kurashito~暮らしと

暮らしが幸せになるためのことを、日々追究しています。

湧き水で、しょうが紅茶。クープが開かない!修行中。蒔絵体験。

湧き水で、しょうが紅茶。

湧き水で、しょうが紅茶。

ほんとにきれいな色で、おいしく入りました。
さっき夫がくんできたばかりの湧き水をすぐ沸かして、いれてみました。
ティーバッグなのですが、ほんとに色がキレイで、香りも豊か!

紅茶もしょうがも鹿児島県産。
どんより曇りの今日、ほっこりあったまりました。

生姜紅茶ティーバッグ 3g×15P

生姜紅茶ティーバッグ 3g×15P

 

 

 

クープが、開かない!修行中。

かぼちゃのポタージュと、基本のプチパンで朝食。

今朝の朝ごはん。

ハロウィーン明けだからということでもないですが、カボチャのポタージュ、作りました。
冷蔵庫に残っていた鶏ガラスープを少し加えたので、ちょっとダシが効いてます。
今日は仕上げに少しバターを加えて、リッチな感じにしてみました。
なので、イタリアンパセリもあまり刻まず、存在感アリなかんじでたくさん入れました。

白コショウも挽きました。

 

しかし、基本のプチパン。

少しのイーストでゆっくり発酵パン?こんな方法があったんだ。おいしさ再発見!

少しのイーストでゆっくり発酵パン?こんな方法があったんだ。おいしさ再発見!

 

 クープが、開きません!

クープとは、バゲットとかハードパンに、きれいな切れ目が入って開いている、あれです。
クープナイフを買ったのですが、イマイチ使い方が納得できず。

【MATFER】 マトファー クープナイフ カバー付

【MATFER】 マトファー クープナイフ カバー付

 

 昨夜はいろいろ動画を見たり、ネットでずっとパンの調べ物をしていました。

そして分かった、次回の改善点。

  • 成形するときに、表面をもうちょっと張らせて下を閉じる。
    ~ピンと張ってるから、パカっと開くのかも。
  • クープナイフを少し寝かせて、そぐように切る。ちょっとスピードをつけて。深めに?
    ~うまくいかないとモタモタして、結局生地を「切る」のではなく「押し」てるだけなのかも?カミソリでそぐ感じを目指して、シュッと。
  • 一次発酵をしっかり。
    ~気温が下がってきたこともあり、昨日は一次発酵後の生地が若干固く感じました。もっとしっかり発酵させてふんわりしたほうが、パン自体もおいしくなると思う。そのためには、粉を手でふわふわかき混ぜて温度を上げてから始めるとか、今までもぬるま湯を使っていたけど、さらに温度を見直すとか、冷蔵発酵の時間を長めにとるとか。

あとは焼き方で、銅板とか霧吹きとかありますが、まずは焼く前のこれらがうまくできるようになってから、と思います。

 

私が前からあこがれている、田舎の山奥の、薪をくべたレンガの窯で、カッコイイハードパンを焼く、パン屋さん、「ふくろうのパン」さんです。

yakushima.org

いつか、レンガの窯で、カッコイイパンが焼いてみたいです!!!

 

 

蒔絵(まきえ)体験。

蒔絵体験

先月のことになりますが、この地域の市民講座の蒔絵体験に行ってきました。

蒔絵(まきえ)は、漆工芸技法の一つである。


漆器の表面に漆で絵や文様、文字などを描き、それが乾かないうちに金や銀などの金属粉を「蒔く」ことで器面に定着させる技法である。金銀の薄板を定着させる「平文(ひょうもん)または、平脱(へいだつ)」や漆器表面に溝を彫って金銀箔を埋め込む「沈金(ちんきん)」、夜光貝、アワビ貝などを文様の形に切り透かしたものを貼ったり埋め込んだりする「螺鈿(らでん)」などとともに、漆器の代表的加飾技法の一つである。

蒔絵 - Wikipediaより)

実は私、こちらに引っ越してくる前から、趣味で漆を使った金継ぎをやっているのですが、金継ぎの仕上げって、蒔絵の技法を使うんです。
独学なので、それがなかなか難しく、いつか直接、本職の職人さんの手元を見たい、あわよくば指導を受けたい、と思っていました。

さすがに市民講座で扱いの大変な漆は扱わないだろうと思っていましたが、本職の蒔絵職人さんに実際会えるということに、ワクワクして申し込みました。

私は今回の蒔絵講座だけを受講しましたが、この市民講座、蒔絵だけでない様々な講座が連続で月替わりにあるというもので、会場は、蒔絵に親しみのない方々も含め、40人ほど!

ということでやっぱり、漆でなく、カシューという、カシューナッツの油から作った、乾きやすい合成塗料を漆代わりに、高価な金粉ではなく、着色したアルミ粉を使っての講習でした。

www.isuke.co.jp


この地域の漆芸関係の若手の職人さんたちが数人、指導やヘルプをしてくださいました。

まずは、「蒔絵」が、種を「蒔く」ように粉を「蒔く」絵なんだ、というお話。
それから、実際にデモンストレーション。
下絵はある程度書いてあるのですが、うすめ液・筆洗い・消すために使うテレピンを使いながら、それぞれが選んだ下絵に、「蒔く」作業で色をつけていきました。
あっという間の1時間半。

私は、細かな梅の花の絵柄を選んでしまったので、細かくて大変でした!
でも、コシのない蒔絵筆の「引く」扱い方や、カシューをできるだけ薄く塗って、その外側に粉を蒔き、掃き寄せる、というやり方は、漆でもほぼ同じで、とても勉強になりました。
逆方向から違う色を蒔くことで、グラデーションをつけたり、下絵にない線をつけたり、梅の下絵ですが自由な色をつけたり、その都度ドライヤーでカシューを乾かしながら、楽しい蒔絵体験でした。

 

 

講座が終わって、講師の皆さんが片づけで大わらわな中、蒔絵職人さんのひとりに話しかけることができ、忙しい中その数分で、丸粉を研ぐのは何割までかとか、平蒔絵だじゃなくて研ぎ出しや高蒔絵の強度の事や、金の下地がベンガラとそうでないのがあるのはなぜかとか、なかなか本で探せないことを、スラスラっと答えてくださいました!

感動です!

そして、今度、また質問に直接うかがってもいいとお名刺を頂きました。
自分が学びたいことを、大きく3つほど柱立てして、きちんと授業料をお支払いして、学ばせて頂くことを交渉してみようと思っています。

もちろん、そんなすぐにできるようになることとは思っていませんが、まずは手もとを見せて頂くだけでも叶うなら、どれだけ多くのことを学べるだろうと思っています。

この地域でも衰退しているといわれている、伝統技能。
新しい感性で見ると、お宝なのに!と思います。
多くの人がこのお宝に触れ、伝統技能がまた元気になって、受け継がれていくといいなと思います。
だって、経験や伝統で培われた技術は本当にすごいし、美しい。
そして何より、自然と循環している、ある意味とても進んだ技術だからです。

 

秋土用があけたら、連絡してみようと思います!
またひとつ、チャレンジが始まりそうです。
楽しみすぎる!!!