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kurashito~暮らしと

暮らしが幸せになるためのことを、日々追究しています。

アトピー・あせもで、六本木イスクラ薬局へ。主に漢方のお話。

ナツメとサンザシ

アトピー・あせもで、六本木イスクラ薬局へ。

引き続き、3泊の東京・千葉の旅日記です。

数回に分けます。

今日は主に漢方のお話です。

 

到着の翌朝、新宿ベルクでブランチの後、

乃木坂へ向かいました。

 

この夏、あせもがひどく悪化して、眠ることもできなくなってしまったのですが、これまで、自分で調べながら、漢方を飲んで対処しようとしてきました。
皮膚科に行けばステロイドを塗って一発、だったのかもしれませんが、皮膚が毒を排出しようとしているとか、これまでの生活の中で、何かバランスをとろうとしているんだろうと思い、体全体を視野に入れて、それらを考えつつ、体質も含めて根本的に治療したいと思ったからです。

今回、せっかく上京するということで、それなら、漢方の本格的なところでしっかり診てもらいたいなぁ、と、前日の行きの飛行機の中で、ふと、思ったのです。
でも、個人の漢方店って、こちらの地元にもあることはありますが、なんだか敷居が高くて。

自分で漢方を選ぶときに、参考になる情報をいっぱいネットに載せていた漢方の会社が、東京に数店、直売の小売店を置いていることを知りました。
それが、イスクラ漢方薬局です。

www.ikanpo.jp

 

入りやすい乃木坂のイスクラ薬局で、ガッツリ、弁証論治。

新宿から予約の電話をし、1時間後には、乃木坂で降りてイスクラ漢方六本木店へ。

暑い中、汗を拭き拭き(かゆくてたまらなかったけど)たどりついた店は、漢方、っていう感じがあまりしない、入りやすい雰囲気でした。
案内された席には、中国茶が出てきて、かゆがる私に、漢方のスプレーみたいのを持ってきてくれ。

瑞花露薬用スキンケアスプレー|中医学・中成薬・漢方で皆様の健康を願う|イスクラ産業株式会社

東京で漢方のお店に行こう、と思い立った時から、なんだかイメージしていたのです。
同じ30代ぐらいの、話しやすい女性の先生が、白衣を着て、やさしく話をしてくれている場面。
デジャヴかと思いました!
まったくそのとおりの女性の先生が、結局1~2時間、診断から処方から今後の治療方針から食養生まで、つきっきりで話をしてくれました。

 

その、優しい白衣の女性の先生は、この方です。

www.ikanpo.jp

www.ikanpo.jp

こんな文章も書いていらっしゃるようです。

bui.jp

アロマ中医学
とってもおもしろそう!!!

 

遠方からということで、私の住んでいる地域で通える系列店に引き継ぐつもりで、今飲むべき漢方2種、それでだめなら、の1種、とりあえずかゆみが引いたら根本治療のための1種、最終的にお肌を良くしていくための1種。写真を撮って帰ってください、とのこと。

イスクラ薬局漢方

 

自分なりの漢方セレクト、よいところと悪いところ。

私は、自分で症状を見つつ、これまで、いろんな漢方を順々に試しながら、自然にちょっとだけ勉強をしてきました。

  • かゆみ→消風散
  • 乾燥や熱をともなったかゆみ→温清飲(黄連解毒湯+四物湯)
  • 乾燥がひどくなった→当帰飲子
  • ほてってピリピリする→加味逍遥散
  • 陰が足りないので、補する→六味丸
  • それでもよくならない→白虎加人参湯
  • 気の鬱滞でヒステリーに掻く→柴胡加竜骨牡蛎湯

などなど。

それもすべて話し、よかったポイントも、悪かったポイントも、教えてもらいました。

まず、消風散は、「風」という文字が表すように、じんましんなど、かゆみの場所がさーっと体中を移動する時に。もしくは、症状の初期に。
温清飲は、悪くは無いんだけど、本来は、症状がだいぶ治まった時点でチョイスする。
など。

それでも、自分で調べてよくぞここまで、と誉めて頂きました。
結果、この薬局にたどり着けたし、漢方の基本を学ぶ、初心者のための何よりの実践教材だったと思います。

 

舌を診るだけで、これだけのことが分かる!

