kurashito~暮らしと

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すもものサワードリンクの実で無駄なく絶品プレザーブ、ヨーグルトに。白崎裕子さんのタルト生地で、ザクザククッキー。ArtisanBiscuitsのsweet&short、ヘーゼルナッツショートブレッド。

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すもものサワードリンクの実で無駄なく絶品プレザーブ、ヨーグルトに。

頂き物のすももを、お酢と氷砂糖に10日ほど漬けこみ、サワードリンクを仕込みました。

 とてもきれな色に仕上がりました!

と、そこで出てくるのが、お酢に漬けた後の、すもも。
だいたい1週間目あたりでしわしわになってきてはいますが、まだまだ実はやわらかく、むしろ砂糖や酢漬けにしたり時間が経ったことで、まだ固くてとても食べられなかった実が、やわらかく甘くなっています!
しかし酢漬けなので、2~3個はすっぱウマ!と思ってほおばりましたが、20個ほどのゴロゴロした実、なんとかできないかな、と、ひとまず、琺瑯の大きな鍋に水をはって、そこにつけてみました。

しばらくつけておいたあと、そのまま弱火にかけてみました。
ゆっくりと水が赤く染まっていき、ついでにお酢も溶け出ていることを祈りつつ。

だいぶ水が真っ赤になった頃に、ちょっと水を味見してみると、すっぱい!!!
ということで、一度、茹でこぼしてみました。

さらに水をたして、再び弱火で。
コトコト煮込まれる琺瑯鍋の前に立ち、どうしたもんかなと考えつつ。
赤色は、まだまだ出る出る。
九州のこの品種のすももの赤い色って、なんてすごいんでしょう!

水が減ったら足したりしながら様子を見ていると、やはり、煮詰まると、味が濃縮されて酸味が出てしまうことが分かったので、水分はひたひたでOKかも、と思いました。

そして、きび砂糖を袋から直接、適当な分量でガバっといれて、溶かしてみました。

カップ印 きび砂糖 750g

カップ印 きび砂糖 750g

 

 そろそろすもも自体もだいぶやわらかく煮えていたので、火を止めて蓋をして、あんこを炊く時のようにゆっくり砂糖を染み込ませてみることに。

冷めてから、実だけをザルにあげて、手で種を抜き取ってみました。
それを鍋に戻し、味をみてまたきび砂糖を適当にガサっと入れて、シナモンを加えてかきまぜ、また煮込んでみました。

すると、ウ、ウマイーーーー!!!

 

適度な酸味と甘みとほのかなシナモンで、すもものプレザーブ、できました!!!
様子を見ながら、試行錯誤で作った割には、とってもおいしい!

ただ、ジャムのように糖度を高く煮詰めて瓶詰めして脱気とかしていないので、保存はどうかなぁと思ったので、近々使う分を小さな琺瑯タッパーに入れて、冷蔵庫へ。

野田琺瑯 レクタングル深型S ホワイトシリーズ WRF-S

野田琺瑯 レクタングル深型S ホワイトシリーズ WRF-S

 

 残りは2回に分けて、ジップロックの袋に入れて、冷凍してみました。

ジップロック フリーザーバッグ M16枚入

ジップロック フリーザーバッグ M16枚入

 

 

早速、自家製豆乳ヨーグルトに、真っ赤なすもものプレザーブを乗せて、試食。
絶品です!!!

さわやかでほんのり甘くて、やっぱりコンポートのときに思ったけど、この真っ赤な品種のすもも、シナモンが良く合うようです。

マスコット セイロンシナモンパウダー 25g

マスコット セイロンシナモンパウダー 25g

 
ユウキ MC シナモンスティック袋入 21g

ユウキ MC シナモンスティック袋入 21g

 

 

このプレザーブ、もちろんヨーグルトに乗せて食べるのはかんたんでおいしいし、何かパンナコッタやババロアみたいなスイーツのソースにしてもおいしそうです。
クレープやケーキのクリームのアクセントにしてもいいし。

少し粉寒天を入れて煮れば固まってくるので、

扱いやすい固さにして、真っ赤なタルトにしてもおいしそう♪

煮リンゴなどと同じと思えば、チェリーパイみたいに、すももパイにしても、おいしいと思います。

すももの実を捨てないでおいてよかった!
そして、使い方が分からなかったけど、考えながらいろいろやってみて、結果おいしいものにして保存できたので、うれしいです♪

 

ヨーグルトを入れているのは、ルクルーゼのラムカンです。気軽なココット的な使い方もできるし、ルクルーゼの鍋と同じ鋳物でできているので、オーブンにいれることができ、一人分のグラタンやプリンなどにも便利です。(↓)

