栗ごはん用に栗を冷凍保存。シナモン・ブランデー・リモンチェッロで、栗の洋風甘露煮の瓶詰め。低温で放置、絶品簡単ローストポーク!2016年十五夜、中秋の名月。
栗ごはん用に栗を冷凍保存。
※今日は旅日記はお休みです。残すところ2~3話ほど。
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0日目、夜、羽田へ到着。
1日目、新宿ベルクにて、ブランチ。
1日目、イスクラ薬局で、漢方相談。
1日目、銀座周辺。
2日目、四谷周辺。
2日目、千葉の定食屋さん、ポポキ。
3日目、千葉駅北口のコーヒー屋さん、豆NAKANO。
次回は、世田谷「夏椿」編です。
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秋がやってきました。
物産館に、これだけ入って350円で、地元の山の栗が売っていました!
大粒の商品としての栗、という感じではなく、手頃な大きさで、山からとってきた栗、という自然な風貌がまたよし。
洗って水につけても、虫も食っていなくてとてもきれい!
まずは栗ご飯!と思いましたが、今日は中秋の名月。
3回あるお月見の中で、今日の中秋の名月(=十五夜)は、「栗」ではなく「お芋」のお月見なのです。
- 十五夜:旧暦の8月15日。
2016年は、9月15日(木)←今日!
→お芋をそなえる。 - 十三夜:旧暦の9月13日
2016年は、10月13日(木)
→栗や枝豆をそなえる。 - 十日夜(とおかんや):旧暦の10月10日
2016年は、11月10日(木)
※主に東日本。西日本では、「亥の子」といって旧暦10月の亥の子の日にお祭りをするそうで、2016年は、11月1日(火)
去年の十五夜の記事(↓)
なので、栗ご飯は来月の十三夜に食べることにして、その分の皮をむいて、来月まで冷凍しておくことにしました。
何年か前に、栗をむく道具を買っておいたので、水に一晩浸した栗は、鬼皮から渋皮まで、指を傷つけることなく剥くことができました。
ペンチのような形になっていて、片方にはかなり切れのいい刃、もう片方にはギザギザですべりをとめる刃がついています。一発でスルっと、という訳にはいきませんが、包丁よりも格段に簡単に、何より安全にむくことができます。(↓)
栗の冷凍保存については、こちらのサイトを参考にして、
1.栗の皮を剥き、5分間ほど水に浸け、あまり水を切らずに袋に入れて砂糖を入れる
2.袋ごと揉んで、砂糖が溶けて全体に砂糖水がかかってる感じになれば、袋の空気をできるだけ抜いて冷凍庫へ
3.使うときは表面の砂糖をさっと洗い流して使うだけ何もせずに冷凍するよりも、口あたりがしっとりした感じです。この保存方法で冷凍した栗を使って栗ごはんを炊くと、ふっくらと炊きあがりますよ。
という、おそらく砂糖の浸透圧を使った方法で保存してみました。
来月、ふっくらとした栗ご飯ができるといいです。
シナモン・ブランデー・リモンチェッロで、栗の洋風甘露煮の瓶詰め。
栗ごはん用に取り分けた余りの栗を、ちょっとおいしい洋風の瓶詰めにしてみました。
本当は丁寧にむいて渋皮煮にしたかったのだけど、そんなに手間をかける時間がとれなかったので、栗むき器で一気に全部ざっくりむいてしまって甘露煮にし、味や香りを洋風にしてみました。
使ったのは、黒砂糖粉、メイプルシロップ、シナモンスティック、ブランデー、リモンチェッロ。
<我が家流、栗の洋風甘露煮の作り方>
まず、むいた栗を弱火で茹で、崩れやすいのでやさしくすくい上げて2~3回水を替えてさらに茹で、あくぬきをします。
その後、水に黒砂糖粉(コクをだすため。色をつけたくないならグラニュー糖など、好きなお砂糖で。)、シナモンスティックを入れ、好みの味に砂糖を煮溶かします。
(あれば白ワインを入れたいところ。今回は切らしていたので省きます。)
味を見ながらメイプルシロップ(いれなくても、他の甘みでも、お好みで)を加え、
ここで栗を入れ、弱火で崩れないようにします。
レモン汁のかわりに、今回は、家にあった、レモンのお酒のリモンチェッロを入れてみました。
風味が強く出るので、少量。(レモン汁でもOK)
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そして、ブランデーを少々。
キッチンペーパーなどで落とし蓋をして、 弱火で数分~10分ほど煮詰めます。
煮崩れないように注意。
鍋のままゆっくり冷まして、消毒したガラス瓶に瓶詰めし、保存できるように脱気して、出来上がり!
瓶の消毒には、食用アルコールでできた消毒剤、パストリーゼのスプレーがとても便利です。(↓)
瓶詰めの正しい脱気の方法は、こちらを参考にしています。
最初に緩く蓋をしめて加熱し、内圧が上がったところでプシュっと逃がし、改めてキツく蓋をしめるんだそう。(↓)
形がきれいにできたものをひと瓶、くずれたものもひと瓶、作りました。
崩れたものも、シフォンやパウンドケーキに混ぜ込んだり(ビスコッティなんかもいい?)、とても使えるので、同じようにシロップと一緒に大切に瓶詰めしました。
きっと、コンポートや瓶詰め煮って、お酒や好みのハーブなんかを入れて、好きな味に仕上げていいのですね!
