kurashito~暮らしと

暮らしが幸せになるためのことを、日々追究しています。

初自家製梅干し、やっと土用干し。暑い夏にフットスクラブで、スッキリ爽快!高橋雅子さんの上級のバゲット、修行中。

自家製梅干しの土用干し

セラーメイト 保存容器 チャーミークリアー S3 日本製 221176

セラーメイト 保存容器 チャーミークリアー S3 日本製 221176

 

初自家製梅干し、やっと土用干し。

あっという間にお盆など過ぎ、暦の上では立秋も過ぎ、処暑が近づいてきました。 
処暑とは、少し暑さが落ち着き、残暑になる頃なんだそうですが、ここ数年、残暑の厳しさと言ったらありません。
でも、朝5時台に田舎の家の窓を開けると、部屋よりも涼しい空気がすうっと入ってくるし、水やりをする夕方には、肌に心地いい風を感じることがあり、ハッとします。

関東ではまるで梅雨のように雨が降り続けている夏休みなんだそうです。
本日の九州南部は、100点満点のカラリとした夏日です!
思えばお盆まではなかなか100%晴れる日がなく、かと思えば台風がやってきたりして、今年初めて漬けた梅干しを天日にあてる「土用干し」がずっとずっと出来ずにいました。

土用干し、というだけあって、本当は夏土用の頃にするものらしいですが、カレンダーよりも実際の天候のほうが大事だそうで、お盆を過ぎても9月でも、とにかく3日ほどカラっとした晴天が続くときにするのがベスト、ということで、ここ3日ほどのカラっとした青空を、心待ちにしていました!

 

5月の末、お弁当にちょうどよい隣町産の小梅をみつけたので、ひとつずつヘタをとって塩漬けし(↓)

その10日後ぐらいに揉んだ赤紫蘇を入れ、 

あとは土用干しができるのを、ガラス瓶の中で今か今かと待っていた、真っ赤な小梅ちゃんたち。
ひとつずつザルに広げて、お布団と一緒に、思いっきり天日干ししてあげました。 
紫蘇も一緒にカラカラになるまで干しておいて、あとでミルにかけると、お弁当やおにぎりや和え物に便利な、自家製のゆかりになります。

梅干しの土用干し

大きなザル2枚を使いましたが、実はこれでも全体の半量。
漬けたガラス瓶はもうひと瓶あり、つまり、2瓶分を2回に分けて、土用干ししました。
夫のお弁当を毎日作るので、これぐらいの量が必要だと思い、頑張って仕込みました!

 

これが、干す前。
ザルに広げた梅たちは、つやっとしっとりしています。
瓶をあけると、どこかフルーティーな香りがふわっと漂いました。
試しにひとつだけ口に入れてみると、香りと同じく、まだどこかフルーティーなお味。
でもまだこれは梅「漬け」。梅「干し」にはなっていません。

梅干し、土用干し前。

洗濯物なんか1~2時間で乾くようなカンカン照りの下、ザルを広げておきました。
途中1回裏表をひっくり返しつつ、1日、天日干ししたら、こんな感じに。 

梅干し、土用干し1日後。

シソはカラカラ。
梅も少し塩をふいて、表面がサラっとなり、少し水分が抜けた分、破れやすかった皮がほどよく丈夫に。
跳ね返すような弾力はないんだけど破れない、耳たぶのような、しなやかでやわらかい状態です。
そういえば、おじいちゃんおばあちゃんの肌によく似ているような…。

ひと粒味見してみると、干す前に比べて格段に味が濃くなっています。
なるほど、梅「干し」かぁ、と、ここで納得。

 

本当は、丸3日、夜の間だけは取り入れて、通しで干すんだそうですが、干し加減は、保存性を高めるための塩分濃度との兼ね合いだったり、好みだったりするそうです。

今年は、とても小さな小梅だったり、減塩せずに(むしろ手際が悪くて赤紫蘇を揉むときに塩を足すことになった)作った事もあるので、様子を見つつ、1日で切り上げてみました。