 色の濃い、酸の強い、こういったジャムやプレザーブを入れておくのは、ホーローの得意分野です。変質せずに色や匂い移りもなく、手軽に保管でき、冷蔵庫の中でも場所を摂りません。(↓)

野田琺瑯 レクタングル深型L ホワイトシリーズ WRF-L

野田琺瑯 レクタングル深型L ホワイトシリーズ WRF-L

 

 

 

白崎裕子さんのタルト生地で、ザクザククッキー。

 なかしましほさんと並んでおいしいお菓子のレシピが多い、白崎裕子さんのこの本。

かんたんお菓子~なつかしくてあたらしい、白崎茶会のオーガニックレシピ~

かんたんお菓子~なつかしくてあたらしい、白崎茶会のオーガニックレシピ~

 

 週末、この本のチョコバナナタルトが食べたいな♪と思って、週末の作りおきの一環で、タルトを焼いてみました。

マトファー タルト φ160 底取 73271

マトファー タルト φ160 底取 73271

 

なかしましほさんも、チョコバナナタルトのレシピを出しているのですが、彼女の場合は、菜種油を油分として使います。
白崎さんのこのレシピでは、コクをプラスするために、菜種油に加えてピーナッツペーストを使います。 

 砂糖など他の材料が一切入っていない、純粋なピーナッツのペーストです。油分が分離しているので混ぜる必要がありますが、ピーナッツそのものの旨みや甘さがぎゅっと濃縮していて、これだけでじゅうぶんおいしいです!他に何も足さなくていい、と感じる、ピーナッツバターです。(↓)

三育フーズ ピーナッツバター 150g

三育フーズ ピーナッツバター 150g

 

パンを焼くついでに、スープや他の色々を作りながら、並行して作ってみたところ、なんと、生地に塩を入れ忘れました!ガーン。
しかも、焼く直前になって、タルト型への生地の詰め方がイマイチだったことに、白崎さんお手本の写真を見て、気付きました。
白崎さんのタルトは、縁のひだの部分にたっぷり、堤防を築くようにしっかりと生地が詰めてあります。内側にはひだがないぐらい、厚めにしっかりと。
私のタルトは、堤防がモロくて、なんとも危うい!

でもしょうがないので、そのままオーブンへ。

何とか焼けましたが、粗熱がとれて、型から外すときに、見事にパッカーン。
割れてしまいました。
残念!
型にしっかり菜種油も塗ったつもりだったのですが。
生地を混ぜるときに、ちょっとムラが多かったかな、というのも反省点です。

 

ということで、タルト型に入りきらなかった生地を型で抜いて、タルトと一緒にオーブンに入れていたクッキーだけ、きれいに焼き上がりです。

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 塩を入れ忘れてはしまいましたが、ざくざくしておいしい生地!
次は、リベンジしたいです!

 

ドイツのSTADTER(スタッダー) 社のクッキー型は、ほんとにかわいいです!
え?!こんな複雑なの大丈夫?!っていうような型もあって、でも工夫されているからちゃんと抜けるようになっています。
ここが何ともヨーロッパらしいのですが、型もかわいいけれど、やっぱり生地を抜いてクッキーに焼き上げた時に、なんともいとしいたたずまいになる、不思議なクッキー型です。

STADTER クッキー型 ピッグ8cm 070080

STADTER クッキー型 ピッグ8cm 070080

 

 

 

 子どもの好きそうなマフィン、乗りもの、フクロウ、葉っぱの部分まで細かくて白雪姫にでてきそうなかわいいリンゴまで。
ほんとにカワイイ!!!!
かんたんなクッキー生地さえ作れば、親子でもかなり楽しめそうですね。

STADTER クッキー型 マフィン5.5cm 199675

STADTER クッキー型 マフィン5.5cm 199675

 
STADTER クッキー型 自転車 9cm 199569

STADTER クッキー型 自転車 9cm 199569

 
【STADTERスタッダー】クッキー抜き型 バス【ドイツのクッキー型】

【STADTERスタッダー】クッキー抜き型 バス【ドイツのクッキー型】

 
【STADTER】 クッキー抜き型 フクロウ  【ドイツのクッキー型】

【STADTER】 クッキー抜き型 フクロウ  【ドイツのクッキー型】

 
【STADTER】 クッキー抜き型 BIGアップル 【ドイツのクッキー型】

【STADTER】 クッキー抜き型 BIGアップル 【ドイツのクッキー型】

 

 

