おうちで、ソーキそば。海の近くの図書館へ。カルディの冷凍カヌレ!休日のタイカレーで、心身ともにスッキリ!
おうちで、ソーキそば。
関東では桜がもう開花しているそうですが、ずっとずっと南、九州南部の小さなこの田舎町のソメイヨシノは、いまだ、つぼみです。
この間、道の駅に行ったら、木々にピンク色の花が咲き乱れていていました!
「いつのまに?!もしや桜を逃したか?!」と一瞬慌てて、帰りにその近くの桜の名所を通って帰りましたが、どうやら道の駅で咲いていたのは、ソメイヨシノではないいくつかの品種の桜だったようで、トンネルを抜けるとずっと桜のアーチが続くはずのその道沿いには、まだ裸の木が立ち並んでいました。
ソメイヨシノではない、ちょっと素朴なヤマザクラも、八重だったりさまざまな色味に咲くサトザクラも、それぞれ趣があって、いいですね。
気温や雨などの兼ね合いで、うまいこと、今週か来週の週末にお花見散歩でもできたらいいのですが。
先々週あたり、夫と街を歩いていたら、街かどでおばあちゃんが出店を出していました。
小さな荷車に、野菜や果物はたまにあるのですが、なんと、沖縄そばの生麺がずらり!
思いだすと、まだ実家を出たことのない大学生だった19歳の頃、親に内緒で初めての一人旅をしたのが、沖縄でした。
そこで最初に口にした料理が、昼間に大学の食堂みたいなところにもぐりこんで食べた、ソーキそば。
しっかりと弾力のある麺に、ダシのきいたスープ、煮込まれた豚の骨付き肉に、紅ショウガとネギ。
うどん、でも、蕎麦、でも、ラーメン、でもない、生まれて初めて食べるあったかい麺でしたが、初めての一人旅の大冒険の記憶の味として、20年近くたった今も、思い出に残っています。
エスニック食材の店に行っても、珍しいパスタやタイのビーフンなんかはあるのに、意外と目にしないのが、沖縄そば。
週末のお昼に食べたいね、ということで、おばあさんからスープつきの生麺を買い、週末を楽しみにしていました。
「ちゃんと紙を読んで、必ず、おいしく食べてくださいね」
とは、おばあさんからのことづけです。
そして、週末前。
おばあさんから買ったのは、スープつきの生麺だけ。
やっぱり、ソーキも乗せたいよね!ということで、骨付きの豚肉をスーパーで手に入れてきました。
九州南部には、醤油と味噌と黒砂糖で甘辛く煮込んだ、軟骨つきの豚肉の郷土料理がありますが、やっぱり沖縄そばにあう、ソーキを食べたい、ということで、こちらのサイトを参考にさせていただき、圧力なべを使って、初めてソーキを煮てみました。
九州南部では、豚肉の臭みを消すために、圧力をかけて煮込む前、最初にフライパンで豚肉を焼きつけてから焼酎をかけて少し煮詰める下ごしらえをします。
でも、さすが沖縄。ソーキは、泡盛を使って煮るのですね!
ちょうど家にあった泡盛を圧力鍋に注いで、下茹でした豚肉に圧力をかけました。
煮立ってくると、なんとも華やかで甘い、泡盛のいい香りが部屋中に!!!
作っている間に幸せを感じました。
ほろほろに煮込んでおいたものを、粗熱をとってからホーロー容器に入れ、お弁当のついでに多めに茹でておいた茹で卵も一緒に浸けて煮玉子にしてみました。
ほんとは半熟で煮玉子にしたかったのですが、朝のお弁当づくりでバタバタしていて、お弁当の茹で卵と一緒の固さになってしまいました。
そして、日曜のお昼。
たっぷりのお湯で3分ほど生麺を茹で、おばあちゃんのくれた紙に書いてあった通り、どんぶりをお湯であたためながらそこにスープの小袋も浮かべて、スープの脂分を溶かしておいて、別鍋で分量のお湯にスープを溶かし、どんぶりに盛りつけました。
煮込んでおいたソーキも、琺瑯容器なのでそのまま直火で温められ、あとは庭のネギをたっぷり刻んで、紅ショウガも乗せて。
やっぱり、沖縄そばの強い弾力、おいしいですね!
