kurashito~暮らしと

暮らしが幸せになるためのことを、日々追究しています。

籾のお米と新じゃがを届けて頂きました。春の新じゃがメニューに胸躍る。新ゴボウで、自家製ゴボウサラダ。粉せっけんで、理想的な仕上がりのお洗濯、ほぼ完成形?

籾のお米と新じゃが

籾のお米と新じゃがを届けて頂きました。

今日は雨の中、夫の父が、少し遠方の父方の田舎からもらったお米を届けてくれました。
こちらに引っ越してから、近所の精米機で自分で精米するようになったので、籾でお願いしています。
籾でもらったほうがおいしさをキープできるし、精米したてのお米は、やっぱりおいしいのです。
約15kg。白米にして10キロ弱。
これでひと月近く、持ちそうです。
助かります。

 

去年は一度だけ、夫と、海を隔てた、その、夫の父方の田舎の集落へフェリーで渡り、ひとりで暮らすおばあちゃんをたずねました。

集落のお墓の裏には小さな海岸があって、見なれない小さな浜の花が揺れ、生い茂る海辺の低い木の木陰があって、いつでも波の音が聞こえているような、静かな集落。
父方のおばあちゃんは、2,3歩歩くのがやっとなほど膝が痛く、土間の脇のダイニングの椅子に座ったまま、満面の笑みで迎えてくれました。
そのおばあちゃんが出してくれるお赤飯の、おいしいこと!!!
絶品なのです。

なんでも、夜のうちにポットの中に小豆を入れておく作り方らしいのですが、詳しい事は謎。
でも、ふんわりいい香りがして、重すぎず軽やかで、上品で、本当に、美味しいのです!!!

去年訪ねた時は、ひょっこり訪ねた形だったので、おばあちゃんは「何も準備できなくて…」と言いながら、お赤飯と佃煮と大きな卵焼きを用意して、ダイニングの椅子に座り、ニコニコして待っていてくれました。
その素朴で大きな卵焼きが何ともいい塩加減で、大盛りのお赤飯とともに夫と平らげてしまいました。
気さくで話しやすいおばあちゃんで、一緒に笑い、そしてすっかりおなかいっぱいで帰る頃には、おばあちゃん、涙を流して「ありがとうねー」と言ってくれました。

そんなおばあちゃんのところから届いて、夫の父が山道を運転して持ってきてくれた、お米。
大事に頂こうと思います。

そして、あのお赤飯の作り方、次はメモを持っていって、教えてもらおうかと思っています。

 

 

春の新じゃがメニューに胸躍る。

それと一緒に届いたのが、新じゃが。
こちらは、夫の両親の古い知り合いが毎年送ってくれるものだそうで、毎年おいしく頂いています。

新じゃがって独特のみずみずしさとほっくり感があって、それだけでごちそうですね。

圧力で蒸してよく水分を飛ばしてからコロッケにするのも、いつものひき肉だけじゃなくて、角切りのベーコンとタマネギのみじん切りを炒めたものを混ぜ込んで、中心にチーズをくるんだりすると、気分も変わってまたおいしい。

もちろん、ポタージュも。
どこかさわやかで透明感があるのを活かすために、いつもより少しさらさらに仕上げるのもいいし、セロリを効かせるのもいいし、最後にグリンピースとかを散らすのもおいしそう。

昨日ブログで紹介してから改めて読み返している、『長尾智子の料理1, 2, 3』では、

長尾智子の料理1, 2, 3

長尾智子の料理1, 2, 3

 

昨日の記事は、こちらから(↓)

「食卓にオリーブ油」という章で、

茹でたじゃがいもに塩とオリーブ油を少し加えて和え、大き目の器に平に盛る。そこに缶詰のツナの油をよくよく切ってほぐしてのせ、ゆで卵の刻んだの、パセリの刻んだの、トマトの刻んだのを散らして、塩も少し。ドライハーブを指ですりつぶすようにしてかけると、結構ごちそうに見えてきます。ここで仕上げにオリーブ油です。細く垂らしながら、丁寧に。できれば器に余白をとっておき、そこにも垂らすとなおおいしそう。がりがりとこしょうを挽くと、これもいい仕上げになります。
(長尾智子長尾智子の料理1, 2, 3』p.84)

