kurashito~暮らしと

暮らしが幸せになるためのことを、日々追究しています。

千葉駅、「豆NAKANO」で、アイスラテとビスコッティ。レモンティーのようなテイスト、エチオピアのイルガチェフェ浅目煎りをお土産珈琲。

千葉駅、「豆NAKANO」で、アイスラテとビスコッティ。

千葉駅、「豆NAKANO」で、アイスラテとビスコッティ。

3泊の東京・千葉、旅日記です。

 0日目、羽田到着。

1日目、新宿ベルクにてブランチ。

1日目、イスクラ薬局にて漢方相談。

1日目、銀座周辺。

2日目、四谷周辺。

2日目、西千葉の定食屋さん、ポポキへ。

 

とうとう3日目、最終日の朝です。
夜の最終便で羽田を発つまでの間ですが、めいっぱい楽しみます。

 

千葉駅周辺で気になって、どうしても行きたかったのが、コーヒー豆屋さん、「豆NAKANO」さん。 

mamenakano.com

2016年11月まで大規模な改修工事をしていて、まるで迷路のようになっている千葉駅ですが、北口からすぐの小さな路地に、カーキ色のお店を発見。
カーキの布を留めているのが、これまたカーキのオシャレなタンクで、このテイスト、好物です。

千葉駅、豆NAKANO

午前のうちだったので、まだ、お客さんは私以外にはおらず。

お店に入るとそこは、焙煎基地+道路側を向いたカウンター席。
いい感じのお兄さんがひとり。

千葉駅、豆NAKANO

まさに今、ゴーゴーと音を立て、真っ赤な火とともに、焙煎機がまわっていました!
目の前で焙煎するのを見るのは、初めて!千葉駅、豆NAKANO

小さなお店ですが、並んでいるコーヒーは様々な産地や種類、それに焙煎度合いの違いがあります。
手前から奥にかけて、深~中~浅入りになっていく感じ。
農園まで限定されたスペシャリティーコーヒーでも、100gあたりで買えるので、お値段も良心的。

千葉駅、豆NAKANO

焙煎機がゴーゴー言っている中、それにちょうどよくかき消されるように、四つ打ちの音が。
ちょっとだけトライバルなのが(焙煎機でそう聞こえただけかもしれないけど)、また、好物。

本だなには、今やジャパンエディションがでるようになった、KINFOLKのずいぶん古いものなど、とても魅力的な並び!!!

千葉駅、豆NAKANO

Kinfolk is a slow lifestyle magazine published by Ouur that explores ways for readers to simplify their lives, cultivate community and spend more time with their friends and family.

訳:Kinfolkは、Ouurによって出版されたスローなライフスタイルの雑誌であり、読者のために、生活をよりシンプルにし、コミュニティを耕し、より多くの時間を友達や家族と過ごすための方法を探るものです。

Kinfolk | About Usより、訳:kurashito

KINKOLK、ちょいレベル高すぎるかな、と思うほどオシャレな雑誌で、そのコンセプトにとても共感します。

www.kinfolk.com

KINFOLK JAPAN EDITION VOLUME 14 (NEKO MOOK)

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KINFOLK HOME

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  • 作者: ネイサンウィリアムス,Nathan Williams
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  • 発売日: 2015/10/30
  • メディア: 大型本
  • この商品を含むブログを見る
 
THE KINFOLK TABLE

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The Kinfolk Home: Interiors for Slow Living

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焙煎機がゴーゴー言う隣で、朝ということで、アイスラテをオーダー。
レジ横にあった、1個80円のビスコッティも。
最高のコンビです♪

千葉駅、豆NAKANO。アイスラテとビスコッティ。

くっきり二層で、ミルクに合うように深入り豆のエスプレッソを使い、生クリームで濃厚に仕立ててある、アイスラテ。
そして、このビスコッティ、むむ?!普通のザクザクやナッツだけじゃなくて、フレーバーがある!

千葉駅、豆NAKANO。アイスラテとビスコッティ。

帰るときに気付きました。
アーモンド×ココナッツ×レモンピール!
レモンピールが効いていたんですね~。オシャレ!
午前らしく、明るい気分になれるコーヒータイムでした!