ダシのきいたスープ、やっぱりそれに合うようになっている沖縄のソーキは、九州のものよりずっと合うので、ちゃんと沖縄のソーキを作っておいてよかったです。
さすがに、薬味のコーレーグース 、島唐辛子までは用意できませんでしたが、これが加わることで、さらに旨みが引き立ちます。
ちょうど肌寒い日だったので、おだしのあったかいソーキそばで、とてもあたたまりました。
沖縄では、そのそばのダシを使って、煮込んだ三枚肉を細かく切ったものなどを加えて炊いた炊き込みご飯、「ジューシー」が、まるでラーメン&ライス、のように、そば&ジューシーで、定番なんだそうです。
沖縄料理って、豚肉とだしのおいしさを引き出すのが上手だなぁと思います。
おいしく、頂きました!
海の近くの図書館へ。
夫と、ドライブに行きました。
といっても、隣の隣の、市町村合併してからは同じ市内の、小さな小さな港町です。
同じ市内なので、その町にある図書館も、同じ図書館カードで利用することができます。
図書館好きな私としては、蔵書そのもののちがいだけでなく、書架やディスプレイの違いで、日頃手に取らない本が見つかったりするのではないかと思って、ずっと行ってみたかったのです。
隣の隣の町、とはいえ、ほとんど信号のない、見渡す限りの畑とぽつりぽつりの集落の間を抜けるアップダウンの道をひたすら進むこと、40分。
川が多い盆地にある私たちの町と、木さえ少ないほどの広がる畑の台地では、ずいぶんと雰囲気が違いました。
春の日射しが、もうすでにじりじりと暑いほど。
図書館の駐車場に車をとめると、波の音が。
裏がちょっとした林になっていて、遊歩道らしきものがありました。
焼きつくされそうな台地を抜けてそこへやってくると、まるでオアシスのように感じました!
迷わず、林の中の遊歩道へ。
波の音を聞きながら、見上げるほどの背丈のおい茂った木々でなかなか海が見えず、もどかしさとともに足が進みます。
しばらく歩くと、下におりていく階段が。
そして、たどり着きました。
海ーーーーー!!!
誰もいない春の海でしたが、外海ということもあり、ひねもすのたり、ではなく、浅瀬には結構な波も立っていました。
その浜がすばらしいのは、左端から右端まで、つまり見渡す180度パノラマで、ずーっと浜辺と海、そして広がる空!だけ!なのです!
なんて爽快な景色!
とっても、気持ちがいい!!!
久々に潮風を胸いっぱい吸い込みました。
同じ市内だというのに、見知らぬ海に出会えた感動で、ちょっとした旅行気分。
それから図書館に入りました。
おもったよりずっと広いワンフロアで、天井にあかりとりの天窓があり、そこから放射状に木の梁がのびていて、明るすぎず自然の光が心地い空間でした。
書棚も絶妙な高さで、本を選びやすく、気になった本にぱっと集中できる感じでした。
実はここの本はすべて、近所の図書館に取り寄せて借りることもできます。
でも、やっぱり、ディスプレイや並べ方が違うだけで見えてくる本が違って、実際に出向くと、図書館のホームページの検索にタイトルを入れるだけでは出会えない本に、たくさん出会いました!
美しくて美しくて、見ているだけで、心は世界へ旅をしてしまう、世界の水辺の町の写真集。(↓)
夫と一緒に行った、スペインバスクのサンセバスチャンも載っていました。
こちらも美しい、世界の美しい島の写真集(↓)
女優の山口智子さんの、古今東西、さまざまな美しいモノを集めたフォトエッセイ、『掛けたくなる軸』。(↓)
お茶でもいれて、ほっこり読むのにぴったりの、大好きな、『暮らしのおへそ』(↓)
無農薬はもちろん、無施肥、つまり、自然そのままをうまく活用して野菜作りをする、『自然栽培』という雑誌。(↓)
昔取った杵柄(学生の頃レザークラフトで雑貨屋に出品していた)で、最近必要になった通帳入れなど作ろうと思っているので、復習用に、写真入りで分かりやすいレザークラフトの本(↓)
レザークラフトベーシック (Beginner Series)
- 作者: 大竹正博(Soul Leather)
- 出版社/メーカー: スタジオタッククリエイティブ
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: 大型本
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春夏のガウチョっぽいパンツを何本か作りたいと思っているので、型紙つきのソーイング本(↓)
実は、ここに行く前日、ひとりで近所の図書館に行って、この本も借りていました。
おうちでご飯と一緒に食べられそうな、ベトナム料理のおかずの本。(↓)
これまであわせて合計10冊、冊数制限ぎりぎりまで、大豊作で借りてしまいました!
