kurashito~暮らしと

暮らしが幸せになるためのことを、日々追究しています。

レンガの薪窯の黒ゴマパンのおいしさ!冷やし中華&番茶、始めました。栗原はるみさんのカレーソースで、大き目のオクラと、セロリと牛肉のカレー。3冊の本。図書館で、顔パス。

土曜の朝食

レンガの薪窯の黒ゴマパンのおいしさ!

田舎の静かな日曜の夜。
外ではさっきまで、打ち上げ花火の音がしていました。
今日はこの小さな町で、みこしを担いだりするお祭りがあったようです。
夜は、打ち上げ花火。
車で10分ほどのところでやっているので、音だけは大きかったのですが、我が家からは残念、見えませんでした。
今日は夫が試験を受けに行っていて遅いので、見に行けませんでした。
夏の間に、どこかで花火を見たいものです。

一日がかりでちょっと遠いところまで試験を受けに行く夫には、日曜の早朝、平日と同じ、ご飯と納豆とみそ汁を出しました。
写真は昨日、土曜の休日の朝食です。

今週は休日の朝食が土曜日だけ、ということで、久しぶりに、あこがれのレンガの薪窯で女性が一人で焼いている、かっこいいパン屋さんの、黒ゴマ食パンを買ってみました。

ここしばらく、高橋雅子さんの、冷蔵長時間発酵のパン作りの本で、ハードパンのプチパンと、食パンを交互に作り、修行しています。

少しのイーストでゆっくり発酵パン?こんな方法があったんだ。おいしさ再発見!

少しのイーストでゆっくり発酵パン?こんな方法があったんだ。おいしさ再発見!

 

食パンに関しては、私の技術ではなかなか十分に捏ねができないので、ひとまず捏ねだけホームベーカリーに任せて、冷蔵庫での一次発酵から先を手作業でやってみています。
ホームベーカリーの力を借りたら、同じように黒ゴマを混ぜ込んで、だいぶぷっくりとかわいい形の食パンが焼けるようには、なってきました。

でも、やっぱり違うのです!あこがれの、レンガの薪窯で焼く、黒ゴマパン。

底にちょっとだけすすがついていたり、焼き目がかっこいいのは、もう窯の違いということでしょうがないにしても、天然酵母の力を余すところなく発揮したすばらしい香り、豊かな粉自体の風味、トーストした時の食感。
夫にも分かったようで、「急にパン作りがすげー上手くなったのかと思った!」と言って、二人で笑いました。笑。

10年近く前、結婚したての頃、このあこがれの、でも実店舗を構えず、少量をあちこちに委託販売している、山奥の幻のパン屋さんと、偶然、パンを置いている店のうちのひとつでお会いできた時の事を、今でも覚えています。
その頃、まだホームベーカリーですらパンを焼いたことがなく、女性のパン屋さんがとつとつと語る「塩が…」とかいうマニアックな発言にはもちろんびっくりしたし、国産小麦や自家製の天然酵母やその周辺の発酵についても全く知識がなく、目の前の彼女がまったくの異世界の人に思えつつも強烈にあこがれて、まずは、と、簡単なイーストとホームベーカリーで食パンを焼き始めたのが、始まりでした。

9年たって、偶然なのか運命なのか、そのあこがれで幻のパン屋さんと同じ町に住み(パン屋さんはもっともっと山奥の集落にお住まいなんだけれども)、週末ごとに自分でもパンを焼き、それでもなお、まだまだ追いつけないところを感じている、そんな奇跡に、自分でちょっと、ときめいています。

引っ越してきて1年半たって、まだ行ったことのない、そのパン屋さんが住む山奥の集落に、今度夫とドライブに行ってこようと思っています(正確に言うと方向音痴なので、連れて行ってもらうと思っています)。
パンや窯のこともだけど、あこがれのパン屋さんがどんなお野菜を植えたり、どんな暮らしをされているのか、とても興味があります。
いつか、我が家でも実現したいものがいっぱい、そこには既にあるのではないかと思います。

この日の朝食は、プレーンオムレツと、ベーコン・たまねぎ・茹で大豆・イタリアンパセリ・白ワインでさっと作っておいたスープでした。
最近、夫に目玉焼きとオムレツ、どっちが食べたいか聞くと、プレーンオムレツ希望の割合が高くなってきました。
新鮮な有精卵は、オムレツにしてもやっぱり、おいしいです!

