kurashito~暮らしと

暮らしが幸せになるためのことを、日々追究しています。

栗ご飯・お団子・ススキで、十三夜。【お野菜高騰でおいしく節約】大根葉編。庭で栽培しているニラ、小ネギ、パクチー編。

栗ご飯・お団子・ススキで、十三夜。

栗ご飯・お団子・ススキで、十三夜。

昨夜は、 先月の十五夜に続いて、今度は栗をお供えする十三夜でした。
道端で切ってきたススキを飾り、道の駅で見かけた栗をむいて冷凍しておいたものを使って、栗ご飯を炊きました。

いつものルクルーゼで炊くご飯と炊き方はほぼ同じですが、少々のお塩と黒酒を加え、むいた栗をゴロゴロ乗せて炊きました。

 

炊きあがってほぐすと、栗もほろほろとほぐれて、黄色いほくほくの栗ご飯♪

栗ご飯

黒酒効果もあってか、ご飯もふっくら炊きあがって、翌日までタッパーに入れて常温で置いておきましたが、冷めてもふくふくとおいしい栗ご飯でした!

火入れをしていないので酵素が活きている黒酒。古いお米を炊く時にほんの少し入れるとふっくらおいしく炊きあがるので、お勧めです。(↓) 

灰持酒 黒酒 雑酒1 200ml

灰持酒 黒酒 雑酒1 200ml

 

 

そろそろお米が切れそう~ということで、いつもお米を直接買っている農家さんに今朝お電話してみたところ、まさに稲刈りの最中!
「朝から田んぼの中に入ってて、一日中だからなぁ、今週中はちょっと配達は無理ですねぇ」とのこと。
この商売気の無さが大好きです。
今回はスーパーのお米でつないで、来週以降にいよいよ新米を配達してもらうことにしました!
「新米、楽しみにしていますね~」とお願いして電話を切りました。

 

十三夜にはもちろんお団子も。

90代の夫のお祖母ちゃんお手製のあんこと、お祖母ちゃんのおめがねにかなった上質な寒ざらしの粉を使って作った、お団子。
お団子はつるつるでコシがあって、絶妙な甘さのあんこと一緒に、帰りが遅かった夫もご飯の後、ちゃっかりデザートとして頂きました。

 お盆にお祖母ちゃんにもらった特製あんこ(↓)、

小分けにして冷凍しておいたので、9月の重陽節句には、中華あんにして月餅に。(↓)

十五夜のお団子にもしました。(↓)

おいしいあんこと上質な米の粉があると、秋は本当に助かります!!!

 

おばあちゃん&あんこの組合せといえば、先日、グレーテルのかまど - NHKで取りあげられていましたが、去年公開のドリアン助川さん原作の『あん』という映画。
あの河瀬直美監督の作品で、樹木希林さん演じるおばあさんが至極のあんこを炊くんだそうです。

 オフィシャルサイト、予告編はこちら(↓)

an-movie.com 

樹木希林さんのお孫さん、つまり本木さんと内田也哉子さんの娘さんである内田伽羅さんがおばあさまと一緒に出ていたり、離婚した中年男性を演じているのが永瀬正敏さんだったり、気になるポイントがたくさん。

 

なかなか重い内容ではありますが、鍋の中の小豆に「がんばれ~」と声をかけたり、畑からはるばるやってきた小豆に「おもてなし」をする気持ちであんを炊くという、樹木希林さん演じるおばあさん、見てみたいなぁと思っています。
きっと見終わったら、あんこやどら焼きが食べたくてしょうがなくなるんだろうなぁ!

 

 

【お野菜高騰でおいしく節約】大根葉編。

前回の記事に書いたように、お野菜高騰につき、楽しくおいしい節約のお話を書こうと思います。

台風や自然災害、酷暑が長かったことなどが続いて、今年の秋は本当にお野菜が高い!!!
特に葉ものは、ものによっては丸ごと買おうと思うと400円以上のお値段がつきます。
我が家の庭の野菜たちを見ても、酷暑が過ぎ去ってやっとみんな元気が出てきた、という感じなので、市場にもこれからしだいに出揃ってくるとは思うのですが…。

 

と、思っていた矢先、スーパーの地元農家さんのコーナーにて、見つけました!
立派な大根葉!!!