と、あります。 
こういう、素材を活かしているからこそ名前のない、さりげない料理にも、おいしそう。
今、この本を読み返しながら、自分が日頃なんと乱雑に素材を扱っているのか、大反省しています。
久々に読むとまた自分のステージが違っているので、学ぶことも変わってくるようです。

 

また、なかしましほさんの『まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本』にある、塩もののクラッカーのレシピの章で、「じゃがいもとローズマリーのクラッカー」というものもあって、これもおいしそう!!!

まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本

まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本

 

すりおろした生のじゃがいもを生地に練り込むのですが、これ、なんとも言えず止まらない、おつまみにもいい、手作り塩味クラッカーなのです。
他にも味噌クラッカーとか青のりとか、買ってもなかなか手に入らないものばかりです。

 

シンプルに、ふかした、もしくは素揚げしたじゃがいもをゴロっとトッピングにした、あとはチキンぐらいで具の少ない、スパイスから作るさらっとしたカレーもいいですね。 

 

もちろん、ポテトサラダも!
この間、茹でた春キャベツとたまねぎ、ケイパーを使ったポテトサラダを少し作ったらとてもおいしかったので、近々また作るつもりです。

 その時の記事は、こちらから(↓)

やっぱり春の新じゃがメニューには、胸躍ります。

 

新ゴボウで、自家製ゴボウサラダ。

新ゴボウで、自家製ゴボウサラダ。

お総菜コーナーでつい手が伸びてしまう、ゴボウサラダ。
昔は家で作る方法が分からなかったのですが、何年か前のゴボウがおいしい季節に、意外と簡単にできることが分かりました!

新ゴボウはアクも強くないので、ささがきか細く刻んで、そのまま真水にさらしておくだけで良いようです。
それとにんじんの刻んだのも用意。
ゴボウとニンジンは、好みの固さにさっと茹でて冷ましておきます。
半分ほどすった、たっぷりのゴマに、砂糖、醤油、塩、マヨネーズ、お酢などを入れてドレッシングを作り、粗熱がとれたゴボウとニンジンを和えます。
そのまま置いておくと味がなじみやすいです。
キュウリは、刻んで軽く塩もみし、水気を切って、食べる直前に和える方が、水が出ないのでよいです。

レシピによっては、砂糖・醤油などに火を入れて砂糖をよく溶かし、さらに片栗粉でとろみをつけてからマヨネーズなどと合わせる方法もあります。
水っぽくなりにくいので、時間がある時はこちらの方法で作っています。

自家製のいいところは、とにかくゴボウの香りが良い!
やっぱり自宅で茹でたゴボウは、工場で茹でて漂白された業務用食材のゴボウと違って、香りが抜群にいいです。
茹で具合も好みに合わせられるのもいい。

煮ものにしてもいいし、巻いてもいいし、キンピラもいいし、鶏ごぼうの炊き込みご飯、たたきごぼうにしてポリポリたべるのもいいし、ゴボウの天ぷらはまた格別。

新じゃがに加えて、新ゴボウのメニューにも、胸躍るのでした。
またまた忙しくなりそう…。

 

 

粉せっけんで、理想的な仕上がりのお洗濯、ほぼ完成形?

粉せっけんで、理想的な仕上がりのお洗濯、ほぼ完成形?

これまで、粉せっけんを使って、合成洗剤を使った時よりも理想的な仕上がりのお洗濯を目指して、工夫を重ねてきました。

ここしばらく、安定してきました。
最終的に、コストや省エネを考えて、

  • 粉せっけんの量を、レンゲで山盛り3杯→山盛り2杯
  • セスキ炭酸ソーダの量を、山盛り1杯→すりきり1杯

へ変更しました。
それぞれ減らしても、いい仕上がりになることを確認できました。

 