漢方で定番の、舌を診る診察も。
思ったより結構じっくり、舌をじ~っと診られました。
それで分かったこと。
「虚熱」「痰湿」「瘀血」

  • 「虚熱(きょねつ)」とは、「実熱」の反対。
    人の体には「陰」と「陽」のバランスが常にあり、熱といえば通常「陽」が過剰で起こるもの(=実熱)。
    でも、「
    陽」は通常量なのに、それに比べて「陰」が極端に少ない状態になると、体の中では相対的に「陽」が過剰な状態になる。
    「陽」の量は決して多すぎないのに、熱を持ち、「陰」が足りないため体に体液の「津液(しんえき)」をめぐらすことができなくなっているので、かさかさと乾燥する。これには、最終的には、「陰」を補充してバランスをとってあげる方法をとる。

  • 「痰湿(たんしつ)」とは、いわゆるむくみ、水毒。
    私の場合は、水をつかさどる「腎」が、いい水分をとりいれて体にめぐらすことができず(津液の不足でカサカサ)、そのくせ、余分な水分は貯め込んでしまっている(痰湿)ので、水をうまく代謝することができていない。
    「腎」の機能にとにかく問題あり。

  • 「瘀血(おけつ)」とは、そういったいろいろが進行し、体に蓄積されて、血が悪くなってしまっている状態。舌に、私には分からなかったけど、黒い斑点があるんだそう。

そして、「気」の中でも、体中を覆っている「衛気(えいき)」という、バリア・免疫みたいな気が弱っていて、眠ると体の中に入ってくるその「衛気」が、熱をおびて悪化させてしまっている、んだそうです!

だから、夜中にかゆかったり、連続1~2時間しか眠れなかったりする。

な、なんだか、大変?!

 

これまでの病気についても、聞かれました。
そういえば、私、結婚したての頃、十年弱前、フルタイムの仕事と奥さん業が両立できず、腎盂腎炎を起こして倒れてしまったのです。
その後もなかなか良くならず、たくさんの抗生物質を飲んだり、背部に痛みが残ったり、結局それでフルタイムを退職するに至りました。

もとから若干皮膚は弱いところはありましたが、言われてみると、今困っているあせもやアトピー様の皮膚炎は、その後から、最初はごく小さい範囲の首だけでそれが数年続き、今年、ばーっと上半身全体に広がった感じだったのです。
まさに、舌の診立てのときの、「腎」に問題あり、そのものだったのです。

小さい頃、扁桃腺を腫らす子どもだったのですが、「腎」は、常にコンビで「肺」もケアしなくては、ということ。

筋の通った治療方針に、スッキリ。

治療方針としては、まず、皮膚の場合、かゆみ(=熱)を冷ます、「瀉熱(しゃねつ)」を何より優先。
2週間とかかけて、それがある程度落ち着いたら、絶対そこで止めず(そこで止めるとまた季節が来ればぶり返す)、そこからやっと、根本原因の「腎」を補していく処方をし、それが効いてきたら、やっぱり女性なので、お肌をきれいにする処方のところまで、やりたいですね、とのこと。

なので、今回は、熱を取り去る漢方2種、これを2週間飲んでみて、その後の様子を、ちゃんと「弁証論治(べんしょうろんち=今回のように、問診や舌診などで総合的に証を判断して診察・処方すること)」してくれるところで、加減していくことが大事。
ということになりました。

私が自分で調べていた漢方は、虚熱のところまでは行きついていたんだけど、まず徹底的に瀉熱(しゃねつ)した後で、補陰(特に腎を)する、という順序が正しくなかったので、いつまでもかゆみがとれなかった、ということが分かりました。

