台所の出窓に、春が来た。サンキャッチャー。手作り新じゃがのコロッケと、『11ぴきのねことあほうどり』
台所の出窓に、春が来た。サンキャッチャー。
今朝は雨が降っていて、お洗濯は午後から干したというのに、キラキラの青空と吹きつける冷たい風で、からからに乾きました。
なんだか時短で気持ち良くて、得した気分です。
さっき図書館から帰ってきて、ふと気付きました。
北側のキッチンの窓辺に、夕日が差しこむようになりました!
いつも春~秋だけ、ここの出窓には夕日が差し込むのです。
なので、カフェカーテンの端に吊るしてあるサンキャッチャーは、そろそろお仕事開始ですよ~!
やっと、冬が終わるのかなぁと思うと、感慨深くもあり。
同時に、季節で光の射す角度が変わるのを感じると、地球がちゃんと傾いていて、ほんとに公転しているんだな、と、不思議な気持ちにもなります。
その絶妙なバランスで、四季の美しさを感じられる日本があるのですね。
地球や宇宙は、私たちのはかりしれない力で、動いているんですね。
そんな想いをはせさせてくれる、北の出窓の小さなサンキャッチャーなのでした。
手作り新じゃがのコロッケと、『11ぴきのねことあほうどり』
昨夜は、ブログを書き終えてから、圧力鍋で物産館の地元産新じゃがを皮ごと蒸し、粗くさくさくっとつぶして、わざとかたまりを残すように炒めたひき肉と熱いうちに混ぜ、コロッケを作りました。
我が家流、圧力鍋でじゃがいもを丸ごと皮のまま「蒸して」作る、コロッケの作り方はこちらから(↓)
昨日も夫が帰って来たのは日付が変わる30分ほど前。
なので、待つ間にアン・サリーのやさしい歌声なんかを聞きながら、
このアルバム、子供向けの歌が中心ですが、意外と大人がグッとくる曲もあります。(↓)
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ゆっくりと衣をつけておいて、夫の帰るコールを受けてから揚げはじめ、ささっと油の処理も終わりました。
夜中だしね、と思って2個だけ皿に盛り、「もし足りなかったらどうぞ」と野田琺瑯のラウンドに入れて食卓に出しておきました。
すると「やっぱもう一個!」と、夫は夜中に3個完食。
サラダと、かぼちゃと高野豆腐の含め煮も少し。
私はアルミホイルで軽くくるんで、オーブントースターであたため、今日のお昼に頂きました。
新じゃがは水分が多いので、粗くつぶしたあと湯気を立たせて水分を飛ばすように作りましたが、それでもホクホクして、おいしい!
今回は、半額になっていた合いびき肉を、わざとあまりばらさないようにダマを作って炒めてみましたが、それがお肉の食べ応えを生んで、さらにおいしく進化しました♪
お肉屋さんのコロッケはもちろんおいしいんですが、家庭の素朴な味付けや衣のコロッケも、またおいしいですね。
我が家お気に入りのこのブルドッグのごまトンカツソース、おいしすぎてかけすぎ注意ですが、最近、取り扱っていなかった方のスーパーでも、競合店に対抗してか、取り扱い始め、助かります。
菜種油で揚げています。 (↓)
コロッケを食べながら夫が言いました。
「11ぴきのねこ、って知ってる?」
どうやら夫が小さい頃読んでいた(読んでもらっていた?)絵本の『11ぴきのねこ』の中に、たいそうおいしそうなコロッケが出てきたというのです。
私は読んだことがありませんでした。
今日のお弁当にもしっかりと小さめに揚げておいたコロッケをつめて夫を送り出してから、どんなにおいしそうなコロッケの絵本なんだろう、と思ってネットで調べていたら、見つけました!
