ぎっくり腰になりました。手作りのおでんとシュウマイの差し入れ。久々の、基本のプチパン修行!冬の朝に、ルクルーゼで、ガルビュール風スープ。残り物でスペイン風、おかずオムレツ。
ぎっくり腰になりました。手作りのおでんとシュウマイの差し入れ。
ここ2,3日、まだまだと思っていた冬が突然やってきて、窓には冷たい風が吹きつけています。
実は日曜の朝、ぎっくり腰になってしまいました。
人生で2度目、と思いこんでいたのですが、どうやら今年の春にも一度やっていたようです。
人生で一回目のぎっくり腰は、まだ20歳過ぎの学生の頃。
当時住んでいた実家は間違っても大豪邸ではない木造モルタルの小さな古い家だったというのに、自分の布団からトイレまで、脂汗をかきながらなんと40分!もかけて這って行ったのを、今でも覚えています。
それと、確か大学の構内でギクッとやってしまったので、一緒に居た当時の彼氏くんの慌てた顔も思いだしました。
彼も同じく20歳過ぎの、若い男の子だったわけで。
お互い幼かったなぁと、ほほえましい思い出の景色です。
今回のぎっくり腰は、初回ほどは酷くなく、でも、記憶に薄かった今年の春のものよりは重いものでした。
一度経験しているので、初日の夜は多分寝つけないだろうと予想し、夫を起こさないようにあらかじめ別室で布団に入りました。
すると案の定、寝ようと思っても、痛くない姿勢がまったく見つからず、うんうんうなりながら2時間ほど布団の中で芋虫状態。
なんとか眠りについても1時間ほどで、痛みで目が覚めて、あっという間に朝。
睡眠不足の中、2日目までは歩くこともままならず、久々にザ・ぎっくり腰を体験しました。
そんな2日目に、偶然届け物に来てくれた夫の父に「実は、ぎっくり腰を…」とぽろっともらしたら、翌日、心配した夫の母と90代のおばあちゃんまでかけつけてくれました。
そして、手作りおでんと、手作りシュウマイの差し入れを頂きました。
夫の母は、市販のおでんの素を使わず素材の味を引き出して、かといってそんなに構えず、何というかほっこり自然に、とってもおいしいおでんを作ってくれます。
結婚したての頃、
「えー!家でこんなにおいしいおでんが作れるなんて!もう、外で食べるもんじゃない!」
と、たいそうびっくりしたものです。
おでん屋さんに行けばひとつのネタでいくら、ですが、自宅のおでんのいいところは、ほんとに具だくさん!好きなものをお腹いっぱい食べられること。
様々な種類の根菜、練り物類、卵、スジ肉や骨付き肉から、とびきりおいしいおだしが出ます。
夫の母のおでんは、餅入り巾着まで、うす揚げを開いて詰めた手作りです。
それはつまり、餅だけでなく何でも入れていい、ということ!
経済的でもあり、栄養もあり、より安心で、入っているのが餅に限らないのは、これまた楽しくおいしいです。
3人の子どもを育てた中での知恵でもあるんだと思います。
あまりにおいしい「おうちおでん」に衝撃を受けた私はそれから何年かして、作り方を調べ、やっと自分でもおでんを作り始めました。
今回はぎっくり腰療養中、ということで、またまたお母さんのおでん、ごちそうになってしまいました。
四角いおでん鍋にぎっしりの具材。
おかげさまで、寒風吹きすさぶ日の夜も、腰をさすりながらもからしのチューブだけはしっかりと握り、鍋があたたまるのをひたすら待っているだけで、あったかいおでんが約束されている、幸せな嫁でした。
そして、おでんを届けに行くと聞いたら、さすが実行力の夫のおばあちゃん、居てもたってもいられず、それからすぐにシュウマイを仕込んでくださったんだそう。
ひとつひとつ丁寧に包まれた美しいシュウマイ。
シュウマイを一から作るなんてなかなか思い立てないことですが、ささっと手作りシュウマイを用意してくれた夫のおばあちゃんはなんと、90代!
時間を見つけたら庭の手入れをし、テレビの料理番組を見てはレシピを即自分でメモして歩いて買いだしに出て、実際に作ってはレパートリーを増やし、毎年、家族みんなにおいしい手作りおせちまで振るまう、スーパーおばあちゃんです。
今年のお正月の、おばあちゃんお手製のおせち料理は、こちらから(↓)
夜、食べる直前に12分ほど蒸しあげたシュウマイ、ほかほかのツヤツヤです!
