無印良品のスチールユニットシェルフを再利用、洗濯物干しグッズ入れに。ニラ、備長炭と植え替えを待つ。読書が止まらない。バイオダイナミック?パーマカルチャー?
無印良品のスチールユニットシェルフを再利用、洗濯物干しグッズ入れに。
ふぅ~、さきほど久々にコーヒーを入れて、ひと息つきました。
昨日から続く雨。
ひんやりとした午後には、温かいコーヒーがありがたいです。
雨だと、何かと捗らない?いいえ、私の場合、いつもと違う部分が捗ったりします。
いつも私の朝は、朝食&弁当を作って片づけて夫を送り出してから、洗濯機をまわしつつ全部屋+ラグは振って掃除後コロコロ&自家製乳酸菌スプレー+トイレお風呂+玄関の土間の水ぶき+外の洗濯物を干す軒下の掃除までして、最後にホワイトセージをたいて部屋の空気を浄化して、その後やっと洗濯物を干しています。ここまで普通にやって2時間。
なぜ最後にやっと洗濯物を干すのかというと、我が家では普段掃除機を使わず、シュロの箒で掃除しているからなのです。
全部屋の汚れを軒下の土間に箒で掃き出すということは、掃き出した軒下の土間の掃除まで完了しないと、そこにお洗濯が干せないわけです。
なので、お天気で、洗濯物を100%乾かしたい!と思うと、掃除のすべてを少なくとも10時ごろまでには終わらせたいので、結構必死なわけです。
でも、雨の日は、100%乾かすことはできないので、掃除を急ぐこともないのです。
なので、いつもとちょっと違う時間の流れになります。
それで今日の雨の午前は、今夜のポテトサラダの新じゃがを圧力で蒸したり、週末の牛すじなんかをコトコト下茹でしつつ、久々のプチ模様替えをしてみました。
普段動かさないものを動かすと埃が出てくるので、掃除は模様替えをしてからしたいのです。
それだったら、雨の午前、掃除が遅くなってもOKな今日は、模様替え日和!
といっても、ひとつ棚を組み立てただけですが…。
無印の、パイン材のチェストは腰高で、その上には今まで雑多にカゴなど置いていました。
そこに、スチールユニットシェルフを組み立てて乗せてみました。
ちょうどこの上に仮設の物干し竿が斜めにこっそり渡してあり、そこで毎日お洗濯をハンガーやピンチに干してから、外の物干しに持っていく、という仕組みなのです。
今まで、引っ越してとりあえず荷物を押し込んだそのまま、洗濯ものを干すためのハンガーやピンチ類がすべてちょっと遠い押入れの中に収納してあり、毎回何度も持ってくる距離が遠かったのです。
引っ越して1年以上たったこの間、思いました。
「頻繁に使うものは、使う場所の、近くに」。
あたりまえのことなんですが、日常に埋もれると、すっかり盲点になっていました。
この無印のスチールユニットシェルフ、前の家で使っていて、引っ越してから出番がなく、畳んで同じく押入れにしまってありました。
奥が浅くて幅広めの、奥行き26cm×幅84cm。高さは棚2段で一番低い、46cmタイプ。
この大きさって、押し入れやクローゼットの足元のデッドスペースに収納を増やしたり、玄関で使ったり、低くて広くて薄くて、実は何かと使えるサイズです。
チェストの上にユニットシェルフを乗せるには、ちょうどチェストの幅が1cmほど足りなかったので、ホームセンターでパイン材の集成材の40cm×85cmぐらいのものを買ってきて、チェストの上に乗せ、台にしてみました。
プラダン(プラスチックでできたダンボールの板)があったので、それを利用して、ピンチどうしが絡まないようにはさんで、見える側面を簡易で目隠ししてみました。
ユニットシェルフのクロスバーも持っていますが、洗濯物干しの奥行きがつかえてしまうので、かけませんでした。
これまで押入れの中で、ピンチなどが絡まないように、ひとつひとつを離して、結構場所をとって収納していた洗濯物干しグッズですが、このシェルフの中に全部コンパクトに収めることができました!
