なかしましほさんの、シフォン生地で豆腐クリームのティラミス。初!もぎたてパクチーで、海南鶏飯(カオマンガイ)。春色パスタ屋さんで、ズコット。
なかしましほさんの、シフォン生地で豆腐クリームのティラミス。
今月のラッキーフード、ティラミス?
そんな占いを見た金曜日、週末のおやつに、なかしましほさんのレシピのティラミスを作ってみました。
ティラミスといっても、天板に流して焼いたシフォンケーキの生地に、たっぷりのコーヒーシロップを塗り、豆腐で作ったマスカルポーネがわりのクリームと重ねて、食べる直前にたっぷりのココアをかけて食べる、なかしましほさん流、豆腐クリームのティラミス風シフォンです。
そのまま天板に広げてもいいのですが、きれいな形に焼けるので、私はロールケーキの型に流して焼きました。(↓)
なのでこのレシピは、シフォンケーキの本の巻末に、シフォンケーキの生地を使った抹茶のスフレケーキやサバランやラスクなんかのアレンジと並んで、載っています。
メレンゲをしっかりたてるシフォンケーキの生地なので、焼いた生地は、きめ細やかでふわふわ。
巻いたら下のほうがつぶれやすくはあるけど、やっぱりおいしいので、ロールケーキを作る時、私は、この生地と型で作っています。
しっかり冷ましてから、容器に合わせてカットし、インスタントコーヒーと、コーヒーのお酒、カルーアで作ったシロップをしっかり染み込ませます。
昔はなかった、とっても便利な、シリコンの刷毛。きれいに洗えるので、手入れがしやすいです。(↓)
透明なほうが層が見えていいかなと思って、家にあったこの容器に合わせてシフォン生地をカットして、作りました。(↓)
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この地域の物産館の、地元の大豆を使ったお豆腐を買ってきて、よく水切りをして、メープルシロップと一緒にミキサーにかけて作った、豆腐クリームをサンドしました。
あとは食べる直前に、たっぷりのココアをかけるだけ。
週末を待たず、切れ端でグラスに味見用を作り、食べてみました。
結構、お酒が効いています!
豆腐クリームのほうにも、豆腐のにおいを消すためにラムが入っていて、生地にはカルーアのシロップがかかっているので、いつの間にか顔がぽーっとほてってきました(お酒弱いので)。
このなかしましほさんのティラミスは、ティラミス、ではない感じです。
あまりたくさんは食べられないぐらいぎゅっと濃厚なあの感じとか、マスカルポーネチーズの風味とかはまったくしなくて、とてもやさしいシフォン生地+コーヒーシロップ+やさしい豆腐クリームのお菓子に、たっぷりココアがかかっている感じ。
なので、ティラミスを期待せずに、これはこれとして頂くと、たくさん食べれちゃって、おいしいです。
もっとエスプレッソが合うような本格ティラミスっぽくしたければ、シフォン生地をコーヒー入りの生地にしたり、クリームだけはちゃんとマスカルポーネで作るか、よくあるクリームチーズを使った簡単ティラミスのレシピのクリームにするか、水切りヨーグルトを使うのも少し近くなるかもしれません。
でも、この豆腐クリーム、ずっと舐めていたくなるような、やさしくておいしいクリームです。
土曜の午後のひと時、夫と食べて、ほろ酔いでお昼寝してしまいましたとさ。
初!もぎたてパクチーで、海南鶏飯(カオマンガイ)。
土曜の夜は久しぶりに、海南鶏飯(カオマンガイ)を作りました。
我が家流カオマンガイの作り方は、こちらから(↓)
以前まとめて鶏ガラスープをとって冷凍しておいたものを使って、久々に香り米(ジャスミンライス)を炊いてみました。
今回は、香り米を炊く鍋に、鶏ガラスープを冷たいままでなく、沸かしてから投入してみました。
どうやらその方が、サラっとおいしく炊けると聞いたので。
ジャスミンライスはさっと洗うだけで浸水させず、ル・クルーゼで、ニンニク・ショウガ・ネギを炒めた油でさっと炒め、お米に油をなじませてから、お米と同量の沸かした鶏ガラスープを加えて、下味をつけた鶏モモ肉と深ネギを乗せて、蓋をし、普通のご飯と同じように、炊きました。
タレは、砂糖とナンプラーとレモン汁に、ゴマ油やおろしにんにくなど加えて味をみながら作ったもので、鶏モモに少しずつかけてご飯を崩しながら一緒に食べるように添えました。
つけあわせは、冷蔵庫にあった水菜、さらした新たまねぎ、きゅうりなど。
そして、やっとちょっとずつ収穫できるようになった、去年の10月に種をまいたパクチーを初めて収穫し、乗せて頂きました!
