読書の秋。モンステラの刺繍のコースター。なかしましほさんのバナナシフォン、フォートナム&メイソン、ロイヤルブレンドと。ホット始めました、キャラメルマキアート。変幻自在で便利な常備菜を発見!いかのマリネ。
読書の秋。モンステラの刺繍のコースター。
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東京・千葉の旅日記は、ラスト一話。
今日はお休みです。
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日中35℃以上あった夏は、ちゃんと去っていきました。
まだときおり蒸し暑さは残りますが、私が住むこの田舎町も、台風に耐えた稲穂の絨毯の黄色が日に日に色濃くなっていきます。
ここは小さな町なのですが、市町村合併した他の2つの小さな町とあわせて、一枚の貸出カードで利用できる図書館が市内に3つもあり、お互い蔵書を融通し合ったりして 、本に関しては結構な充実具合です。
しかも、その日の気分に合わせて、3つの図書館どこにでも行くことができて。
なんて幸せ!
先日は、久々、車で15分ほどの、隣町の図書館へ。
本屋でもそうですが、ディスプレイが違うと発見する本が違ってきます。
ほんの20分ほど、書棚の間をうろうろしているうちに、借りたい本がザクザク!
もともと、この本を借りに行ったのです。
吉本隆明の、『なぜ、猫とつきあうのか』。 (↓)
農業・園芸の棚で見つけた、奇跡のリンゴの木村さんの、『土の学校』。
とても読みやすそう。
涼しくなってきたので、庭仕事も再開予定です。(↓)
お茶でもしながらゆっくり読みたい、雑誌に近いムック本も。
美容室とかにあったら、普通に手に取っているような本。 (↓)
暮らしを、整える: 部屋と頭と心のお片づけ (私のカントリー別冊)
- 作者: 主婦と生活社
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2013/05/30
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目で見てきれいな本も借りたいなと思っていたら、こんな本を見つけました!
小さな花束やブーケなんかのコツを、きれいな写真と一緒にまとめてある本。
写真を見ているだけで、心が踊ります。(↓)
小さな花束の本: 「作る、飾る、贈る」ためのカンタン、おしゃれな手法を集めました。
- 作者: 小野木彩香
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2015/06/01
- メディア: 単行本
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私が毎週修行している、低温長時間発酵のパンのレシピ本を出されている、高橋雅子さんの、料理本。
塩レモンは知っていたけど、この冬、塩ゆずってのもいいなぁと思って。(↓)
猫の本の吉本隆明は、よしもとばななのお父さん。
名前順に整理してある図書館では、当然、父と娘は隣のコーナー。
ということで、よしもとばななのエッセイ集、3年前の割と新しい本が、閲覧棚にありました。(↓)
そして、これは、隣町の図書館だけなのですが、なんと、CDやDVDまで貸し出してくれるのです!
CDに関しては、レンタルショップよりは種類は少ないですが、それでもJ-POPやジャズなんかだったら、ひととおりそろっています。
今回は、『シューマンの指』というサスペンス小説(↓)にもとづいて、
小説の中に山のように出てくるシューマンの曲をオムニバスとしてまとめた6枚組のCDが小説の隣に並べてあったので、ひとまずCDだけ借りてみました。
市立の図書館で、サスペンス小説の隣に置いてあるクラシックのCDを借りる、というメディアミックスな感じ、なかなか進んでいる田舎だなぁと思います。
もう、並べただけでうっとりしてしまうセレクションな本たちと、秋の午後と、ミルクティー。
ここのところ刺繍をよくやっている叔母に、作ってもらいました。
モンステラの刺繍を端に入れた、コースター。
深い緑色が、とってもステキ。
刺繍って、この温度のある手触りやたたずまいが、またいいものですね。
我が家のテーブルの濃い色に映えて、本と一緒にミルクティーを乗せると、もう至福の時間です。
素肌をさらさらっと通りぬける風と、ミルクティーと、本。
夏の間はこんな季節は永遠に来ないような気がしていましたが、ちゃんと、やってきてくれました。
なかしましほさんのバナナシフォン、フォートナム&メイソン、ロイヤルブレンドと。
夫が忙しく、休日も会社に行ったりして疲れているので、週末に、やさしいおやつを焼いておきました。
なかしましほさんの、バナナシフォンです。
なかしましほさんのシフォンは、基本、卵白も卵黄も4個使い切りで、卵黄だけ余ったりせず、とても作りやすいです。
菜種油と、近所の有精卵を使って作ると、型からあふれんばかりにモコモコ。
なかしましほさんのバナナケーキは永遠に大好きだけど、
バナナは素直なシフォンにしても、とってもやさしくていい香りで、やっぱりおいしかったです。
夫も、朝ごはんを食べたばかりなのに「シフォンケーキ食べたい」、と言いだしたり、ふたりであっという間に食べきってしまいました。
シフォンのお供は、こないだ東京で買ってきた、フォートナム&メイソンの、ロイヤルブレンド。
ロイヤルブレンドは、割とベーシックなブレンドなのですが、
「口当たりの良い、コクのある、はちみつのような香り、深みのある金色、ミルクとよく合う、軽やかだが芳醇」
という説明書きにいちいち納得してしまう、おいしい紅茶です!