大根葉

こんなにたっぷり、エチレン袋にわんさかと詰め込まれたこの大根葉、なんとたった120円!!!
しかも、あの野菜名人、Hさんの大根葉でした!
迷わず即買いです。

大根葉は、葉の成長度合いによっては、小松菜やホウレン草などに比べるとちょっと固めだったり、独特の苦みや辛みがある場合もありますが、それを活かして料理すれば、おいしく食べられる上に、とても栄養価が高いお野菜です。

 

まずは手始めに、今朝の夫のお弁当に、きんぴら風炒め。

大根葉のきんぴら風炒め

たかのつめ、にんじん、エノキ、もどした干し大根と一緒に、甘辛く炒めました。
久々に使ったので量感がつかめず、大根葉をもっとたくさん入れればよかった!と後悔。
炒めるとかさが減って、たくさん食べられるのもいいところですね。

上にゴマを散らして、お弁当につめました。 

お弁当

サーモス フレッシュランチボックス 800ml ストライプブラック DJB-804 STBK
 

 

ちなみに今日は、ガッツリ系のチキンカツ弁当です!
庭のニラを使った卵焼きも入れました。
梅干しは物産館で買った、この地域の方が漬けたもの。
昔ながらのしょっぱい、でもみずみずしくてフルーティーな、添加物の入っていない梅干しです。
ふりかけは、しそわかめ。

井上商店 しそわかめ 90g 1袋

井上商店 しそわかめ 90g 1袋

 

とってもおいしいので、お気に入りです。 

 

今朝作ったきんぴら風は、アルミカップに小分けにし、すぐお弁当に使えるよう、いくつか冷凍保存しました。

 

ちなみに今朝のお味噌汁にも、刻んだ大根葉を入れました。

今夜は、多めに刻んでさっと茹でてしぼっておいた大根葉に、少量の砂糖と黒酢、それとツナ、マヨネーズ、お醤油、鰹節で、サラダにしました。
ちょっと葉が固めのときは大根葉だけではきついので、他のお野菜や一緒に茹でたエノキなど和えるとちょうどいいですね。

他にも、じゃこやゴマ油なんかと相性がいい。
ナムルにしたり、ゴマやじゃこと炒ってふりかけにしたり、ご飯に混ぜ込んで菜めしにしたり。
私は作った事は無いけど、おつけものなんかにもできるんだそうです。

 

冬に向けて栽培している大根の間引きの時に大量に出る大根葉。
この季節、葉物野菜高騰の救世主かもしれません!

 

 

【お野菜高騰でおいしく節約】庭で栽培しているニラ、小ネギ、パクチー編。

庭でとれたニラ

我が家の庭のコンテナ栽培のニラです。
秋の植え替えなどしたときに、他の植物が日影にならないよう、根は残してガサっと収穫しました。

夏の暑すぎる時期より、これぐらいの季節のほうが、しなやかでやわらかく、元気なニラが採れる気がします。
採りたてのニラは、根元からしずくがポタポタ垂れるほど瑞々しいです♪

 

我が家では、長いことニラを店で買っていません。
梅雨時期と長い夏の間、コンテナ全体が病気になったような感じになってしまい、1、2回スーパーで買って、あぁもうちょっと涼しくなったらまたコンテナごと植え直しかなぁと思ってたのですが、夏が過ぎ去るとこの通り。
嘘のように元気になって、そんな心配いらないわ、という風情で、しなやかな葉を秋風にそよそよと揺らしています。

また、2年目の株ということもあって、種から出て1年目の時よりも葉が広くなって、しっかりしてきました。
こうやってざっくり刈っても、深い根がしっかりはっているので、次々に生えてきます。
そのたくましさ、お野菜高騰の時に限らず、スタミナ救世主!

有機種子 ニラ

有機種子 ニラ

 

 

我が家では、色どりも栄養もアップするので、夫のお弁当の卵焼きには毎回庭のニラを刻んで入れています。
夫のお弁当の人気メニュー、豚キムチにも、にんにく・しょうが→豚→キムチ→深ネギ(orタマネギ)→オイスターソース→溶き卵→火をとめてから仕上げに、ニラを入れます。

そして意外とお味噌汁にニラを散らすのもおいしいです。
特にカボチャとタマネギのお味噌汁とか。
他にも、レバーが得意でない夫に隠れて(?)ときどきひとりでお昼にレバニラを作ったり。

ラーメンの一風堂のナムルは、もやしとニラですね。
次に一風堂に行ったら味を覚えて作ってみたいと思います。
これからの季節、鶏ガラと卵とニラたまスープとか。

そういえば学生の頃、デパートの韓国フェスみたいので短期バイトをしたとき、毎日大量のイカを切らされて、韓国人のおっちゃんが毎日、私の切ったイカと二ラをたっぷり入れて、チヂミを焼いて売っていました。
一度だけ食べさせてもらったチヂミ、初めての味だったのですが、カリっとモチモチして、お酢とラー油のきいたタレが、とてもおいしかったです!!!
チヂミでも、卵と炒めてニラたまでも、それにひき肉を加えたりしても、ニラの存在感ってすごいですね。

もちろん、餃子に、ニラまんじゅう。
独身時代正社員だった頃、同期の仲間と行きつけだった居酒屋のニラまんじゅうがおいしくて!!!
まだ作ったことがありませんが、いつか作れるようになりたいです。