馬場のぼるさんの絵本、11ぴきのねこシリーズの中の『11ぴきのねことあほうどり』でした。
朝の雨なんてすっかり忘れてしまった空を洗い清めるように風が吹き抜ける昼下がり、近所の地元の図書館にふらりと行ってみました。
腰下の高さにわんさかつめこんである絵本の本だなを、かがんで一生懸命探しましたが、絵本の本だなに全く慣れていない私には難易度が高すぎて、司書さんの力を借りて、やっと見つけ出しました!
同い年の夫が小さい頃読んだ、ということで、奥付には「1972年11月10日第1刷発行」とあり、なんと今手に取っているこの本は「2010年11月1日第122刷発行」!!!でした。
以前ちょっと出版の本を読んだことがあり、
初めて書店に並んだ本が、第2刷まで重版される、ということだけでどんなに大変な事か知ったので、この「第122刷」!というスゴさに、驚きです!!!
そして、親子二代にわたって読み継がれる、楽しい絵本なんだなと思って、なんだかうれしくなりました。
そして、ありました!コロッケ!
(※親子二代で読み継がれるようなベストセラーということで、見開き一頁だけ画像にさせていただきました。)
11ぴきのねこが、「コロッケのみせ」を始めるのです。
11ぴきのねこは、まいにち せっせと
コロッケを つくりました。
ジャガイモをあらって、ゆでて、つぶして、
パンこをつけて、あぶらであげて、
どんどんつくって うりました。(馬場のぼる『11ぴきのねことあほうどり』より)
コック帽をかぶった11ぴきで分担して、つぶしたり(つぶす係だけ黒エプロン、ほかはみんな白い前かけ)、丸めたり衣をつけたり、薪のコンロの大きな鍋で揚げたり(ねこは背丈が届かないのでちゃんと台に乗ってる)、なんだか楽しくてうらやましくなるような厨房です。
でも、売れ残りのコロッケに飽きた頃、ある一羽のあほうどりがお店を訪れ…という展開です。
ちゃっかり借りて帰ってきたので、夫の残業ラッシュが終わった休日にでも、見せてあげたいと思います。
絵本って、いいですね~。
かわいい。
登場人物(動物?)も、余計なややこしさがなくて、自由。
全体的にどこか愉快で楽しい。
明るい。
味わいがある。
みじかい日本語が、美しい。
音読してみると、さらに楽しみが増しますね。
シンプルな話の展開で、左脳よりも、言葉にならない右脳やイメージや潜在意識の方が刺激される要素がいっぱい。
思い出の絵本、探してみたくなりました。
この小さな町の図書館、意外と充実していて、家からも近くて、街中のように渋滞や大きな道路を通らずにふらっと行けて、建物も新しく心地いいし、混んでいるようなこともめったいにないので、気軽に、とてもありがたく活用させてもらっています。
先日はそのお礼も兼ねて、何冊か本を寄贈させてもらったりもしました。
絵本を見つけた後は、せっかくだから広々した席で、持参のipadのkindleに入っている本でも読もうと思っていたのですが、その出番がないぐらい、7冊ほど、気になる本が次々目についてしまって。
味わって読むような小説ではなく、パンの作り方や自然療法や地元の歴史の本などだったので、1時間半でざざざっと目を通し、知りたかったことや新たな知識をたくさん得ました。
満足して帰ってくると、お洗濯はパリパリに乾いていて、キッチンの出窓には春の光がさして輝いているし、なんだかとてもいい一日だった気がします。
夫の残業ラッシュもあと数日。
今夜はぐっと冷え込んできそうなので、こんな夜につい頼りたくなる、さっとできてあったかい、コウケンテツさんの「豚の白い豆乳スープ」にして、あったまってもらおうと思います。
豚バラやネギ、キムチの旨みを、最後に豆乳でまとめると、コクがあってまろやかで、寒いときは本当にあったまります。
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こんな夜のお風呂は迷わず、別府明礬温泉の湯の花で。
セルフケアには、体をあたためてくれる便利な粉末の金時ショウガや、
冷え・風・乾燥の「ヴァータ(風)」を鎮めてくれる、ヴァータ・ティーを飲んで、あったかくした部屋で夫を迎えたいと思います。