プリっとして、食べごたえのある、とてもおいしいシュウマイでした。
こちらも、薬味のからしのチューブだけを握りしめて、蒸し上がるのをコンロの前でじっと待つ、幸せな嫁でした。
夫の母が、チューリップの切り花も買ってきてくれました。
冬の華やかな色の花は、心に灯りをともすようです。
夫の父からは、「コルセットを持たせたらよかったね」と、これまた気遣いのメールが。
夫の実家の家族は皆、誰かのために何かしたいという気持ちがみな強く、しかもその能力が高く、おまけにフットワークも軽いのです。
そんな家に嫁いで、90代のおばあちゃんにまで、36歳のぎっくり腰を心配して差し入れて頂くなんて…恐縮しきりです。
その家で育った、やさしい長男に嫁いだ私。
先輩方を見習いながら、ますます精進しなくては、と、思う毎日です。
感謝の中、シュウマイとおでんの湯気にほっと安心しつつ、ひとまずは年末年始に向けて腰を全快しようと思います。
火曜日からはお弁当づくりを再開し、水曜からなんとか掃除も再開でき、3日ぶりに掃除した部屋ですっきり過ごせて、あぁ幸せだなと感じました。
今日は買い物にも出て、明日からは延期していた出かける用事もこなしていきます。
やっぱり元気がいちばんだし、ありがたいことです。
夏はあせもが悪化し、今は歯医者にも通っていて、何かと体のメンテが必要な一年でした。
そういえば今年は後厄だったので、神様からのお達し、だったのでしょうか。
今年の養生を踏まえて、来年からは何事もなく、健やかに過ごしたいものです。
<ぎっくり腰で活躍したアイテム>
- ハラマキ
こちらの記事にも書きましたが、特に寒くなってきた今日この頃、あたためて血行を良くすることは、予防にも回復にも大事ですね。
完治するまでは四六時中、着用しています。
- フラワーエッセンス「レスキューレメディ」
バッチフラワーレメディという、植物の力から作られたエッセンスがあり、その中に、緊急時のパニックや心身にショックを受けた時、心身を落ち着かせてくれる「レスキュー」という種類のものがあります。
スポイトから4滴ほど、口の中に垂らすだけです。
緊急時やショックを受けた時ほど、一度冷静になり正しい判断をし、それ以上パニックを広げないことは、とても大事です。
私は歯医者に行く時なども事前に使用していて、 出かけるときもポーチにいれていつでも携帯しています。
日本で手に入りやすい、レスキューレメディ。(↓)最近は英国御用達メーカー、エインズワースの、さらにパワーを強くしたリカバリープラスを愛用しています。(↓)
- アルニカクリーム
筋肉や筋やコリなど体のあちこちの痛みによく効く、自然のクリームです。
今回特に、ぎっくり腰をかばって、反対側の腰やひざなどがパンパンに張ってしまったのなんかに、とても良く効きました。
お風呂上がりに塗って、あったかくして寝ると、翌朝には軽くなっています。
肩こりにもよく効きます。
iherbでも購入できます。こちらから→★(Click!) - 綿の座布団とウールの座布団カバー
我が家では、布団と一緒に、中身が綿100%の座布団を使っています。
座布団中身 生成り(ヌード座布団) (銘仙判)
価格:2000円(税込、送料別) (2016/12/14時点)
これに冬はウール100%の座布団カバーをかけて使っているのですが、この座布団を3枚ほど縦に並べると、ちょっとした簡易敷布団、しかも綿100%でとても寝心地のいいものになります!
今回、腰が痛くて布団の上げ下げが出来ない中、昼間に何度も仮眠をとる際、この座布団にはとても助けられました。 - 別府明礬温泉の湯の花。
我が家で冬に愛用している入浴剤で、別府温泉の湯からそのまま析出された固形の温泉成分をパックに入れただけの、まさに温泉の素!です。
温泉成分以外、他の薬品はまったく添加されていないので、 違和感がありません。そのかわり、強烈な硫黄臭だったり、濁る湯の色だったり、追いだき釜などは傷めてしまうかもしれない、とにかく温泉そのままのパワーのある濃縮成分です。
ひとパックお風呂に入れると、大地のパワーを余すところなく頂ける、本当にありがたい入浴剤です。
ほんっとに芯からよくあたたまるので、腰が痛くて動けない時に家に居ながら湯治でき、助かりました。我が家では冬になると常備しています。
久々の、基本のプチパン修行!
