kurashito~暮らしと

暮らしが幸せになるためのことを、日々追究しています。

小さな集落の陶芸教室。飯椀と風鈴、できた!

陶芸教室、飯椀。

小さな集落の陶芸教室。飯椀と風鈴、できた!

8月も終わりが見えてきました。
ときおり、からっとした涼しい風も感じますが、まだまだ酷暑。
一度治りかけたあせもがぶり返し、また眠れない日が続いています。
ということで、ブログ更新も、スローに。

 

お盆前でしたが、うまれてはじめて、ろくろでお茶碗を作りました。

この地域の属する市の中の、たくさんの集落のいろんなところの公民館で、生涯学習的な講座が行われています。
市民であれば、行ったこともない小さな村の講座でも、申し込むことができるのです。

申し込みのチラシが来た時、家から20分ほど奥に入った、もうすぐ平屋の小学校が閉校になる、小さな集落の公民館講座を受講することに決めました。

というのも、年末まで4回ぐらいの講座で、料金は最初の500円ぽっきり+材料費(毎回1000円ぐらい)で、陶芸→かご編み→ミニ門松→しめ縄、という、理想的な流れだったからです。

お盆前、初回の陶芸講座に行ってきました。

 

方向音痴な私は、その前の週末に夫に道を教えがてら連れて行ってもらい。
家から20分ほど、大きな道路から入ってしばらくすると、圧倒的に田んぼの勢力が強い、というか、ボコボコの道に、バッタがわんさかいるような集落に着きました。
集落の神社にお参りして、なんとか道を覚えて。
あこがれのレンガの薪窯のパン屋さんは、この集落のさらに奥まった場所にあったりします。

 

当日はなんとか自力でたどり着けました。

小さな平屋の小学校の裏に、意外とこぎれいな公民館があり、中には、元気なおばちゃんたちの声が。
ちょうど夏休みということもあり、工作の宿題に、と、その平屋の小学校に通う小学生たちも来ていました。

講座はふたつ。
電動ろくろを使って、磁器の好みの器づくり。
もうひとつは、もう形が作ってあるものに絵付け体験をする、磁器の風鈴。

うだるような暑さの中、生まれて初めてのろくろ体験。
ろくろの前に座ってから、先生が「何を作りたい?」と希望を聞いて、ある人はコーヒーカップ、ある人は鉢、ある人はサラダボウル、と、それぞれお好みで。

私は、「自分用の飯椀が作りたいです」とお願いしました。

すると先生、「自分用のジャストサイズの飯椀の見分け方、分かりますか?」と。

なんでも、両手の親指と中指を合わせた輪っかが、その人の体型にぴったりの飯椀のサイズなんだそう。
子どもなんかのサイズを見るときに便利なんだそうです。

自分用のジャストサイズの飯椀の見分け方

初めて触れるろくろの上の土は、ひんやりと冷たくて、水気がとっても気持ちよかったです!
つるつるの土を舐めるように手で触れながら、先生に手を添えてもらいつつ、なんとか、完成。
一瞬のことでした。

それが焼き上がった、と、公民館から電話があったのが、数日前。
すぐに、その小さな集落まで出向いて、取りにいってきました。

陶芸教室の飯椀

なんだか、思いのほか、いい飯椀が出来ました!

陶芸教室の飯椀

やさしいカーブと、ろくろの目がとってもかわいく出ました。
多分教育用?の、扱いやすい磁土で、厚いコロンとしたものしかできなかったのですが、この素材を加工するとして、最大限かわいく実用性がある器が出来上がりました!

早速毎日使っています。
自分の手で作った、いとしい器で食べるご飯は、やっぱりちょっとほっこりします。

手作りの器で、ご飯。

あの冷たい土のつるつるとした気持ちよさが忘れられず、またどこかで機会があったら、陶芸体験したいと思いました!

 

 

そしてこちらが、磁器の風鈴。

風鈴の絵付け

こちらはいかにも夏休みの工作、という趣になってしまいました。笑。

もう形はできあがっているので、色とりどりの釉薬でお絵描きのように絵付けをするだけです。
私は、まずふちのところに海のラインを引いて、表と裏で、2つの柄を描いてみました。
ひとつは、こないだ見た、漁師町の花火。
もうひとつは、入道雲とかもめ。

風鈴の絵付け

お湯のみをさかさまにして、ワッシャーがチン!とあたって音が鳴る感じの、素朴な風鈴です。
この夏の思い出ができました。

 

器を取りに行った時、元気な公民館の係のおばちゃんとおしゃべり。
なんと、次は11月ごろ、カズラを使って、かご編みをするんだそうです。
街育ちの私からしたら、紙のクラフトテープじゃなく、カズラで編むというだけで、テンションあがります!
去年の作品が公民館の玄関に飾ってあり、なかなかステキな仕上がりでした。

みんな人懐っこくて、そして「今日は集合して草取りだね!」とか言いながら、暑さに負けず、畑仕事から家のことから公民館の事までみんなであれこれ楽しくやってのけてしまう、これまた頭が下がる、小さな集落のみなさんでした。

この地域に引っ越してきて1年9カ月、もっと奥地の別の集落にご縁ができたこと、そして、また秋に伺うのが、楽しみになりました!

 

 

昨日は、午後に久しぶりにまとめて仮眠がとれて、すっきりしました!
毎晩、かゆみで1~2時間おきに起きているし、かきむしった痕が無数の傷になって痛いし、何もしてなくてもいつでもかゆい、というのは、時に気が狂いそうになるし、かなり消耗します。
たまによく寝れてスッキリすると、ほんとうに幸せな気分。

なので、アイスカフェラテをいれて、ビスコのちいさなパックのイチゴ味と一緒に、久々お茶してみました。 

江崎グリコ ビスコミニパック(いちご) 5枚×20個

江崎グリコ ビスコミニパック(いちご) 5枚×20個

 

 

アイスカフェラテとビスコいちご味

様子を見ながら、漢方を変えてみたので、早く良くなるといいです。
そして、かゆさがつのるほどに、漢方のことがどんどん勉強できて、ちょっとおもしろい時間を過ごした夏だったなぁと、意外とのんきでもある本人なのでした。

 

 

 

<はてなブックマークへの返信>

id:rikimaruttiさん

ありがとうございます!

思っていたよりかわいくできました♪

またやってみたい、と思わせる先生は、とても乗せ上手ないい先生です。

 

id:kurashi-no-kotoさん

ありがとうございます!

とてもいい先生で、ラッキーでした!

土の選び方も、指導の仕方も。だって、小学生もとてもいいカップとか作ってたので。

ぜひ、自分にぴったりのお茶碗、機会があったら作ってみてください。

 

id:nyaaatさん

ありがとうございます!

初のロクロでしたが、とても楽しかったです。