それを2回、2日間。

できあがった梅干しを、貯蔵容器へ。

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 瓶の消毒には、スプレータイプで便利な、パストリーゼを使いました。食用アルコールで作られているので、食品用の容器を消毒するのも安心です。(↓)

ドーバー パストリーゼ77 スプレーヘッド付 500ml

ドーバー パストリーゼ77 スプレーヘッド付 500ml

 

食卓には小分けの広口容器。
小さく手頃なサイズで、蓋がアクリル、本体部分は瓶の、セラーメイトのチャーミークリアに入れました。(↓)

セラーメイト 保存容器 チャーミークリアー S3 日本製 221176

セラーメイト 保存容器 チャーミークリアー S3 日本製 221176

 

大量のストックは、家にあったこちらの密封瓶と(↓) 

セラーメイト 取手付密封びん 2L 220308

セラーメイト 取手付密封びん 2L 220308

 

 こちらの昔ながらの陶器の壺に分けて貯蔵することにしました。(↓)

 

半分はガラス瓶へ、半分は陶器の壺へ入れてみましたが、何せ初挑戦の梅干し。
温度や変化の少ない陶器の壺と、中身がよく観察できるガラス瓶の両方に収納して、長い期間を通して様子を見てみる事にしました。

いつも夫のお弁当にひと粒、入れるのですが、その日は夕飯にも「初物だよ」と、一番上の写真の小分け容器で出してみたら、夫にも好評。
これから熟成されて、どんな風に味が変化していくのか、楽しみです!

 

漬け汁の梅酢も、すばらしい調味料なので、もちろんストックです! 

自家製梅干し、梅酢。

ラベルはこちらに自宅のプリンタで印刷し、貼り付けました。(↓) 

エーワン ラベルシール プリンタ兼用 30面 22枚 72230

エーワン ラベルシール プリンタ兼用 30面 22枚 72230

 

 

まだ紫蘇が入っていますが、とりのぞいて、新生姜を漬けこんで、ホンモノの紅ショウガを作ったりしたいと思います!

梅って、そのまま生ではあまり食べられないのに、こんなにも大事に漬けこんで保存しながら毎日少しずつ食べ続け、いざという時には、梅醤番茶など薬にもなるという、まさにスーパーフード。
自分で漬ければ、添加物など一切なく、大事な原料の塩の種類も選べて、理想的な梅干しを大量にストックできます。
精製されていない、ミネラルを多く含む天然塩を選べば、塩分の摂りすぎに神経質になる必要はないし。
ゆかりや梅酢など、漬けの副材料まで無駄になりません。
作業自体も、1年のうち、漬けと干しのたった2、3回頑張れば、あとは放っておくだけ。
一度やってみると、いいことづくめなのが、よく分かりました!

 

梅がスゴいことはずっと知っていて、いつか、そのスーパーフードを作れる手になりたい、と思っていたので、またひとつ夢が叶いました。
それと同時に、もっとおいしい梅干しが作れるようになるための、長い探究の日々がやっと始まりました。
何よりも自分の目や手を信じて加工したものを毎日の食卓に乗せられること、そうなるための目や手を自分で育てていけることは、生きていく上で何にも替えがたい喜びです!

そう思うと、何歳になっても成長できるし、年を重ねてそういった目や手がどんどん磨かれていくということは、生きて生活していくだけにとどまらず、財産を増やしていくことでもあるんじゃないかと思います。
何より、自分が生きていくことが、楽しみ!です。

 

 

暑い夏にフットスクラブで、スッキリ爽快!

marks and webs フットスクラブ

酷暑が続く九州南部です。
暑い!と思ってお風呂を浴びても、また湯上りに汗をかいて。
なんとなく、スッキリしないなぁ。
そう思っていたある日、お風呂のお湯を使う前、お風呂場でフットスクラブをしました。

MARKS & WEBの商品はどれもそうですが、フットスクラブもとてもやさしい香りがします。
今流行りの柔軟剤の香りは強すぎてどれもニガテなのですが、そういういかにも合成の香りではなく、このフットスクラブは、ティーツリーの精油のほのかな香りです。
素材も塩や炭を使っているので、中身はなんと黒?濃い灰色?をしているのです。

いい香りだなぁ~と思いながら、あまり濡れていない状態の足の裏にスクラブをすりこんで、マッサージ。
かかとの裏や、足の指の間までマッサージしてから、お湯でスッキリ洗い流します。

すると、コレ!コレ!と言いたくなるような、爽快感!!!