その居酒屋さんはなかなかおいしい料理をだすところで、味が記憶に残っています。
今でも、我が家のナスの味噌炒めは、そのお店の味です。
最初に多めの油にしっかりにんにくを効かせておいてから肉とナスを炒め、味噌とみりんで甘辛く味をつけて、最後に濃口醤油をたらす、その味で作っています。
居酒屋メニューはご飯が進むので、男子受けがいいですね。
おっとニラから話がそれました。

 

他にも我が家では、主にタイ料理、パッタイや生春巻きなんかにもニラを使うので、庭先にいつでもあって、使いたい量をちょこっと切ってくることができると、とても便利です。

これからの季節、もつ鍋にもニラは欠かせませんね。
夫がもつ鍋はニガテらしいので我が家では作りませんが、スタミナ系の鍋や汁ものなんかに加えると、ほんとに引き立ちます。

思いのほか、ニラだけでかなり語ってしまいました。笑。

 

 

この写真、手前が我が家の小ネギです。

小ネギとニラ

小ネギ?!というぐらい、太く元気に育っていますが、これもニラと同じく、梅雨~酷暑の間、病気になったようになって、いっぱいあった株はこんなに減ってしまいました。
でも涼しくなってきたら急に元気を取り戻し、植えかえる必要などまったくない様子。
むしろ、ダメになった株の間引き効果によって、生き残ったひとつひとつの株が大きくなったようです。
毎朝、一本だけ切り取ってお味噌汁と納豆に使っても余るほどの量の小ネギが採れるようになりました。

この小ネギも、スーパーで買ってきた小ネギの根っこ部分を水にさして根を伸ばし、そのまま植え付けただけのものです。

 

ちなみに、奥に見えるのが、先ほどの写真のザクっと刈り取ったのとはまた別の鉢の、ニラです。
こちらはちょっと密集しているので、全体的に小さめ。
ちょっと収穫しないでいると、こんなに全体的にモサっと伸びてくるほど、元気です!

 

 

そして、パクチー

パクチー

こちらは夏の暑すぎる時期には、私も手入れできず、株自体も固くなり、虫もつき、そして枯れてしまったので、新しく苗を購入し、先週植え付けたものです。

植えた苗の周りに、家にあった種を追加で蒔いて時間差収穫を狙っていますが、順調に小さな芽が出てきました♪ 

タキイ種苗ハーブ コリアンダー

タキイ種苗ハーブ コリアンダー

 

これからの季節はまた成長が鈍るかもしれませんが、パクチーはあまり成長させてしまうと、茎が木のように固くなり、花がつくと葉もかたくなり味が落ちるので、適当に小さい頃、もうこの写真の頃は食べごろなので、どんどん収穫した方がいいようです。

でも、パセリなんかのように摘んだらどんどん新芽がでてくるわけではないので、時間差で新しく種を植えて育てていくのがいいかもしれないと思い、今回からこの方式にしました。
また、東南アジアの料理では、パクチーの根も重要な香味野菜として使います。

 

今朝、葉っぱの裏をめくってみたら、もう、虫の卵がうみつけられていました!
生まれてしまうと、どんどん葉を食べてしまう小さな小さなアオムシくんになって、葉の色に隠れて見えず、とるのが面倒なのです。

とりあえず卵が見えた分は葉を取り除いて、防虫ネットをかけました。

パクチーに防虫ネット

光も水も風も通すので、農薬を使わない栽培には強い味方です!
ただ、今日見落とした卵がいくつかあるかもしれないので、2、3日後、もう一回葉をチェックしようと思っています。

 

パクチー好きにとっては、すべての料理に入れてもいい!と思えちゃいますが、簡単に使うには、トマトの上に乗せたり、サラダにするのが手っ取り早いです。
夏は冷したトマトにお塩とオリーブオイルをかけ、上にパクチーを乗せたら、それだけで大満足。
少しの量でも独特の風味が楽しめます。
好きな人はお味噌汁にも入れちゃうんだとか。

もちろん、エスニック料理全般に。
我が家では来週あたりガサっと収穫して、週末ごはんのカオマンガイにたっぷり使いたいと思っています。

鶏肉とご飯を鶏ガラスープで炊き、エスニックソースで頂くカオマンガイの作り方は、こちらから(↓)

 

もっと寒くなってきたら、鶏だしのフォー、フォー・ガーに、たっぷりと!

 

パクチーには、体にたまった重金属を排出してくれる効果があるんだとか。
市販のものはひと束で200~300円ぐらいして、とても高いのですが、この苗は1株60円!
庭に生えているととてもうれしいハーブのひとつです。

割と簡単に育つし、芽もすぐ出てきます。

 

 

お野菜高騰、と言えば暗いニュースですが、なんだか楽しくてワクワク。
おいしく楽しく節約していきたいと思います。

楽しく節約シリーズ、 まだまだ続きます。

 

【お野菜高騰でおいしく節約】<次回予告>

  • もやし・豆苗などお値段の変わらない野菜活用
  • 乾物をおいしく利用
  • 新しく秋に植えたお野菜
  • くず野菜を使ったミネストローネなどのスープ 

などなど