なかしましほさんの月餅で、旧暦の重陽の節句。初めての亥の子餅。秋土用。ストーブの芯交換、エアコンの掃除で、冬支度。秋の休日、カオマンガイ。
なかしましほさんの月餅で、旧暦の重陽の節句。
急に冷え込んだり、 昼間は暑かったり。
そんな日々を繰り返しながら、少しずつ季節は冬へと向かっているようです。
11月1日は、十三夜でした。
十三夜には栗をお供えするのですが、季節的に地元の栗が手に入らず、近所の土手から頂いてきたススキと、お団子を作りました。
その前の10月28日(旧暦の9月9日)は、重陽の節句でした。
重陽の節句は、9と9、という、奇数(陰陽の陽)で一番大きい数が重なる日に、菊や月餅で祝う節句です。
今年の新暦の9月9日も作りましたが、
毎年我が家では、菊を飾って、月餅を作っています。
もともと中国のお菓子の月餅。
なかしましほさんのレシピだと、意外と手軽に作ることができます。
外の生地は、なかしましほさんの菜種油を使った素朴なクッキー生地に溶き卵をいれた少しやわらかい生地。
なかの中華あんは、普通の粒あんに、練りごまやナッツやドライフルーツなどを刻み入れて、簡単に作ることができます。
今回ちょうど休日だったので、作っておいて、夫に珈琲をいれてもらって、食べました。
練りごまをいれた甘さ控えめのあんがおいしくて、2個くらいかるく行ってしまいます。
また来年、作ることとします。
去年一昨年の月餅は、こちらから(↓)
初めての亥の子餅。
そして、11月8日は、亥の子餅の日でした。
十二支の亥の月の、初めの亥の日。
冬が始まる前、秋の実りに感謝しながら、子孫繁栄のイノシシやその子どものウリ坊をかたどり、穀物などを練り込んだ餅菓子を食べ、無病息災を願う日です。
これまで、亥の子餅がその日には手に入らずに、大福など、とにかく餅菓子を夜21時過ぎの亥の刻に食べる、というのをやっていたのですが、今回初めて、その日偶然街に出たので、街の和菓子屋さんで、亥の子餅を手に入れることができました。
見た目は、そのままあんこの塊かと思うのですが、楊枝で切ろうとすると、餅の弾力。
求肥に小豆が練り込んであり、中のあんは粒あんでなくこしあん。
上品な中にも素朴な力強さのある、秋の実りを感じられる和菓子でした。
夜、番茶をいれて、夫と一緒に頂きました。
少し冷えるようになってきた夜、あったかい番茶と和菓子はしみいるようです。
久々に和菓子屋さんをのぞいてみたら、銀杏の黄色、紅葉の流れる川を模した赤のグラデーション、菊の白、と、小さな和菓子に色とりどりの季節が表され、心が躍りました。
たまには和菓子屋さんに、季節の和菓子をのぞきに行くのもいいですね。
秋土用、ストーブの芯交換、エアコンの掃除で、冬支度。
11月6日、2017年の秋土用が終了しました!
土用とは、春夏秋冬の季節の間にある期間で、土の気の影響を受けやすいので、掃除やメンテナンスに向く期間です。
特に秋土用は、夏の暑さも去り、忙しくなる年末の大掃除の前に済ませておくといい掃除やメンテナンスをするチャンスです。
今年の秋土用は、計画通りに、ちょっと手のかかる掃除やメンテをやっておきました。
①石油ストーブのしん交換。
我が家では10年前に買った石油ストーブを使っていますが、これまで2回ほどしんを交換しています。
しんが汚れてくると匂いがしてしまいます。
しんは機種ごとに決まっていて、裏のラベルや取扱説明書に書いてあり、ホームセンターやネットで購入できます。
我が家のストーブのしんは、こちらの型(↓)
説明書を見ながら、本体のネジを外して、上の箱部分をガパっと外すと、中はホコリだらけ!!!
灯油がついてしまったりするので、お徳用のウェットティッシュをじゃんじゃん使いながら、大掃除です。
いくつかビスなどを外しながら、古い芯をとりだすと、やっぱり黒くなっていました。
去年しまうときに「来年使う前に替えよう」と思っていたので、案の定。
新しい芯をしっかりセットして、すっきりメンテナンス、完了しました!
