手作りローズマリー・ブランデー酒と、アロエ化粧水エキス、瓶詰め。おばあちゃんの特製あんこで、禁断のあんこバターサンドトースト。夏休みの図書館。
手作りローズマリー・ブランデー酒と、アロエ化粧水エキス、瓶詰め。
眠れないほどのあせもは、少しずつ、回復基調です。
前夜はほどほどには眠れたし、昨日は、植物の力が最大になる収穫に向く日、と言われている満月の日だったので、夏土用が明けたらずっと作りたいと思っていたものを、作りました。
ひとつは、アロエ化粧水エキスです。
庭に、夫の実家からもらった、アロエの鉢植えがあります。
特に水をやったりもしていないのに、ちょっと生垣の木陰に置いておけば、夏の暑さにも耐え、冬は雪に埋もれながらも春にはまたたっぷり水を貯めこんだ葉を茂らせている、とてもタフなアロエ。
ベニシアさんの本でも、レシピが紹介されています。
ベニシアのハーブ便り ― 京都・大原の古民家暮らし Venetia's Ohara Herb Diary
- 作者: ベニシア・スタンリー・スミス Venetia Stanley-Smith,梶山正(かじやまただし)
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2007/03/27
- メディア: 大型本
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アロエは傷を癒す効用があると言われており、古代エジプトの人々は永遠の植物と考えていました。ピラミッドのなかには、アロエの絵が描かれています。また、永遠の美しさを願い、肌の手入れにアロエを使ったクレオパトラは、この有用な植物を得るために戦争まで引き起こしたということです。
(ベニシアのハーブ便り ― 京都・大原の古民家暮らし Venetia's Ohara Herb Diary P.64より)
クレオパトラが戦争まで起こしたという、アロエ!
我が家はただで鉢を頂けて、放っておいても元気でいてくれるので、幸せですね。
今回は、希釈して使う前提で、量など、こちらのブログを参考にして作りました。
今回は、少し少なめの分量で、刻んだアロエをウォッカに漬けて作りました。
2か月ほど漬けると、ピンク色になってエキスがたっぷり抽出されるようです。
その後で取り出して、植物性グリセリンや精製水で希釈して、化粧水にします。
季節や自分の肌によって保湿の具合を自由に調整できるのが、いいですね!
様子を見ながら、あせものケアにも、と思いましたが、2か月後はもう秋。
うまくいけば、年中活用できるようになると思います。
楽しみです!!!
そして、ローズマリー・ブランデー酒。
我が家の元気なローズマリー。
夫の実家に挿し木にあげたり、リクエストがあった夫の妹ちゃんの家にあげるべく、今、挿し木して根をつけているものもあり。
乾燥にも強く、水をあげすぎてはいけないほどなので、庭の植物の中で、「ほっといてほしい人ナンバーワン」です。
手間がかからないのに、とにかく元気で丈夫。香りもいい。
ちょっと料理、特にミネストローネとか毎週末作るスープに使ったり、いい香りだなぁと思ったりしてはいましたが、もっと使い道がないかなぁと探していて、見つけました。
香りのいいブランデーに、氷砂糖で甘みをつけつつ、ローズマリーの香りとエキスを1~2週間ほどで抽出してしまうんだそう。
楽しみ方は、
・そのままブランデーを楽しむように飲んだり
・ロックでレモン・すだちなどをキュっと絞ると
さわやかなカクテルになります・お料理のお酒の代わりに使うと
風味がよくなり、ランクアップしたお料理になりますよ!・アールグレーのミルクティーに少し入れると
すっごく美味しくて これお気に入り・チョコをひたして食べると
まるでブランデー入りのような
高級なお味になっちゃいます!
なんと!
個人的には、チョコやミルクティーに入れるなんて、やってみたいです!!!
もう、漬けたはなからブランデーとローズマリーがいい香りで、これはもう間違いないと思います。
こちらは1~2週間ほどで漬け上がるようなので、近々、楽しめそうです。
ローズマリーには、疲労回復や気持ちを明るくするリフレッシュ効果もあるそうで、うまく活用できれば、いつでも庭でとれる、心強い味方になりそうです。
おばあちゃんの特製あんこで、禁断のあんこバターサンドトースト。
お盆に、夫の90代のおばあちゃんから、特製のあんこを頂きました。
お団子だけでは食べきれないほどたっぷり頂いていて、半分は冷凍して長く楽しみます。
おばあちゃんに頂く時から言っていたのですが、あんこを頂いたら必ずやる、と、有言実行の、あんこバターサンド!!!
日頃、自分で週末用を焼かない限り食パンは置いていない我が家ですが、このために、2枚入りのものを買ってきて、縦半分に切って、これも冷凍しておきました。
食べるときに冷凍のままトーストして、カリっとなったら、スライスしたバターと、たっぷりのあんこをサンドします♪
あぁ~ダブル炭水化物にバター、禁断のお味♪
おばあちゃんのほっくりとしたあんこと、バターの塩味とコクが、パンの上でお互いを引き立て合って、悶絶です♪
幸せ!!!
