別府明礬温泉の湯の花。黒酒と豆乳ヨーグルトでしっとりやわらかジューシー鶏ムネ唐揚げ。ひじきと大豆のツナサラダの作り方。
自宅でガッツリ温泉で、あったまる。
今日は夕方にかけて、ぐっと冷え込みました。
この秋初めて、寒い!と感じた夕暮れです。
なので、この秋初めて、お風呂に、別府温泉の湯の花を入れました。
これ、ほんとに素朴かつシンプルで、大地の力、そのものなんです!
大分県別府市にある、「明礬(みょうばん)温泉」地帯で作られる、他の成分を何も添加しない、まじりっけなしの湯の花を、ただ麦茶パックみたいのに入れてあるだけなんです。
だから、においも結構強烈!間違ってもアロマなお風呂とかとは違います。
目をつぶると、まるでゴツゴツの岩肌の露天風呂に浸かっているかのようです。
それもそのはず、製法が文化財指定されるほど伝統的な方法で作られているそうです。
大分県別府市の明礬温泉では、地熱地帯に「湯の花小屋」と呼ばれるわらぶき小屋を建て、小屋の中に青粘土を敷き詰め、粘土から析出し結晶化した湯の花やミョウバン(明礬)を収穫する方法が採られている。
(中略)
別府で長年受け継がれてきたこの伝統的な湯の花製造技術は、1968年(昭和43年)に「別府明礬温泉の湯の花製造技術」として別府市指定の無形文化財に指定され、2006年(平成18年)には同名で国の重要無形民俗文化財にも指定されている。(湯の花 - Wikipediaより)
しかも、天然成分そのまま濃縮、というだけあって、ほんっとに、芯から体があったまります。(注:ミョウバンは湯の花と別に析出されるようなので、この商品はあくまで「湯の花」で、明礬温泉のお湯とは違うようです。)
あまり寒くない日にコレを入れると、あたたまりすぎて、汗が止まらなくなります。
寒い日でも、お風呂の温度を高めにしすぎると、やっぱり汗が止まらなくなっちゃいます。
そのくらい、すごいです。
そして、硫化水素や二酸化硫黄を含むガスから析出された成分なので、アクセサリー類は錆びるし、このパックをうっかり湯船に忘れたままお湯を抜いて翌朝気付くと、湯船の底が変色しちゃいます!要注意!
それぐらい、ワイルドな大地の力そのものなんです。
何年か前、東急ハンズで、この商品の安いおためし2パック入りを買って、その温まり具合に驚き、それ以来、箱買いで、我が家の冬のお風呂では、ポイントづかいの定番品になっています。
今日も、急に冷えた日なので、ヴァータタイプの冷えやすい夫があたたまるように、初湯の花、しました。
他にも湯の花商品はたくさんあるのですが、私は、できるだけ伝統的な素朴な方法で析出されたもので、あとから化学成分を添加していないものを選んでいます。
夫より一足早くあったまって、極楽気分の私です。
豆乳ヨーグルトと黒酒で漬けた、しっとりジューシー鶏ムネの唐揚げ。
昨日の晩ご飯は、久々に唐揚げでした。
唐揚げって、揚げ油が結構汚れます。
先日、うちの揚げ油を思い切ってカホクの菜種油に全部切り替えてから、そろそろ初の油交換時期がきそうです。
ほぼ一カ月というところですね。
我が家では、最初は天ぷら、野菜中心、それからコロッケ、トンカツ類、と、だんだん進み、最後は唐揚げ、そして、魚のフライ、のサイクルで、油を交換するようにしています。
今回は1カ月でそのサイクル、うまくいきました。
ちなみに、揚げ油を長持ちさせるコツは、
- 揚げカスをこまめにとること
- 毎回新しい油を少しでいいので足すこと
なんだそうです。
我が家の唐揚げは、安い鶏ムネ肉ですが、塩と黒酒で一晩漬けておくので、しっとりジューシーで、おいしいです!
さらに昨日は、いつもよりもおいしくて、おなかにたまらないというか、軽くたくさん食べられて、残す前提で山盛りにしていたのに、夫と二人で平らげてしまい、ヤバっという感じです…。
ひとつは、油が菜種油なこと。
そしてもうひとつは、今回、 いつもの「黒酒」に加えて、「TGG豆乳ヨーグルト」でも漬けたことだと思います。
見てください、この量(汗)。あ、もちろん、 晩ご飯2人分+夫の弁当分+私の翌日の昼食分、ですけどね。
鶏ムネ肉はモモより安いですが、さらに半額セールになっているときにたくさん買い込んで、大まかに切り分けてから、塩と黒酒をもみこんで、冷蔵庫で一晩おいてから冷凍するようにしています。
だから解凍される頃には、もうしっとりやわらかです。
黒酒と塩で漬けてから冷凍すれば、解凍してそのまま蒸し鶏や、チキン南蛮、フォーの具材、奄美鶏飯にしたり、かなり使えます。
今回は解凍してからさらに、カレースプーン1杯の自家製豆乳ヨーグルトをもみこみました。
ちょうど、夫の実家からもらったキバンジロウの実から取り出した乳酸菌で作った、ヨーグルトです。
あれからずっと、食べては豆乳を足し、また固まり、と、種継ぎして作っています。
まろやかでいいお味です。
下味は、あらかじめ醤油にすりおろしショウガやニンニクをいれてなじませてから、酒と一緒にして、ポリ袋の中で肉にもみこみます。今回はそれに豆乳ヨーグルトを加えました。昼ごろ下味をつけて、夜揚げました。
すると、ほんっとに、安いものがさらに半額だったムネ肉の唐揚げが、パサパサどころか、やわらかくてジューシーで、さらにモモよりも軽くて食べやすく、ムネの唐揚げのほうが好きかも?!と思うぐらいです。
今日の夫のお弁当にもたくさん入れたし、残りは私がお昼に食べましたが、一晩冷蔵庫に入れてもしっとりやわらかく、とってもおいしかったです!
ちなみに衣は、いつも片栗粉+薄力粉、ほぼ同量(片栗粉多め)でいつも作るのですが、ちょっと片栗粉がたりなかったので、ゴージャスに、常備してある本葛粉を加えてみました。
黒酒と豆乳ヨーグルト、かなりの黄金コンビかもしれません?!
<豆乳ヨーグルトについての本、おすすめの3冊>
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ひじきと大豆、シブい乾物で、ご飯が進むツナサラダの作り方。
唐揚げの写真の左上は、「ひじきと大豆のツナサラダ」です。
以前どこか外で食べて以来、我が家では定番の「ご飯が進むサラダ」です。
<ひじきと大豆のツナサラダの作り方>
- 水煮の大豆を用意する。(乾物から水煮しても、水煮缶やパック入りでも、冷凍したものを解凍しても)
・乾物の大豆は、一晩水で戻してから圧力5分。煮汁はスープやカレーに利用可。豆は冷凍保存可なのでまとめて作っておくとラク。 - ひじきを水で戻し、よく水を切る。
- 油切りしたツナと、1の大豆、2のひじきを、マヨネーズであえる。
- 最後に隠し味程度に醤油をたらして混ぜる。
体にいいひじきですが、煮物が面倒だったり、他に使い道がないと思われがちです。
でもこの方法なら、水で戻すだけで、ラク!
大豆はもちろん、ひよこ豆など他のお豆でもおいしいです。
ひじきに大豆に、って、結構シブい食材ですが、これなら幅広い年齢層いけると思うので、オススメです!