②エアコンのクリーニング。
3年前、思い切って始めたエアコンのクリーニング。
今年は年末前の大掃除に組み込んで、さらに秋土用に早めにスライドし、2台とも済ませることができました。
3年ほど前、最初に自分で掃除した時、アルミフィンのほうは徹底的に掃除したのであまり汚れていなくて、今は下のファンを主に掃除しています。
なかなかエアコンの本体のカバーまでは外せないので、本体のカバーを開いた状態で、専用の透明カバーをし、外したコンセントプラグや境目を養生テープでマスキングします。
専用のクリーナーを水で希釈して、
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噴霧器で吹きかけます。
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たっぷりの水ですすいで、本当はその後廃液のph値をはかってリンスまでするのですが、
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今はファンを主に掃除しているので、よくすすぐところまでしかしていません。
その後、本体の内部乾燥モードや暖房などをかけて、よく乾燥させて、終了です。
あらかじめカーテンをずらしておいたり、床にもブルーシートを敷いたり、要らないタオルを2~3枚用意しておいたり、だいぶ要領も良くなりました。
大がかりなメンテナンスが済んだので、これからは11月中を目安に、部屋のあちこちの大掃除を進めようと思います。
秋の休日、カオマンガイ。
休日の夜ごはんに、カオマンガイを作りました。
作り方はこちらから(↓)
ルクルーゼで、香り米に鶏モモ肉を乗せ、冷凍しておいたっぷりの鶏ガラで一緒に炊いいてしまいます。
本場ではお肉とお米、別々に作るんだそうですが、一緒に炊いてしまうと鍋ひとつででき、とても休日向けです。
たっぷりのニンニクとショウガを使うので、秋の肺や大腸のケアもできるし、この季節においしいです。
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庭のネギをたくさん刻んで盛りつけて、ソースだけはナンプラーや唐辛子粉に砂糖やレモン汁を加え、ちょっとエスニックに。
我が家では、こういう平日とはちょっと雰囲気の違うご飯を休日に作ることで、作るのも食べるのも気分転換しています。
あくまで気分転換なので、そこまで手のかかるものは作らないし、市販の「もと」や、自家製の冷凍、休日前の作りおきなどで、直前作業はさっとでできるものを選んでいます。
今夜はタコライスを作る予定です。
昨日のうちに、安売りの合いびき肉と、1/4サイズの少しだけのレタス、トマトを買っておきました。
あとは、食べる前にご飯を炊いて、ひき肉をタコシーズニングで炒め、冷蔵庫のスライスチェダーチーズと一緒にレタスやトマトを切って盛りつけ、最後にサルサソースをかけるだけです。
器の修繕、毎日のように進めています。
黒い磁器の、使いやすい丼。
自家用で日頃づかいのものなので、線の美しさをいかして、黒呂色漆だけで仕上げてみました。
あまり一般的ではないかもしれませんが、個人的に、漆だけの仕上げも、とても好きです。
こちらは、カフェで店主さんと世間話をしていたら、初めてお代を頂いてお直しすることになった、青いお皿。
銀の丸粉で仕上げました。
きれいな青を邪魔したくないのと、飾らない洋食器の雰囲気には、銀が良く合うと思います。
数年来のマグカップをやっと宅急便でお返しすることができたり。
東京の友人に、こちらのおいしいものも少し詰め合わせて、2つのお皿をお返ししたり。
地味な作業のあとでも、器の美しさを引き出す仕上げができて、それに、丁寧な仕事に感服しました、とか、違和感無いね!ありがとう!とか、言葉をもらえるなんて、至福です。
それと並行して、ぜひ私に修繕してほしい、というご依頼も直接頂きました。
また新しい器と出会えるのか、と思うと、ワクワクするし、また身の引き締まる思いで、作業をしていない時間も気がつくと、これまで頭に入ってこなかった部分まで、漆の本を読み込んでいたりします。
~の秋、というように、何をするにも気候のいい、秋。
まだまだたくさん、作業中のものがありますが、地道に進めて、その器の魅力を引き出していけるようになりたいと思っています。