パクチーの種まきは、こちらから(↓)
ちびちびと一回分収穫した後の様子、こんな感じです。
暖かくなってからずいぶん伸びてきましたが、まだまだ一回分の付け合わせ程度にしか収穫できないので、テーブルに山盛りで「追いパクチー」できるほど収穫するのが楽しみです♪
これからの季節、ぐんぐん伸びてくると思うのですが、葉物なので、夏の日に当たりすぎると固くなってしまうようで、やわらかい葉を収穫するには、割と密集させて植えていいそうです。
ジャンボニンニクとの隙間にもさらに追加で種をまいてみようかと思います。
巷では、パクチー好きに、「パクチニスト」という名前も付いている昨今。rocketnews24.com
パクチーしゃぶしゃぶに、パクチードレッシング、実はみつばの感覚で、お味噌汁に入れてもおいしいんだそうです♪
春色パスタ屋さんで、ズコット。
日曜の昼、夫と街のパスタ屋さんへランチを食べに行きました。
初めて行った店でしたが、自家製麺がモチモチで、種類多めの具材で季節をうまく取り込んだ、おいしいパスタでした。
夫は、ホタルイカや空豆やアサリなどの魚介系。
私は生ハムとホウレンソウとたまご。
やっぱりプロの仕事はきれいで、少しずつのいろんな種類の食材を使っているので、見た目も味も華やかでした。
コーヒーか紅茶まではセットでしたが、+300円で、ドルチェ。
大皿をさげられた後、まだパスタの余韻が残る中、「ドルチェはお付けしますか?」って聞かれるタイミングも絶妙で、夫も私も思わず「はい、お願いします」って、ドルチェ、つけてしまいました。
ドルチェのメニューの中にあったのが、「ズコット」。
実は私、これまでズコットというお菓子、まったく知らなかったのです。
店員さんに「ズコットってどんなお菓子ですか?」って聞いてしまったぐらい。
それで運ばれてきた、ズコット。
複数のスポンジ生地を、ボウルの内側にはりつけるようにして、中に、洋酒や、ナッツなどの入ったクリームなどつめて、またスポンジ生地を重ねて、みたいに、いくつかの種類のスポンジやクリームをドーム型に再成形した感じの、お菓子でした。
ズコットは、イタリアのトスカーナ地方で誕生したお菓子で、フィレンツェの伝統的なドルチェ(デザート)です。聖職者の被る小さな帽子ズコットに似ているので、その名前がつけられました。ドーム型のスポンジの中にはチョコレートやナッツを混ぜたクリームがはいっています。ご自宅でつくるときには、ボウルの内側にスポンジを敷き詰め、クリームを流し込んでから、またスポンジで蓋をします。ひっくり返してドーム型にして完成です。
(sweets.cake100.netより)
クリームの中のナッツや、違う種類のスポンジが、様々な食感や香りを奏でていて、とってもおいしかったです!
手前のマンゴージェラートも、さわやかでベストマッチ。
まだまだ世界には知らないお菓子がいっぱい。
+300円で、今まで知らなかった世界が広がって、ハッピーな気持ちになりました。
イタリアのティラミスを、日本の田舎の物産館の豆腐で作ってみるのもおもしろいし、行ったことのない東南アジアのカオマンガイに、庭で育てたパクチーを添えてみるのも楽しいし、+300円で、イタリアの名前も知らなかったお菓子に、レストランで出会ってみるのもおもしろい。
食いしん坊な休日でした。