食パンでもできますが、私の好きな街のパン屋さんでは、ハードパンのリュスティックに、バターとあんこをサンドしたものが売っていて、これが絶妙なバランスでおいしいので、しっかりとしたハードパンも、オススメです。
小豆は、古くから、その赤い色から邪気払いの食べ物と言われています。
酷暑の中、邪気払いをして、腹の底から元気が出るあんこを頂くことは、とてもいいことだと思います!
なかしましほさんのレシピで、どらやきの皮を作って、ホイップと一緒にはさんだらまた悶絶だろうなぁ。
みんなのおやつ ちいさなレシピを33 (Hobonichi books)
- 作者: なかしましほ
- 出版社/メーカー: 東京糸井重里事務所
- 発売日: 2013/10/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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また、あんこと市販のバニラアイスや、角切りの寒天、白玉団子なんかを使って、即席のパフェに。
生クリームや余ったシフォンケーキ、寒天なんかと一緒にグラスに入れて抹茶なんか振っちゃって、和風トライフルにしてもおいしそうです。
夏はこっちのほうが、冷たくておいしいかな?
あんこ、ラブ、なのです。
夏休みの図書館。
今日は、この町の小さな図書館へ寄ってきました。
最近顔を覚えて頂いたようでちょっと恥ずかしさもあるのですが(↓)
小さな町なのに、市町村合併した隣町2つと蔵書をやりとりできるので、蔵書が充実しているし、新しくてこじんまりときれいな図書館で、ライフスタイル本や料理から、大きな街では競争率が高くて順番待ちしないと借りられないような人気作家の本が、だいたいいつでも書棚にスタンバイしている、という、とても恵まれた環境の、図書館です。
今日は、前回借りていた本を返すためだけに行ったのですが、夏休みで日頃よりにぎわいをみせる書棚の間を、涼みがてらぶらぶらしていたら、いつの間にか、手もとに5冊。
全部、借りてきてしまいました。
全冊熟読するわけでもないかもしれませんが、美しく楽しい本を手に取るだけで、心が喜びます。
ガレットとクレープの、結構本格的な本。
一晩生地をおいておくガレットですが、手頃な袋入りの地元のそば粉をこないだ見かけて買ってみたので、手軽に作れるようになったら、朝食とかひとりの昼食なんかにもいいかな、と。
まずは、本格的な基礎と本格的なレシピで、ガレットというものの、わりと正統な概要をつかみ、それをもとにしたアレンジのセンスみたいのを感じて、あたまのなかにガレットの情報スペースを作ってから、家庭でもできるものにシフトダウンしてみようと思います。(↓)
ガレットとクレープ 専門店のレシピ帳: クレピエが教える おいしさを引き出す素材の組み合わせと調理法
- 作者: オタンジャディスクレープリー
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2014/01/22
- メディア: 大型本
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不耕起の自然栽培を、小規模の家庭菜園でやるための、かなり詳しい本。
我が家はコンテナ栽培ですが、何かヒントを求めて。(↓)
おそらくリアルタイムのクウネルで目にしていたはずの、高橋みどりさんの連載、伝言レシピ。シリーズ3冊そろって並んでいたので、ちょっと手に取ってみました。(↓)
表紙の「苺とバルサミコ酢のジャム」の写真が、美しすぎて!
ざっと見て、季節のキラキラを大切にした、とてもセンスのいい保存食の本だなぁと思いました。
いくつか作ってみたいです!(↓)
吉本ばななの、去年発売の小説。さりげなく書棚に並んでいたので、一冊は、読み物を。(↓)
そして、借りはしなかったのですが、図書館に新入荷していたこの本、とーーーってもきれいでした!!!
切り絵作家gardenさんの、PAPER CUTTING。
切り絵作家gardenのPAPER CUTTING 花と動物たちと可愛いもの切り絵
- 作者: garden
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2016/07/20
- メディア: 単行本
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全部、切り絵なんです。
ひと口に切り絵といってもテイストはいろいろなのですが、このgardenさんの切り絵、とにかくキレイで、ステキです!!!
こちらの記事にもありますが、まさに、「甘すぎない大人の可愛さ」。(↓)
額装して飾ったり、モビールにしたり、カードにしたり。
身の回りに飾りたい!と思える、とてもオシャレな、切り絵でした。
『切り絵作家gardenのPAPER CUTTING 花と動物たちと可愛いもの切り絵』では、コピーできる図案がたくさん載っていて、見ているだけで心が躍りました。
モノクロームの木の切り絵の中に、ポイントでリンゴがぽちぽちと赤い紙の切り絵になっていたものが、本当にかわいかった!
…ですが、自分ではなかなか切り絵なんて丁寧な仕事ができる気がしないので、今回は借りずに、とりあえず、ときどき図書館で観賞するだけにしたいと思います。笑。
切り絵作家gardenさんの公式サイト。(↓)
今夜は、甘いカボチャとピリリとししとうと豚肉を炒め煮にして、生姜をきかせつつ甘辛く醤油とみりんで味付けしたおかずと、物産館のみずみずしいお豆腐に庭のモロヘイヤを刻んで乗せて頂きます。
夫が少しお疲れ気味だったので、しじみ汁を作るべく、今、砂抜きをしています。
疲れた時のしじみ汁は、ほんとに元気が出ます。