 

 

冷やし中華&番茶、始めました。 

冷やし中華&番茶、始めました。

土曜のお昼は、この夏初の、冷やし中華にしました。

材料は簡単に、週末のつくりおきで作っておいた、さっと茹でたオクラと、茹で卵と、鶏ムネ肉に塩と黒酒をして低温で茹でてほぐしておいたものを使ったので、楽チンです。
あとは直前に麺を茹で、トマトと庭のモロヘイヤときゅうりと豆苗を盛りつけました。手軽に済ませたかったので、市販の麺とタレを使いました。

FBのTGG豆乳ヨーグルト同好会では、きゅうりに塩をして水につけたまま瓶に詰めて冷蔵庫で自然に発酵させたもの(!)のその漬け汁なんかを使って、おいしい自家製のタレなんかを作っていらっしゃるようです。
いつ見ても、みなさん、超マニアックで、錬金術かと思うぐらい、自分の手で発酵させることによって、市販品がまったく及ばない、高レベルのものを作りだされています。
なかなかすぐマネはできませんが、少しずつ学んでいきたいと思います。

今号の『ゆほびか』では、TGG豆乳ヨーグルト同好会主催の栗生さん、同好会の山口さんが、発酵キャベツについての記事をよせられているそうです。
腸の大掃除号!です。(↓)

ゆほびか 2016年 09 月号

ゆほびか 2016年 09 月号

 

 

冷やし中華にこの日合わせたのは、あったかい番茶。

ムソー 無双番茶・徳用 450g

ムソー 無双番茶・徳用 450g

 

 1L以上だったら煮出した方が簡単ですが、お昼ご飯のときだけ飲もうと思っていたので、急須に多めの茶葉をいれて、熱いお湯を注ぎ、しばらく蒸らしました。 

HARIO ( ハリオ )  茶茶 急須 丸 450ml CHJMN-45T

HARIO ( ハリオ ) 茶茶 急須 丸 450ml CHJMN-45T

 

 

キントー カップ ユニティ ガラス S 8290

キントー カップ ユニティ ガラス S 8290

 

 

ちょうど夫の試験直前だったので、勉強に集中できるよう、特別に昼からエアコンをつけていたこともあり、番茶の香ばしさとあったかさが、冷やし中華で冷えた胃腸にしみわたりました!

よく、中華料理屋さんでも、脂っこいものなどを食べた最後に、香りのいい、香ばしいウーロン茶やプーアール茶などをホットで出してくれますね。

どうやら、冷やし中華と番茶の相性も、良いようです!

 

 

栗原はるみさんのカレーソースで、大きめのオクラと、セロリと牛肉のカレー。 

栗原はるみさんのカレーソースで、大きめのオクラと、セロリと牛肉のカレー。

夜は、カレーにしました。

先日、夫が会社からもらってきた、大小入り混じったオクラ。

小さくてやわらかいものは先に使って、太くて硬めのものは、塩で毛をとりさっと湯通しした後、ざくざく刻んで、冷凍しておきました。

そして先週、余ったセロリも生のまま筋だけ取って刻んで冷凍しておいたので、それも合わせ、ざく切りしたタマネギとニンジンとマイタケと牛肉の細切れを使い、週末のつくりおきとして、オクラのカレーを作っておきました。

カレーは、市販のルーでもよかったのですが、こちらの栗原はるみさんのカレーソースの材料が偶然手もとにそろっていたので、このソースを作ってから、具材を炒めて加えてみました。

www.kyounoryouri.jp

顆粒を溶いた洋風スープだけを、冷凍してあった牛すじかなにかの茹で汁で代用して、少々塩を加えてみました。

インデアンカレー カレー粉 160g

インデアンカレー カレー粉 160g

 

 

このカレーソース、たくさんできるので、あともう一回分、ジップロックの袋に入れて冷凍保存しました。
ただ、タマネギは飴色に、小麦粉やスパイスも丁寧に炒めるので、もちろん手間がかかります。
でも、ターメリックガラムマサラコリアンダーパウダーなど、ひとつひとつのスパイスの風味を確かめながら作るのは、やっぱり学べるものが多く、作ってよかったです。

結構サラっとしたカレーソースですが、具材はオクラ。
これがいい感じでトロみをつけてくれるので、仕上がりはとてもいい状態!

栗原はるみさんのチキンのレシピももちろんおいしそうですが、オクラ・セロリ・たまねぎ・にんじん・マイタケ・牛肉のコンビも、とてもよく合いました!

何しろ、特売だった牛肉以外は、ほとんど何も買わずにおいしくできた!というのがうれしいです。

庭のモロヘイヤにトマトに、たっぷり漬けたらっきょうもあって、おいしくて満足なひと皿となりました。

 

 

3冊の本。図書館で、顔パス。

私の住んでいる市は、市町村合併で3つの小さな町が一緒になっているので、もともとからある町の小さな3つの図書館のどれも、1枚の利用者カードで使えます。
それぞれの町の図書館は、ちょっとだけ蔵書にも特徴があり、農業に強い図書館、オシャレや文化に強い図書館、生活や子ども関係に強い図書館など、つまり、それぞれの強みを足した分だけの蔵書を全部、利用することができるのです。
近所の図書館にないものは、予約をすれば、その3つの図書館の間で融通してもらえるようになっています。

この間やっと、パーマカルチャーの教科書的な本の訳本『パーマカルチャー―農的暮らしの永久デザイン』を読み終わりました。 


パーマカルチャー―農的暮らしの永久デザイン

パーマカルチャー―農的暮らしの永久デザイン

 

 

なので、読み終わったら読もうと思っていた2冊を、また農業に強い町の図書館から取り寄せてもらいました。

 こちらのパーマカルチャーの日本で書かれた入門書は、とても分かりやすいです!