 アルファベットや数字もあって、メッセージや誕生日などに便利そう♪

Stadter クッキー型/数字5(ステンレス)

Stadter クッキー型/数字5(ステンレス)

 

 

 バレンタインやホワイトデーにぴったりの、こんな型も♪

 二つのクッキーを組み合わせる仕組みになっていて、これもまたかわいいし、なんだかロマンチックですね♪

型としての品質も良くて、すっきり細かいところまで抜けるしっかりした型です。

なかしましほさんのこのクッキー生地も(↓)、

まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本

まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本

 

 とてもかんたんでバター要らずでおいしいし、白崎さんのクッキーのレシピでも、きな粉入りとかココアとか、もちろんバター要らずのとてもおいしいものががあります。

バター抜きなクッキーレシピのいいところは、別に健康面じゃなくて、作る時に手順がシンプルになり、片づけもより簡単になり、最近お高いバターですから、大幅にコストダウンになり、結果、作るハードルがぐぐっと下がるところです。
できあがりも、肩肘張らず、なじみのあるおいしい味に仕上がります。
変な香料などが入っていないので、市販のクッキーとは全然違う、ほっこりした、しみじみおいしいクッキーになります。

そんな素朴な生地を、スタッダーの型でかわいく抜くと、ちょっとした、センスいい手土産にもいい思います。

 その時は、家庭用に市販されている、防湿のシリカゲルを入れてパックするといいです。

シリカゲル乾燥剤「なんでも除湿シリカゲル」10g×20個入り

シリカゲル乾燥剤「なんでも除湿シリカゲル」10g×20個入り

 

 

テクノインパルス クリップシーラー Z-1

テクノインパルス クリップシーラー Z-1

 

 

 

ArtisanBiscuitsのsweet&short、ヘーゼルナッツショートブレッド

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www.artisanbiscuits.co.uk

なんだかザクザクつながりですが…。

先日、街のお気に入りのコーヒースタンドのレジ横で見つけました。
見かけたことがない、珍しく、そしてとても美しいパッケージだなと思って、何気なくコーヒーと一緒に買ってみましたが、びっくりするほどおいしかったです!
ザクッ、のち、ヘーゼルナッツが、ほわ~ん。
今まで食べたことのない、ショートブレッド。シンプルですが、とても上質なお味でした。

 

イギリスで紅茶のお供としても愛されている、バターの風味が香るざくざくクッキー、ショートブレッド。 

 日本では、このウォーカーのタータンチェック柄のパッケージがメジャーですね。

ウォーカー ショートブレッドフィンガー#110 250g

ウォーカー ショートブレッドフィンガー#110 250g

 

正統派スコットランドの、シンプルで濃厚なショートブレッド、こちらも大好きです。

 

今回見かけたのは、スコットランドではなく、イングランドマンチェスターの、中世のイギリスやすばらしい自然が楽しめる、ピークディストリクト国立公園

www.tripadvisor.jp

から車で数分の、アシュボーンという小さな町にある、アルティザンビスケット、という小さな会社で作られた、手作りのショートブレッドでした。

なんでも創業70年以上。
当時から変わらない、銅製のローラーを使って、それにくっつかないよう日々の気候から生地の様子を観察し、当時と同じ型抜き方法で、手作業で計り、目や鼻で焼き具合や品質をしっかりチェックし、スタッフ20名によって、丁寧に作られているんだそうです。(Our Story — Artisan Biscuitsより)

その中でも、このshort & sweetは、絶妙なひとくちサイズで手軽に食べられるようにした商品で、ヘーゼルナッツの香り具合が、上質!

 

さすがは、元パティシエだという、大好きなコーヒースタンドのバリスタさんのセレクト。
香りがいいので、コーヒーとも良く合います。

ただし、残念なのが、ネット上でほとんどどこにも売っていないということ。
業者卸みたいなところに若干あるぐらい。
小さな町のビスケットだから、それもそうか、とは思いますが。

コーヒースタンドの店主さんのセンスに脱帽しつつ、またコーヒーと一緒に買ってみようと思います。

 

今夜は、夫と、ちょっとお得なレイトショーの映画を見に、久しぶりに夜の街に出ます。
大好きなコーエン兄弟の、多分、思いっきりシニカルでコミカルな映画なので、思いっきり笑ってこようと思います!

hailcaesar.jp

 

 

 

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id:sumahobonzinさん

ブクマ、ありがとうございます!
いろいろかわいいおもしろい型があるみたいですよ♪
変わりどころでは大仏様みたいなのをみかけました!
探してみたら、何か見つかるかもしれませんね♪