え、弱火で引続き煮込む。味を見て塩を加える。
  8. じゃがいもに9割がた火が通ったら、火を止め、余熱で煮込み、そのまま時間をかけてゆっくり冷ます。
  9. 冷めたらここで、翌朝のスープ分と今夜の煮ものに鍋を分ける。
  10. 煮ものの方には、味を見て、そのまま、もしくは薄口しょうゆや酒などで和風の味を足す。食べる直前にあたためた後、グリーンピースを和える。
  11. スープの方は、味を見て、水や塩などを足して調整。器に盛ったら、仕上げに黒胡椒をひき、イタリアンパセリを刻んで乗せる。

休日だった翌朝は、具だくさんのスープとして、黒ゴマパンと一緒に、おいしく頂きました。

黒ゴマパンと目玉焼き、スープの朝食。

ほんとうにシンプルなのですが、ベーコンの旨みやコクがたっぷりで、基本が塩だけなので、和のご飯にもいいおかずになるし、そのまま洋のスープにもなり、とってもおいしかったです!!!

材料にセロリを使ったり、もっとキャベツや根菜類をたくさん入れれば、そのままポトフだし、煮込むときからローリエを入れたりすれば洋の趣になるし、加える水をかつおだしなどにすれば、最初から和の煮ものにもなります。
余ったらベシャメルソースを加えてシチューにもできるし、カレールーやスパイスを加えて極上カレーにしちゃってもいいし、応用がきいて、あたたまって、とっても便利な料理です。

ポイントはやっぱり、長尾智子さん風の、鋳物の鍋で、少量の水とおいしいでじっくりと蒸し煮にすることで、野菜の甘みや旨みをしっかり引き出すことだと思います。 

 

Staub ココット ラウンド 22cm ブラック 40509-305(1102225)

Staub ココット ラウンド 22cm ブラック 40509-305(1102225)

 

 鋳物鍋で弱火で煮こむときは、お洗濯や掃除など他の家事をしながらだと、あっという間に出来てしまう気がします。
朝の家事と一緒についででやってしまえば夕方がラクなので、「今日はひと鍋あるし、お出かけしようかな♪」という気にもなります。

 

 

基本の食パン、黒ゴマバージョン。

基本の食パン、黒ゴマバージョン。

今回も、低温長時間発酵の基本の食パンを、ホームベーカリーに捏ねだけお願いして、一次発酵から手作業にし、作ってみました。

少しのイーストでゆっくり発酵パン?こんな方法があったんだ。おいしさ再発見!

少しのイーストでゆっくり発酵パン?こんな方法があったんだ。おいしさ再発見!

 

ハードパンの基本のプチパンよりも、これまで、なかなか満足いく仕上がりにならなかった基本の食パン。
まず、バターや牛乳など使う生地の最初の捏ねが、私のでは不十分みたいだったので、そこだけホームベーカリーにお願いして、その後の工程を修行し、成形など慣れて余裕を作ってから、捏ねも上手になるように練習する事にしました。

ホームベーカリーだと、ナッツなども上手に混ぜ込んでくれるので、楽しいです。

前回はくるみ。
今回は、黒ゴマにしてみました。

 今回は残念ながら違うゴマでしたが、我が家で菜種油をとり寄せている、このカホクのゴマは、香りが違います!(↓)

ホームベーカリーで捏ねて、一次発酵を冷蔵庫の野菜室で12時間ほど済ませた状態。
ふんわり膨らんでいます。

基本の食パン、黒ゴマバージョン。

これを二分割してベンチタイムをとり、丸めて、アルタイトの型へ。 

遠藤商事 アルタイト食パン型(フタ付) 1斤

遠藤商事 アルタイト食パン型(フタ付) 1斤

 

 一個目のいれた位置が悪く、最初から真ん中でくっついてしまいました!

できれば均等に離したいところ。
まだ練習が必要です~。

基本の食パン、黒ゴマバージョン。

そこから二次発酵で、こんなにむっちりと膨らんでくれました。

基本の食パン、黒ゴマバージョン。

このまま、焼成

焼き上がりです!