しかも缶入りは250g入り!
一回5g使ったとしても、50回は飲める計算です。
ひと缶買うにはお値段のいい紅茶に見えますが、かなりの量が入っているので、意外とお得でコスパのいいお茶です。
たっぷり入っているということで、気兼ねなく、 ひとりの時間にも頂いています。
この間は、朝、どうしてもサンドイッチが食べたくて我慢できなくなり、夫を送り出した後、掃除を中断してまで近所のスーパーにでかけ、サンドイッチ用のパンとハムを買ってきたほど。
ハムにはマスタードがよく合って、たっぷりの茹で卵とマヨネーズ、パンには出かける前に小皿に切りだしておいたバターのとろりと溶けたものを塗って、朝なので一日の活力源に、しっかり目に出したロイヤルブレンドのストレートと一緒に、頂きました。
濃い目に出しても、あっさり目に出しても、ミルクを入れても、雑味がなくてどこまでも上品。
ほんとにおいしい紅茶って、幸せだなぁと思います。
夫の実家にもお土産としてあげたのですが、楽しんで飲んでもらっているようです。
フォートナム&メイソン クイーンアン(クィーンアン) 250g缶入り (Fortnum & Mason Queen Anne Tea) [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: フォートナム&メイソン
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沸かしたての湧き水で、たっぷり空気を含ませて注ぎ、そのまま茶葉が躍るのを見ながらじっくり出していると、「紅」茶というだけあって、いつしか、はっとするほど深くて鮮やかな紅色になります。
焼き菓子とあったかい紅茶がおいしいのも、秋の到来、ですね。
ホット始めました、キャラメルマキアート。
ここ数日忙しく出かけていて、その中で、またまた、大好きなコーヒースタンドにも寄りました!
全部の用事を済ませた後で疲れていたので、家までの長い運転のお供に、甘くてほろ苦いキャラメルマキアートをオーダー。
このコーヒースタンドをやっているバリスタさんは、元パティシエさん。
なので、キャラメルマキアートに使うキャラメルは、店でご自分で炊いていて、しかもコーヒーに混ぜるキャラメルと、上にトッピングするキャラメルは、苦みなど2種類別に作っているというこだわり。
おいしくないわけがない!
前回まで迷わずアイスでお願いしていたのですが、
「ホットにしますか?アイスにしますか?」
と聞かれたとき、ふと、迷っている自分に気付きました。
私の口をついてでた答えは、
「ホットでお願いします。」
カップを抱えて店の外に出ると、舗道にはまだちょっと日射しの熱気が感じられて、でも見上げた空には、ぽっかりぽっかりとうろこ雲。
そんな高い空の下、平日ののんびりした街を歩きながら飲むキャラメルマキアートは、しみるようにおいしかったです。
ホットならではの濃密なミルクの泡が久しぶり!
ホット、始めました、の秋です。
変幻自在で便利な常備菜を発見!いかのマリネ。
今朝ほど、テレビをつけてみたら、やっていました。
ワタナベマキさんの、いかのマリネ。
これは作ってみたい!と思い、さっきスーパーでみかけた小ぶりのイカを早速買ってきて、作ってみました。
レシピはこちら(↓)
いかのマリネ|NHKあさイチ
基本、タマネギとニンニクとイカさえあればできて、薄味にして常備菜にしておけば、あとからいろいろアレンジして食べられるものなので、ものすごく便利な予感!
最初にタマネギを透き通る位まで炒めてから、上にイカを乗せて、白ワインで1分だけ蒸し焼きにするのですが、1分たったら火を止めて、あとは余熱で3分放置します。
この低めの温度の余熱で加熱することが、誰でも簡単にイカをやわらかく調理する究極のコツだそうです。
余熱で火を通したあと、レモン汁や塩コショウで味をつけます。
とてもシンプルな味なので、あとから味を加えて、パスタにしたり、トマトソースを作っておいたところとあわせたり、そのままさっぱり食べたり、かなり使い回しがききます。
白ワインのところを紹興酒にして中華風とか、ゴマ油にするとか、レモン汁をカボスにするとか黒酢にするとか、ナンプラーを使うとか、薬味もいろんな国のものにすれば、変幻自在。
今日は、人参とタマネギだけで作って野田琺瑯の琺瑯のタッパーに入れておいたので、2,3日、味をつけ変えながら楽しみに頂こうと思います。
直火もできて油ものでもスルっと洗える野田琺瑯のタッパーは、我が家では必需品です。(↓)
余熱で火を通したイカは、プリップリで、びっくりするほどやわらかいです!!!
同じ方法でエビもいけるそうなので、また作ってみたいと思いました。
忙しくて常備菜があると助かるという人にも、イカやエビをやわらかくプリップリに仕上げてみたい人にも、さっぱり食べたい人にも、簡単でオシャレなアレンジ料理を作ってみたい人にも、これはかなりオススメです!
秋なので、おいしいキノコも加えたらいいかもしれませんね。
<はてなブックマークへの返信>
id:rikimaruttiさん
ブクマ、ありがとうございます!
サンドイッチ、いまどきのオシャレなものじゃなくてめっちゃクラシックな昭和なものですが、ときどき無性に食べたくなります。
あとポテトサラダがあればカンペキだったのですが!