あまりに私がスッキリした顔をしていたのか、それからしばらくたって汗だくで会社から帰ってきた夫が、「あれ?なんかスッキリした?」と私に言ってきたので、夫にもフットスクラブを出してあげたほど。
夫も「なんかスッキリした!」と、気にいっていました。

 

よく、「足には厄がたまる」と言います。
だから、人の足をケアしたり触ったりする仕事の人は、積極的に自分の厄を落とさないと、自分が病んでしまうとか。

また、「お金持ちの足の裏は、なぜか決まってツルツル」という話も聞いたことがあります。

どちらにしても、ついつい意識から遠くに置きがちな足の裏は、たまにごっそりクレンジングしてケアしてあげるべき場所なのでしょう。

 

クーラーに入るのも、アイスを食べたりビールを飲んだりするのもいいけど、たまには、5分間だけお風呂の前にフットスクラブしてみるのも、夏を乗り切るための爽快感をもたらしてくれる、いい方法だと思います。

オススメです!!!

MARKS & WEBのフットスクラブ。1週間に1回ほどの使用がいいと思います。(↓) 

store.marksandweb.com

フットスクラブのあと、お風呂からあがったら、さらっとなじみよく同じやさしい香りのフットクリームを塗っておくと、また気持ちがいいです。(↓)

store.marksandweb.com

 

 

高橋雅子さんの上級のバゲット、修行中。

上級のバゲット、修行中。

暑い中、クーラーを我慢しながら、300℃のオーブンで焼きました!
高橋雅子さんのレシピで焼く、上級のバゲットです。

ゆっくり発酵 バゲット&リュスティック (少しのイーストでつくるパン3)

ゆっくり発酵 バゲット&リュスティック (少しのイーストでつくるパン3)

 

 

基本のバゲットを卒業して、より水分量が多くて扱いにくい生地の上級のバゲットを焼き始めたのが、1ヶ月ちょっと前。
成功したり、イマイチだったり、まだまだ安定していないので、修行中です。 

今回は、1次発酵も2次発酵も十分に時間をとり、クープの入れ方も、「皮を一枚すくうように」心がけて、入れてみました。
今は普通のプチナイフを使っているのですが、まずは寝かせた刃全体を使って、すくうようにスーっと入れて、その後、左手を添えながら、さらに同じ切り口をすばやくサッと、同じくすくうような角度で切り裂くように切ってみました。

すると、いくつかいい感じのクープが♪

上級のバゲット、修行中。

オーブンの手前と奥でどうしても焼き色の違いは出てしまいますが、特にいい焼き色がついた方は、ちょっとエッジも立って、なかなかいい感じです。
もちろん、オーブン上段で焼くようになってから、悩んでいた底割れも、すっかり解消です。

内層は、こんな感じ。

上級のバゲット、修行中。

気泡も見られますが、高橋さんの本のお手本を見ると、これはまだまだですね。

こんなに暑いのに、やっぱり今週も焼いてしまう私。
やっぱり、好きだし、楽しいんだろうと、自分で可笑しくなってしまいます。

また季節が変わると、発酵の様子などいろいろ変わるので、それと向き合っていきます。
今度くるみを買ってきたら、同じ高橋雅子さんの本の中のリュスティックに、くるみを入れてみるのにも挑戦しようと思っています!
香りのよいくるみと、粉の旨みをかみしめるハードパン。
おいしいこと、間違いなし!

暑いけどやっぱり、オーブンから漂ってくるパンが焼ける匂いは、何度焼いても至福です。

もっともっとおいしいパンが焼ける手に、なりたいです!

 

粉はリスドオルを使っています。(↓)

酵母は赤サフです。(↓)