ぎっくり腰になる前ですが、先週末、久しぶりにプチパン修行しました。
少しのイーストでゆっくり発酵パン?こんな方法があったんだ。おいしさ再発見!
- 作者: 高橋雅子
- 出版社/メーカー: PARCO出版
- 発売日: 2007/01
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少量のイーストで、一晩冷蔵発酵させた生地を成形して、二次発酵。
メッシュ状になっている、何度でも繰り返し洗って使えるオーブンマットのシルパンは、クッキーやパンなど、カリっとサクっと焼きあげたいものに適しています。(↓)
今回は、思いつきで、あとから黒ゴマとローズマリーを乗せました。
ほんとは二次発酵前に練り込んだ方がいいですね。
下手なクープを切って、
スチームを出してくれる、オーブンの 「フランスパンモード」で焼きました。
久々に、土日連続の休日がとれた夫と、休日の朝食に頂きました。
「kurashitoちゃんのパンは、もちっとしてる。ご飯みたい。」
と、夫の評です。
なかなか垢ぬけないパンのようです。笑。
次の段階のバゲットとリュスティックへ進むために、おこづかいでこの本を購入しました!
ゆっくり発酵 バゲット&リュスティック (少しのイーストでつくるパン3)
- 作者: 高橋雅子
- 出版社/メーカー: PARCO出版
- 発売日: 2008/11
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 8回
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高橋雅子さんのパンレシピは、家庭用のオーブンでいかにおいしく本格的に焼くか、に重点をおいてあらゆる角度から研究してあるので、信じて取り組めばきっと自分にもおいしいパンが焼けるはず!と、やる気が出ます!
届くのが楽しみです♪
冬の朝に、ルクルーゼで、ガルビュール風スープ。
そのパンに合わせて、久しぶりに、ガルビュール風スープを作りました。
ガルビュールとは、フランスとスペインにまたがるバスク地方の郷土料理です。(↓)
本当は白いんげん豆を使うのですが、
お正月によく使う白花豆を代わりに使い、キャベツの外側の色の濃い葉なんかも入れて、仕上げに、バスクの唐辛子「エスプレット」(ちょっとお高い…↓)の代わりに、
冷蔵庫の中の一味唐辛子を使い、在り合わせの材料で濃厚な白いスープができました!
作り方は、こちらから(↓)
寒い朝でも、手作りのプチパン、プレーンオムレツとお野菜、あったかいスープがあれば、どこかへお出かけする元気がわいてきます。
我が家のルクルーゼは、毎日ご飯を炊く時も、休日の朝のスープにも、休む間もない働き者です。
ルクルーゼ 鍋 22cm IH 対応 ココット ロンド チェリー レッド 2501-22-06 【日本正規販売品】
- 出版社/メーカー: LE CREUSET (ルクルーゼ)
- メディア: ホーム&キッチン
- 購入: 2人 クリック: 4回
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残り物で、スペイン風、おかずオムレツ。
そんな休日のつくりおきをせっせと作った金曜のお昼。
なんと、スープで余った豆まで混ぜ込んで、オムレツにしてしまいました。
たっぷりのオリーブオイルとニンニクに、余って冷凍していた少量のツナ、刻んだミディトマト1つ、ローズマリー、水煮の豆を、塩コショウをしてトマトが崩れてくるまで炒め、白ワインを加えてアルコールを飛ばし、有精卵2個を溶いて流し込み、オムレツにまとめました。
スペインでは、とてもよくオムレツが食べられていました。
サンセバスチャンのバルでも、昼の時間帯には、バゲットのスライスにオムレツが乗っかってそれを楊枝で留めたピンチョスがたくさん並んでいたぐらい。
この日のお昼は、朝作ったお味噌汁をあたためなおして、ナムルなどの常備菜と一緒に、アツアツのオムレツをおなかいっぱい、頂きました。
明日は一番の冷え込み!とかいう予報でした。
しっかり防寒対策をして、無理なく動こうと思います。