基本の食パン、黒ゴマバージョン。

型に入れた位置が悪かったので、やっぱり不格好ですが、ふんわりとして味のある、とてもおいしい食パンが焼き上がりました!!!

次回は、オーブンの余熱を、20℃ほど高めに設定してみて、入れてから、通常の温度で焼いてみようかと思います。
説明書を見て、スチームをうまく使っているモードがないか、またリサーチもしてみます。

基本のプチパンと食パンが納得いくように焼けるようになったら、リュスティックやバゲットまで焼けるようになりたいのです!
できたら、酵母まで自家製で。

まだまだ道のりは遠いけど、毎回がその一歩になっていると思うと、ワクワクします。

 

天赦日に、生涯学習講座、申し込みました!田舎の豊かさ。

2016年5月12日は、暦の上のラッキーデイ、天赦日でした。
暦のことについては、こちらから(↓)

この日は、最近土づくりやガーデニングの本ばかり借りている図書館で、久々に、純粋なエンターテイメントの小説を借りたり。

西加奈子さんの、『サラバ!』(↓)

サラバ! 上

サラバ! 上

 

こういう人気作家の、しかも割と新しい本って、前住んでいた大きな街では、予約を入れて何カ月先になるか分からないので、結局文庫化されるのを待ったりしていましたが、この小さな町の図書館には「いつでもどうぞ!」とばかりに、閲覧棚には常に人気作家の新刊が並んでいます。
それでいて、図書館の蔵書のとりそろえ方もよく、センスのいい本や雑誌、レシピやライフスタイル本などもじゅうぶん充実しているのです。

予約なしでいつでも借りれる、ということは、あの図書館は、まるで自分の本棚と同じ!という、なんとも幸せな勘違いをしつつ、期限やマナーだけは守り、いつも、ありがたく利用させてもらっています。

せめてもの感謝の気持ちで、以前、何冊か本を寄贈させてもらいましたが、そのうちの一冊が閲覧棚に並んでいるのを実際見かけて、ちょっとうれしかったです。

 図書館への寄贈の話は、こちらから(↓)

 

あっという間に上巻を読み終わりそうですが、やっぱり西加奈子さんの、関西弁ベースの、温度ある空気、テンポ、なんというか、ラテンですね。
ほんとに、読ませますーー! 

今回は、主人公こそ男の子ですが、西加奈子さんの生い立ちと同じ、テヘラン生まれのカイロ育ち。
カイロの外国人が多い富裕層の居住区や学校と現地の実際の普通の暮らしの細かい描写や、におい、子どもたちの交流や切なさなど、さすがのリアル。
当然、いきいきとしすぎて辟易するほどの、濃い登場人物たち。

早く下巻が読みたいです!!!

私が今住んでいるこの小さな町は、もともとあった3つの町が市町村合併して市になっていて、それぞれの町にある小さな図書館同士、同じカードで本を借りれたり、本を融通しあって、近くの図書館へ取り寄せてもらったりできるので、蔵書が充実しているということもあります。
園芸・農業・ガーデニング関係だと、A町の図書館。
ファッション・文化関係だと、C町の図書館。
みたいに、それぞれ強い分野があるようで、それもまたおもしろいのです。

 

そして、申し込んでみました。
この市の公民館が連携してやっている、生涯学習講座。

私が住んでいる集落から20分ほど山の方に入った、行ってみたかった小さな集落の公民館で、手作り講座があるそうで、市民なら他の町や集落からでも、誰でも受けに行っていいようです。
かご編み、陶芸、など書いてありましたが、一番魅かれたのは、12月のしめ縄づくり!!!
去年、夫と一緒にミニ門松を作った時、地元でなわれた縄を買って、えらく感心しました。

初めてでうまくできるものじゃないかもしれませんが、その技を、せめて目の前で見て、あわよくば私も習えるかもしれない、と思い、申し込んでみました。

材料費は別ですが、受講料は「年間」500円!
破格です。

まだスケジュールが決まっていないそうで、もし土日開催だったらオレも行きたい!と夫も言っています。

来年のお正月、ちょっとヨレた手作りのしめ縄が、我が家の玄関に飾られるのでしょうか?
楽しみです。