幸せ、幸せ♪
今、なかなか時間が取れないので、小説は借りず、パラパラとめくったり、必要なところを読み込んだりする実用書などを借りましたが、そういうものをなんとなく読む時間も、とてもしあわせなひとときです。
方向音痴の私はまだ、ナビなしでは海の近くの図書館まで行けないけど、他にも気になる本がありました。
またいつか、行ってみたいと思います。
カルディの冷凍カヌレ!
最近、ハマっています。
カルディの冷凍ショーケースに、運が良ければ並んでいる、冷凍のカヌレです。
カルディの冷凍カヌレがおいしい、という噂は聞いていて、でも、いつも売り切れ、もしくは同じ冷凍シリーズのシナモンロール(↓)
だけが並んでいることが多かったのですが、この間やっと見つけました。
カヌレは、ワインで有名なボルドー地方の名産品で、ボルドーの人たちは大好きなカヌレを朝から食べているのだとか。
もともとは、ワイン製造の為に卵白を大量に使って余った卵黄を活用して作りだされたものらしく、専用の銅製の型に蜜蝋を流したりして作るんだそうです。
渋谷のVIRONで買ったカヌレは、外はカリっと、中はとろ~り、洋酒とバニラの天国のような香りでほんとにおいしかったけど、
なかなか本格的なカヌレを自分で作るのは難しく、手軽に買えてほんとにおいしいカヌレ、ずっと探していました。
カルディのこのカヌレ、冷凍商品なので、直前にレンジで1個40秒ほどあたためて食べるのですが、ちゃんと、外がカリっとします。
そして、なかはもちっと、トロリ。
バニラと洋酒がふわっと香ります!
ショートケーキよりずっとお安い180円で、冷凍庫にいつでも常備できて、これだけちゃんとおいしかったら、ありがたい!
休日にコーヒーをいれたとき、「あ、そういえばカヌレ食べる?」と、あとから温めても間に合うほど気楽で、それでいて、夫もびっくりするほど、ちゃんとおいしく、とても幸せでした。
またすぐに売り切れてしまうのでしょうが、また見かけたら買ってしまいそうです。
休日のタイカレーで、心身ともにスッキリ!
最近、あたたかくなったり、ちょっと冷えたり。
虫や獣たちと同じ、ではないのですが、なんだか、春の目覚めで体がムズムズ、滞りを発散したい感じがする時があります。
この間、春菊と豚肉をスイートチリソースで炒めたらすごくおいしかったので、
休日の夜、東南アジアつながりで、タイカレーを作りました。
…といっても、簡単に、いなばのタイカレー缶を利用して。
今回は、ツナのグリーンカレー。
いなばの缶詰には、他にもチキンや、レッド・イエローカレー、ガパオ、インドカレーなどもあります。
タイカレーはタイで製造されていて、ちゃんと本格的においしいです。
我が家では、2人分に3缶使い、それにその時々の野菜などを加えて作ります。
今回は、休日前に下茹でしておいたじゃがいも、裂いたエリンギをたっぷり加えて、お決まりの、蒸し焼きせずに底がカリっとした目玉焼きを乗せ、あとは庭のパクチー、リーフレタス、茹でたスナップエンドウやミニトマトも添えました。
デザートに、野菜名人のHさんの、地元でとれた小粒いちごも。
ご飯は、タイのジャスミンライスを。
ルクルーゼで炊く時は、水はお米と同量、普通のお米に比べてソフトに、あまり強火にしすぎないで炊き、最後の強火もいらない感じで炊くと、うまく炊けます。
ジャスミン米 タイ王国産 MFD2016.04.09 香り米 super special quality タイ米 弁印 (2kg)
- 出版社/メーカー: 弁次郎商店
- メディア: その他
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夫は、辛い物を食べるといつも、サウナに入ったように汗をかきます。
もともと痩せ型なのに、 どんどん汗をかくので、うらやましいぐらい!
今回も、おいしいね、と夫の方をふと見ると、額から大粒の汗が次々と流れてきていました。
辛い!
けど、
ウマい!
辛い、辛い、と言いながらひと皿ぺろりと平らげると、あとには、爽快感が。
やっぱり、春のムズムズ感には、辛い、けどそれだけじゃなく、甘酸っぱかったり、ココナッツミルクの香りがしたりして五感を呼び覚まし、発散する、蒸し暑い東南アジア地方の料理が、なかなか良薬のようです。
こちらの本も、
そんなところから借りてみました。
表紙の、ベトナム風の豚肉の煮物、ほんとにおいしそう!なので 、作ってみようと思います!
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ブクマ、ありがとうございます!
今日も、車で街を走っていたら、いきなり海の匂いが。
思い切り吸い込んで来ました!