 

いやー、感服!
私が、皮膚科のステロイドを選ばなかった理由「総合的に身体の事を見直したい」を、目の前で、鮮やかにやってのけられた時間でした。

これを機会に、より体全体をいい状態に持っていけそうです。
36歳という年齢からも、とてもいい時期に出会えたと思います。

 

東洋医学ならでは、生活全体のアドバイス。

さらに、「腎」や「肺」を補するための生活の仕方、たとえば、

  • 体温より冷たいものを口にしない
    ~かゆみの熱とは別の、体にとって今貴重な、回復するための熱が、入ってくる食べ物をあたためるためだけに無駄に使われてしまうから。
  • 「腎」には、黒い色の食べ物を。~黒ゴマ、海藻、豆、粘りのあるもの。
  • 「肺」には、白い色の食べ物を。~豆乳、梨、白キクラゲ、レンコンなど。
  • 甘いものがあまり良くないので、おやつには、「サンザシ」や「ナツメ」などの、生薬にもなるドライフルーツを。
  • 今の状態だと、食事のバランスは、肉:野菜:炭水化物:他調味料=1:6:2:1でいい。特に温野菜を。

など、東洋医学ならではの知識も。

私が元から興味があって、というのを伝えていたこともあり、白衣の優しい女性の先生は、詳しく話してくださいました。
さらに、私、「とても興味があるので、お勧めの本はありませんか?」というお願いまで。

そこで教えてくださったのが、このムック本。

漢方・中医学がわかる本 (TJMOOK)

漢方・中医学がわかる本 (TJMOOK)

 

 イスクラ薬局の社長さんだかなんだかも関わって作られた本だということですが、写真やイラストがきれいで、中医学の基礎が分かりやすく、女性の健康の具体的な例とともに載っている、ということで、早速手に入れました!

 

 

漢方薬の会社の直営店なので、処方薬のように安くはありませんが、それでも煎じる必要のない粉薬で出してくれて、初診代とかはなく、お薬代だけの費用ですみました。
何より、漢方薬を広めたい・売りたい、という漢方薬会社の意図と、風通しのいいところでしっかり診てもらいたい、という私のニーズがぴったり。

 

肌が、再生!

それから旅を続け、帰宅し、処方してもらってから約1週間たちました。
漢方を毎日飲み続け、食事に気を付け、温野菜料理を一品増やすようにして、ちょっと適当になっていたひとりのお昼ご飯なども、気をつけるようにしました。

すると、なんとすばらしいことに、お肌が潤って再生してきました!!!

まだ、暑いところに居たり汗をかくとかゆみは出ますが、ガサガサポロポロ、かきすぎて痛くて血まで出ていたのがウソのように、今は、しっとりとした皮膚が体を覆っています。
多少掻いても、血が出ない程度の厚さの肌。
ウソみたいですが、それだけでも、感動しています。

なによりありがたいのが、眠れるようになったこと!
かゆみやかき傷の痛みやピリピリで、連続1~2時間しか眠れなかったのが、ここ2~3日、連続4~5時間、眠れています!!!

眠れるようになることが、どんな薬よりも効きますよ、と先生が言っていた通り。

 

一番上の写真が、おやつにするといいドライフルーツ、ナツメとサンザシです。
これも東京で買ってきました。

また追って、その話も書きたいと思います。

 

ユウキ 紅ナツメ(チャック付) 20g

ユウキ 紅ナツメ(チャック付) 20g

 

 

サンザシ 1kg ミネラル・クエン酸が豊富なサンザシ
 

 

知りたかったことを、その道のプロに直に接して納得いくまでレクチャーしてもらい、 また、新しい世界が広がり、とてもエキサイティングな体験でした!!!
こういう専門家へ出会える窓口や選択肢が多いのも、都会の利点ですね。
チャンスを活かせて、ほんとうによかったです!

 

旅日記、六本木を出て、次回は、銀座編です!

 

 

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