 

 

レモンティーのようなテイスト、エチオピアのイルガチェフェ浅目煎りをお土産珈琲。

千葉駅、豆NAKANO。

コーヒーを飲みつつ、焙煎で忙しいお兄さんと、ちょっとだけお話。
「すみませんねー、一日中こんな感じなんで、暑くて」
店名が「豆…」であるだけに、ほんとに焙煎が大好きでいらっしゃる様子。 

朝起きたてに飲むサッパリとしたコーヒー。
お湯を注いだ時にムクムクと膨らむ新鮮なコーヒー豆。
ローストしたての豆をコーヒーミルでごりごりと挽く時の手ごたえ。
コーヒーをめぐる楽しみをみんなと共有できたら、そのための美味しいコーヒー豆を提供できたら、嬉しいな。そう想ってコーヒー屋を始めました。
ちいさな焙煎器でコーヒー豆をじっくりローストしています。
少しの量を、丁寧に、産地に合わせて、飲んでくれる方のこと考えながら焼いています。
コーヒーの焙煎はその日のコンディション(気温、湿度、風の具合)や、銘柄・量などなどその時の条件によってわずかに仕上がりが変わります。
大きな機械でローストするわけではないので、デジタル制御をしているわけでもないので、ちょっとばらつきがあります。仕上がり具合は一期一会でもあるかな、と思っています。

(自家焙煎コーヒー 豆NAKANO | Aboutより) 

 Aboutのページを見ても、(↓)

mamenakano.com

やっぱり、ステキなコーヒー屋さん。
目指しているところも、方法も、考え方も、ステキです!
ステキかどうかって、「具体的に何をどうやっているか」よりも、「どんな世界を作りたくてやっているか」のレベルで俯瞰したほうが、幸せな出会いのアンテナ感度が上がる気がします。

今回、特に予定はしていなかったのですが、ステキなお店だったので、自宅用に珈琲豆を買って帰ることにしました。
ドドンと並ぶ透明キャニスターの中から、浅め煎りの、フレーバーの個性があるものをお願いしたところ、エチオピアのイルガチェフェの浅目の煎りのものがあったので、お願いしました。
レモンティーのような風味だそうです。

ここからは、自宅に帰ってから。

千葉駅、豆NAKANO。

雑味をなくするため、豆の品質をよりよく、ということで、ちょっとでも不ぞろいな豆はハンドピックして厳選し、焼き色も均一にするのが、今の常識。
でも、NAKANOさんの豆、もちろん豆自体はきっときれいに選別されていてどれもきれいですが、手作業での浅め煎りということもあり、焼き色がいい感じにばらけ、それになんだかとてもそそられます。

休日のお昼、夫が豆を挽いて、コーヒーをいれてくれました。

千葉駅、豆NAKANO。

とても、おいしかったです!!!

軽やかで、確かにレモンティーのようなさわやかな風味が広がって、後味もすっきり。
豆の品質が良いということで、夫は、ペーパーでのハンドドリップの際、アクを最後まで落としきったということでしたが、まったくイヤなエグみもありません。

余りに軽やかでおいしいので、夫は、少し挽きを細かくして、最初より高めの温度で二杯目を。
これまた、すっきりとして、大変おいしかったそうです!

我が家は、鋳鉄製のカリタのダイヤミルのブラックを使っています。
重量は重いですが、ハンドルを縦方向に回すので、女性でも力が入りやすく、実はとても使いやすいです。(↓)

カリタ 鋳鉄製ダイヤミルレッド (FML2001)

カリタ 鋳鉄製ダイヤミルレッド (FML2001)

 
カリタ ダイヤミル/ ブラック

カリタ ダイヤミル/ ブラック

 

コーヒー豆の焙煎にも、ハンドメイド感ってあって、でも、手作り作品だからしょうがないか、と品質を妥協するのではなく、ばらけているからこそ、より高品質になるものなんですね!

これを飲んで、NAKANOさんが焙煎にハマった気持ちが、1%ぐらいは分かったような気がするのでした。

同じように、いれる方もいれる方で、この豆だったら、もうちょっと細かく挽こう、とか、お湯の温度を上げよう下げよう、とか、このカップで飲もう、とか、自分の感覚に素直に工夫を重ねて、自分の飲みたい一杯のコーヒーを抽出することができるわけです。

豆屋×飲み手=アナログ×アナログの、ステキな世界。

豆屋さんということで、千葉を中心に、たくさんのお店のドリンクメニューにコーヒー豆を卸していらっしゃったり、それらのお店で豆の販売もされているようです。

www.mamenakano.com

 

小さな秘密基地のような焙煎所から、ステキなゆらぎのあるアナログなコーヒーが、毎日毎日、いい香りを放ちながら焼き上がっていて、そのお店が駅の裏の小路にあり、カーキ色でトライバルな四つ打ちで本だなにはKINFOLKでビスコッティにはレモンピールが効いている。
あぁ、なんかとても幸せになりました!

 

千葉駅に降りられたら、ぜひ、のぞいてみられることをお勧めします! 

 

tabelog.com