目の前にあるピンチをさっと取って、目の上にある物干しにさっとかけて、と、かなり動線が改善されました。
さて、あとは、ゴチャっとした見かけをすっきり隠すための、目隠しです。
私、ハギレとか大好きで、結構在庫がたくさんあります。
その中でも、大きさやかわいさ、落ち着き具合など考えて、この辺りかなぁ。
いくつかつなぎ合わせて、かわいいカフェカーテンというか目隠し布にしたいなぁと、並べてはニヤニヤ、で、30分ぐらい過ごしてしまいました。
でも夫との共有スペースなので、結局、すごくシンプルに、右上のオフホワイトのリネン一枚になるような気もします。
縫い物は明日以降。それまでは、仮の布を強力磁石で仮止めしました。
スチールユニットシェルフって、その名の通りスチール、鉄に白い色が塗ってあるだけなので、磁石がつきます。
これって結構便利で、キッチンで使っているものには、マグネットでポストカードをディスプレイしたり、袋をかけたりしています。
また、無印のユニットシェルフには、ステンレスとスチール、パイン材があり、
値段が高いけど高級感があって錆びにくい(全く錆びないわけでは、ない)、ステンレス。(↓)
錆びるけど手軽で味が出てくる、スチール。(↓)
木目があたたかく、他の木製家具よりお手頃な、パイン材。(↓)
金属に限って言えば、ステンレスのほうが価格がやや高く、しかしスチールの方は錆びやすいという特徴があります。
水場の近くではステンレスを使ってはいますが、長く使って古びてくると、スチールのほうは錆び方に味があるというか、個人的に、カワイイとかオシャレに仕上がるのは、結局スチールのほうかな、と思っています。
棚板は、ステンレス、スチールのほかに、木製やステンレスの網などがあり、サイドパネルやブックディスプレイや引き戸つきの棚、ワードローブなどもあって、この創意工夫し放題なところが、無印らしくて大好きです。
創意工夫し放題過ぎて迷った時は、ディスプレイからアイディアをもらうこともあるし、ネットなら便利なシミュレーターもあります。
SUSシミュレーター | 生活雑貨特集 | 無印良品ネットストア
妄想模様替えも、なかなか楽しいものです。
今日のいきなりの模様替えも、最近知った無印のコンテンツ、Compact Lifeを読んでしまったからでしょうか。
この勢いで、つい盲点になってしまっているいろんなところを改善できたらいいなと思います。
ニラ、備長炭と植え替えを待つ。
雪の中に埋もれても、強く生き延びた我が家のニラ。
温度が上がって元気になってはきたのですが、成長したせいもあり、ちょっと過密気味で、一本一本が細くなってしまっています。
土も固くなって、水のしみこみも悪い。
なので、もう少ししたら、植えかえてみようと思っています。
今度は、広く植えられるように、普通の細長い長方形のコンテナにしようと思います。
でも深さは20cmほど必要ということで、深めのタイプに。
ニラはアルカリ性が好き、とのことで、教科書どおりなら苦土石灰を入れるところでしょうが、今回は、この間入れ替えたトイレの備長炭(アルカリ性)を細かく砕いて、土壌改良肥料とともに土に混ぜ、新しい土も加えてみようと思っています。
日本の雨は酸性なので、土壌にアルカリを補充してあげる、という道理なんだそうです。
植えかえは、植物にとっては手術。
もう少しだけあたたかくなったら、やってみようと思います。
それにしても、種から出てきた芽は糸のように細かったというのに、わんさか成長するものですね。
ニラは株分けしながら永遠に収穫できるそうなので、今回で植え替えのコツをつかみたいです。
読書が止まらない。バイオダイナミック?パーマカルチャー?