パーマカルチャー菜園入門

パーマカルチャー菜園入門

 

 もちろん、ビル・モリソンの方を読んだ後で読んだこともあるのですが、すべて日本にある、日本で育つ植物を例に、日本の住宅事情や気候を考えて、イラストも、まとめた図表も多く、とても分かりやすいです。
日本独特の稲作を家の庭でも、という「ひと坪田んぼ」なんて、とてもおもしろいアイディアです!

 

こちらの緑肥の本は、畑でのある程度大規模な農業の例が多いのですが、

緑肥を使いこなす―上手な選び方・使い方

緑肥を使いこなす―上手な選び方・使い方

 

直接利用できなくても、理論が分かるし、品種や実践のデータも多いので、やっぱり一回通っておきたいと思い、借りてよかったと思います。

 

そして、このブログを読んでくださっている、mami(id:lifehabit)さんの記事で紹介されていた、

lifehabit.hatenablog.jp

 

お坊さんが教えるこころが整う掃除の本』も、予約して取り寄せて、借りることができました!

お坊さんが教えるこころが整う掃除の本

お坊さんが教えるこころが整う掃除の本

 

 持ち物の数を把握したり、シンプルでステキな暮らしを実践されているmami(id:lifehabit)さんですが、さすがのオススメ本、すばらしい本でした!

よくよく見たら、著者の松本圭介さんというお坊さんは、1979年生まれ。
同い年じゃないですかー。
その意味でも、すごい。

 

お寺や神社、海外でも教会やモスクで感じたことがありますが、信仰がある、いわゆる聖地って、なんだかすばらしい気が流れているんです。
古いのに、すっきりとして、たくさんの人たちがその場所を大事に思っているのが、なんだか伝わってきて、それだけで心身が清められていくのです。

その秘密が、この本を読んでいて、よく分かりました。

私は、もちろん聖地とまではできなくても、自分の家を、なんだか疲れがとれる、なんだか自分の能力が発揮できる、元気がでる、今風にいえばパワースポット的な空間にしたい、と常々思っています。
とは言うものの、なかなか…という感じではありますが、気持ちはいつだって、そう思っています。

「面倒だし、なるべくならやりたくないから、何かのついでにささっと終わらせてしまおう」。掃除はそういうものではありません。

(中略)

掃除とは、汚れるからするのではなく、こころを磨く「修行」なのです。

(松本圭介『お坊さんが教えるこころが整う掃除の本』p.12より)

掃除って、汚れているから、するんじゃないんだそうです。
だから、汚れているように見えなくても、毎日、する。
いつくしみ、感謝する。

それが、見えないけど、積もり積もっていく。

もしかしたら、それが、私が、日本のお寺や神社だけでなく、フランスのリヨンのサンジャン大聖堂という教会や、イスタンブールのブルーモスクでも同じように感じて心身ともに清められた、たくさんの人たちが大切に思っている思い、と同じようなものだったのかもしれません。

 

中でも共感したのは、換気。
私は、いつも、できるだけ朝、掃除をします。
まず、窓を開け放って空気を入れ換え、掃除をし、最後にホワイトセージを焚いて、空気も洗います。

 

この本でも、「掃除の心得・その四」として、「空気の入れ換え」を挙げています。

もちろん、空気のよどみをきれいにする、という意味もあるのですが、

 窓を開けて自然と交わり、野生の生物と同じ環境では生きられない弱さを自覚すること。そして、自然の優しさと厳しさを肌で感じ、生命力のかけがえのなさに感謝すること。

毎朝、自然とつながる窓を開けて、新鮮な空気を取り込んでください。

(松本圭介『お坊さんが教えるこころが整う掃除の本』p.23より)

自然と対話する時間でもあるんだそうです。

寒さの厳しい冬でも、暑さ厳しい夏の朝のひとときのさわやかな時間でも、誰でも一番簡単に自然を感じられるのは、掃除の時間です。

まだ読んでいる途中ですが、部屋ごとの掃除の仕方や、お坊さんの掃除の時の衣服(作務衣)や伝統的な掃除用具、修繕など、イラスト入りで分かりやすく書かれていて、読みやすい本です。

私がずっと感じていたけど言葉にできなかったことがたくさん書かれていて、いい本に出会えたなぁと思っています。

 

そして、あまりにも私が変わった本を予約したり取り寄せたり借りたりするからなのか、私が図書館に入ってカウンターに向かって歩いていると、まだ名前もカードも出していない私の顔を見た司書さんが、ささっと頼んでいた本を出してくださるようになりました…。
他にもたくさん予約の本が並んでいるのに! 

うれしいような、ちょっと恥ずかしいような、いよいよ、図書館で顔パス、です。笑。

 

今日は髪を切ったり、明日もお出かけで、外に出る日々がひと段落したら、また読者登録させていただいているブログをゆっくり読ませていただきます。

 

 

 

はてなブックマークへの返信>

id:lifehabitさん

mamiさん、ブクマ、ありがとうございます!
とてもいい本ですね!
いつもステキな情報、ありがとうございます。
ブログを始めてよかったことのひとつが、本やその他生活のことなどなど、セレクトされた良い情報を得られるチャンネルが増えたことです。
これからもどうぞよろしくお願いします!