自由!
先日読んだこちらの本では、(↓)
栗をジャムにしていました!!!
煮崩れの心配なしで、濃厚でとてもおいしそうです!
短い栗の季節、できれば、もうひと袋買って、時間をとってじっくり渋皮煮にもしてみたいところです。
低温で放置、絶品簡単ローストポーク!
昨夜、夫に大好評だった、ローストポーク。
スーパーで豚バラかたまりが特売だったので、大きな一本を半分にしたぐらいのものをひとパック、買ってきました。
またいつもの角煮かなぁと思っていたのですが、時には目先を変えて、オーブンで焼いてみました。
いろいろな本やレシピを参考にしながら、簡単で、和洋どちらでも使えるようなローストポークにしてみました。
<我が家流、低温で放置、絶品簡単ローストポークの作り方>
- 買ってきた豚バラかたまり(今回は1/2本)の脂身のほうに、フォークをさして穴をあけておく。
黒酒をまぶし、ラップなどで密閉しビニル袋に入れ、一晩以上冷蔵庫に置く。
酵素が活きている珍しい料理酒なので、お肉のたんぱく質を分解してやわらかくし、さらにアミノ酸を増やしておいしくしてくれます。スプレー瓶に入れると、便利。(↓)
- 一晩以上たったら、おいしい塩、すりおろしたニンニク、粗挽き黒胡椒をすり込む。
さらに、お好みのハーブ、黒酒などをすりこみ、最後にオリーブオイルをなじませる。
ラップでぴったりと包んでビニル袋に入れて、冷蔵庫でひと晩以上。
(今回は、ご飯にもあうように、薄口しょうゆも下味に加えました。味付けは自由です。
味が濃すぎると塩抜きしなくてはいけなくなるので、すり込みすぎに注意。) - 焼く30分ぐらい前に冷蔵庫から出し、冷たすぎるお肉を常温に近づけておく。
- オーブンを160℃に余熱し、天板を敷き、グリルの網などに乗せて、にんにくなどをぬぐったお肉をそのまま30分~35分ほど焼く。途中上下を裏返す。
- 焼き上がったら、皿に敷いた大き目のアルミホイルに受け、ホイルでくるんでそのまま30分ほど置き、余熱で火を通し、落ち着いた頃、食べる直前に切り分ける。
厚切りにしましたが、ピンク色のお肉が物語るように、や・わ・ら・か・い!
我ながら絶妙な火入れとなりました。
160℃という低めの温度でじっくり焼き、あとは余熱で火を通すので、誰でも簡単にピンクに火入れできます。
お肉の量が多い場合など、焼き時間を長めに調節したらいいと思います。
もし、切り分けた時点で火の通りが甘いかな、と思ったら、最終手段として、皿に広げて、様子を見ながら皿ごと蒸し器で短時間蒸し(長時間蒸すと固くなる)てみる、という方法もあります。
買ってきたお肉をとりあえず黒酒でつけておいて、夜の家事ついでにちょっとにんにくとか塩をすりこんでおいて、翌日、たとえば夫が遅い日でも、前もっていつもの時間ぐらいにオーブンでお肉を焼いて放置しておけば、余熱で火が通ったころに帰ってきて、直前に切り分けるだけなので、とってもラクチン!
昨日はベビーリーフとマスタードを添えたら、夫に大好評でした!
意外と簡単で、大満足でした!
次は一緒に秋のとれたての原木椎茸なんかもグリルしたいです。
2016年十五夜、中秋の名月。
今夜は、中秋の名月。
ススキとお団子とお芋を、お月さまにお供えする日です。
物産館にたくさん並んでいたお芋を買ってきました。
切ってから最近ヘビーユースの、雪平なべの上に乗せて使える便利な蒸し器に入れて蒸すと、すぐに蒸しあがって便利で、最近、小腹がすいたときのヘルシーなおやつにしています。
夕方になってから、近所の空き地に、ススキをとりに散歩してきました。
満潮で川からはほのかに海の匂い。
雨上がりの湿った空気に、秋の虫たちは騒がしく。
車で通り過ぎると気付かないものがいっぱい。
空き地から、まだ穂の開いていないすっとしたススキを2本、頂きました。
あとは、お盆に頂いた、夫のおばあちゃん御用達の寒ざらしの米の粉でお団子を作って、おばあちゃん特製の冷凍しておいたあんこをそえて、お供えです。
空は微妙な曇り空。
お月さまが見えるでしょうか?
<はてなブックマークへの返信>
くりくり坊主、使用頻度は少ないけどめっちゃベンリですよね!
いいなぁ、渋皮煮。おいしいですよね~。
シーズンはまだこれからですね、私もまたつくろうかなと思います♪