<粉せっけんで、理想的な仕上がりのお洗濯>

洗剤の割合は、最終的に55Lの洗濯をする場合、

まず、蓋を開け、35Lの「洗い」のみを指定して3分を設定し、

植物性純粉せっけん~プラスチックのレンゲで山盛り2杯

シャボン玉 純植物性スノール 2.1kg

シャボン玉 純植物性スノール 2.1kg

 

 セスキ炭酸ソーダ ~プラスチックのレンゲですりきり1杯

↑ 我が家ではお徳用を見つけて、使っています。

セスキ炭酸ソーダ 1kg

セスキ炭酸ソーダ 1kg

 
アルカリウォッシュ 1kg

アルカリウォッシュ 1kg

 

 を洗濯槽に入れて、たらい一杯のお風呂ぐらいの温度のお湯(我が家は洗面台の隣に洗濯機があるので、蛇口のお湯を出しながら作業をしておくとちょうどたまる)を一気に流し込み、蓋を閉じます。
洗濯ものはまだ入れず、3分だけ、泡立ての予備洗いをします。

お湯の上に、洗濯機から冷たい水が給水されますが、最初にお湯で溶かしておくと、それでもじゅうぶんに泡立て効果があるようです。
予備洗いが終わると、洗濯槽の中は、上の写真のようにまるで泡風呂みたいに上まで泡がたっています!

 

仕上げ剤を入れるところに(無い場合は、最後のすすぎの時に投入)

衣類のリンス~指定の分量55L分

石けん屋さんが考えた衣類のリンス 詰替 600ml

石けん屋さんが考えた衣類のリンス 詰替 600ml

 
石けん屋さんが考えた衣類のリンス 本体800ml

石けん屋さんが考えた衣類のリンス 本体800ml

 

を入れておきます。
衣類のリンスの主成分は、クエン酸です。
セスキ炭酸ソーダで洗濯機の中をアルカリ性の溶液にし、粉せっけんの効果を最大に引き出して洗った後、よくすすぎ、最後に酸性のクエン酸アルカリ性を中和し、さらに微量に残った粉せっけんを繊維をコートするいい油分に変えるために、クエン酸でリンス、つまり、仕上げ剤を用います。

仕上げ剤のセットが終わったら、ぎゅうぎゅうではなくある程度水の中を泳げるであろう程度の分量の洗濯ものを入れて、蓋を閉めます。

今度は「注水すすぎ」指定で、水量は多め(我が家では最大55L)指定、あとはおまかせの通常のお洗濯です。

この手順で、溶け残りなく、汚れもよく落ち、ふんわりとして肌にやさしい、理想的な仕上がりのお洗濯、いつでもできるようになりました!

 

理想的な仕上がりだと、洗濯ものが、「軽い」です。
軽いってどういうこと?と思われるかもしれませんが、脱水まで終わって干そうとする洗濯ものが、まだ濡れているはずなのに、なんだかふわっと軽いのです。
これは多分、微量に残った石鹸成分を、クエン酸のリンスが油化してくれて、繊維をふんわりさせてくれているからではないかと思います。

また、ほとんど無香の仕上がりですが、それでいて何かでごまかしたり消したいような気持ちの悪いにおいはまったくしません。
洗濯槽も汚れにくくなっているし、カビなどの悪臭も根本的にないのだと思います。

畳むときも、ふわっと仕上がります。
これは、合成洗剤の界面活性剤の仕上がりとはちょっと違う、ふわっと、なのですが、合成洗剤のほうが、どこか肌にまとわりつくようなふわっとだとしたら、理想的な仕上がりだと、さらりフワっと、しています。
バスタオルは適度にボリュームも出て、ちょっとゴージャス感です。

また改善の余地がでてきたら、記事にしたいと思います。

 

 

 

 

はてなブックマークへの返信>

id:rikimaruttiさん
ありがとうございます!
やっぱり小さかった孫がすっかり大人になってお嫁さん連れてはるばるやってくるのは、命のつながり的にも感無量かもなぁと思います。
ひざは痛いけれど、まだおいしいお赤飯が作れる間に、ぜひ習いたいです。
たくさんの思いや愛情を浴びて生きているんだなぁと、再確認でした。