読みたい本が多くて、困っています。
先日記事にしてから改めて読み返している、長尾智子さんの『長尾智子の料理1, 2, 3』。
半分以上いきましたが、読むたびに、キッチンや野菜のことが気になって、なかなか読み終わらず。
『murmur magazine for men 第2号』は、パーマカルチャー特集で、書籍リストやwebサイトのリンク集みたいなのがあって、読むほどに、読みたい本や見たいサイトが増えていく。
図書館で借りてきた農業系雑誌『自然栽培 vol.1』とパーマカルチャー農法の教科書的な本、『パーマカルチャー―農的暮らしの永久デザイン』は、そのつながりでもあり、春の植え替え気分なのもあり。
- 作者: ビルモリソン,レニー・ミアスレイ,Bill Mollison,Reny Mia Slay,田口恒夫,小祝慶子
- 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
- 発売日: 1993/09
- メディア: 大型本
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今日の模様替えだって、実はこのパーマカルチャーの鉄則、「ゾーニング」に基づく方法で。
つまり、毎日こまめに世話をするハーブや葉野菜などは家の近くに、そこから世話をする頻度によってだんだん遠く、根菜類、資材置き場、果樹、家畜の放牧地まで、頻度に従って家と農園をゾーンによってデザインしていく、という考えから、なんとなくやりたくなった、「我が家の洗濯のゾーニング」、でもあったのです。
自然農法にはいろいろありますが、今の私の理解では、
- シュタイナーの提唱した「バイオダイナミック農法」は、自然や宇宙の法則そのままに、人間の成しえないような叡智が込められているんだから、できるだけ自然のままを尊重する、という姿勢で、虫も雑草も月も暦も、もとからあるがままの自然が、完璧。そこから、人間でいうところのオーラみたいな、精緻な世界を大事にする。大事にするからこそ、自然に負荷をかけず、エネルギーの高いものを収穫できる。
- 永続可能という意味の「パーマカルチャー」の農法は、あくまで人間がデザインし加工するという前提での、できるだけ環境に負荷を与えず、人と農業と自然がうまく循環する仕組みのデザインの方法。
だと思っています。
どちらも、すばらしいと思って。
畑すら持っていない私ですが、こんな本もあるのです。
『アーバン・パーマカルチャー 都会からはじまる新しい生き方のデザイン』
今住んでいるこの集落よりもっともっと都会の、アスファルトとコンクリートだらけの都会の中で、食べられる植物をコンテナに植えたり、コンポストの肥料を循環させたり、コンクリートの蓄熱を逆手にとって果樹を栽培したり、マンションの部屋の中で水槽の魚を利用してレタスを水耕栽培(アクアポニックス)したり、小さなソーラーの合理的な利用だったり。
これを読んだとき、パーマカルチャーには、可能性をさえぎるものはないんだな!と思いました。
そしてもうひとつ、パーマカルチャーのおもしろいところは、原則を「人と人の関係のデザイン」にも応用できるということ。
配置や役割や距離感の工夫で、それぞれの個性がマッチして、合理的で、他者収奪的でなく循環調和型で、最大の成果を生み出す関わりや集団をデザインしていく、というのが、農園のデザインと同じ基本を応用できるのです!
都会のベランダだろうが、広大な田舎の農地だろうが、無印良品のユニットシェルフじゃないけれど、創意工夫し放題の世界!
都会のビルの中の会社組織だろうが、マンションの中の家族だろうが、田舎のお年寄りの自治会の集まりだろうが、これまた創意工夫し放題の世界!
すごくワクワクするのです。
今度の春~夏の庭に反映するのは間に合わないと思いますが、一刻も早く読んで、学びたいと思って、借りてきました。
もう一冊は、『菊池亜希子ムック マッシュ vol.3 (SHOGAKUKAN SELECT MOOK)』ですが、長くなったので、また次回…。
菊池亜希子ムック マッシュ vol.3 (SHOGAKUKAN SELECT MOOK)
- 作者: 菊池亜希子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/03/14
- メディア: ムック
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今夜は、豚バラとこんにゃくと新ゴボウを甘辛く煮付けたものと、先日の春キャベツとケイパーとタマネギのポテトサラダです。
ポテトサラダの作り方は、こちらから(↓)
朝のうちに模様替えしながら煮つけたり蒸したり、もう用意してあるので、ちょっと気が楽です。