週末のつくりおき、セロリの葉のスープ、マリナーラソース。【お野菜高騰でおいしく節約】乾物編。大豆、ひじき、干し大根、高野豆腐、キクラゲ、白キクラゲ、春雨。
週末のつくりおき、セロリの葉のスープ、マリナーラソース。
また週末がやってきます。
今日までは相変わらずのお天気ですが、明日の晴れを期待して、今週末も作りおきをしました。
夫が講習会に出なくてはいけないので、日曜は、夫を朝送り出して夕方帰ってくる、平日のような日になりそうです。
せっかくの日曜なのに、と、そんな日こそ、夜ごはんを、いつものご飯ではなく休日風に、気分転換になるものにしたいなぁと思って。
ご飯党の夫がいる我が家では平日は作らないパスタなんかいいなぁ、でも、ジェノヴェーゼは作ったばかりだし、そういえばトマト缶の在庫があった!庭のバジルがまだ元気!
ということで、今日は、真っ赤なマリナーラソースを作っておくことにしました。
夫が若い頃バイブルにしていたという、片岡護さんの、パスタの本。(↓)
それに載っているレシピで、とてもベーシックなマリナーラソースをまとめて作って、 野田琺瑯のホワイトシリーズにストックしておくことに。
パスタソースを入れても、中がガラスコーティングなので、匂いもつかず油汚れがスルっと落ちます。週末のつくりおきには必需品。我が家では2つ、ヘビーユースしています。(↓)
「マリナーラ」 とは文字通り、「船乗りさんの」という意味だそうで、その昔、長い船旅の船乗りさんたちがトマトの瓶詰めを使って作った、という、魚介がよく合う、とてもシンプルなパスタソースです。
だって、早い話が、鷹の爪とにんにくで香りをつけたオリーブオイルに、つぶしながらホールトマトを加え、塩コショウをしてバジルを入れて30~40分煮込む。
以上!
たったそれだけなのです!
タマネギをじっくり炒めるトマトソースよりも超簡単!
仕上げに鷹の爪を刻んだのを乗せれば、辛い「アラビアータ」というパスタにもなります。
超簡単なのですが、このソースを使うと、パスタの具材に直接トマト缶を入れるよりも、ひと味もふた味もおいしくなります。
また、片岡さんのレシピにあるように、伊勢えび(!)やアサリなど、煮込みすぎずに作りたい魚介には、そのダシとこのマリナーラソースを合わせて絡めれば、すぐにおいしいパスタができちゃうので、便利!
冷蔵庫で1週間ほど、さらに冷凍もできるので、まとめて作るに限るのです。
ということで、日曜は、安かったズッキーニをエリンギとツナと、仕上げにたっぷりのパルメジャーノを絡めて、華やかなパスタにして、夜だけでもちょっと休日気分を楽しみたいと思います!
パスタやタイカレーなどにメインとして食べごたえを残したいときは、ツナ缶もチャンクタイプを選ぶと満足度が高いです。
はごろものシーチキンだと、「L(エル)」が、ゴロっと食べごたえのあるチャンクタイプ(↓)
ツナのフレークタイプ、チャンクタイプの違いについては、こちらから(↓)
www.hagoromofoods.co.jp
チャンクタイプをオイルごと使うと、ダシが出て、じゅうぶんメイン食材になります!
去年は自家製ツナを作って、マリナーラソースでパスタにしました。
また作りたいと思っています。(↓)
夫がパスタに凝っていた時期、パスタ用のフライパンを夫が購入しました。
厚みのある、総アルミ製の、業務用です。
さすが業務用というだけあってアルミとはいえ十分重量があるし、持ち手はアルミそのままなので熱くなりタオルを巻かないといけないし、テフロンの主婦フライパンに慣れているとなかなか手ごわいのですが、やっぱり、いいです!
- やっぱり持ち手の角度が絶妙で、重いけど扱いやすいです。
- アルミなので熱伝導率がとてもいい!ので、微妙な火加減の調節ができ、茹で具合などが繊細なパスタにはとても向いています。
- そして、テフロンの黒いフライパンと違って銀色なので、ソースの色がとてもよく見えてとてもきれいだし、仕上がりのきれいなパスタを作ることができます!
また、二人分入れても十分なサイズのものを買ってあるので、最後に絡めるときにもあふれずに余裕があります。
週末のために、あと、タコライスとパッタイの食材を買ってあって、その時の気分で食べたいものを作りたいと思います。
そして、毎週作っているスープ。
今日もいつものルクルーゼで、セロリの葉のスープを作りました。
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平日に作ったロールキャベツに入れたセロリの葉の部分が残っていたので、ベーコン、タマネギ、水煮して冷凍しておいた大豆と一緒に、じっくり蒸し煮にして旨みを引き出し、コンソメいらずのスープ、完成しました!
我が家流、ルクルーゼで作るコンソメいらずのスープについては、こちらから(↓)
【お野菜高騰でおいしく節約】でも紹介しますが、地味系乾物の大豆だって、洋風のスープやサラダ、カレーにも大活躍しています。
今日も、余り物のセロリの葉で作ったので、冷蔵庫整理を兼ねた簡単スープが、朝の掃除をしながらマリナーラソースの隣のコンロで、2つ同時にできました。
【お野菜高騰でおいしく節約】乾物編。
大豆でカレー、スープ、サラダ、使い回し!
洋風のスープにも使った、大豆。
大豆といえば、サイコロ状に切ったお野菜と煮込んだ煮豆や、ひじきなどに入れる和の地味食材、というイメージですが、我が家では、国籍問わず大活躍します!
例えば、カレーに、大豆。
もともと、インドなどのカレーには、レンズ豆やひよこ豆など、豆がよく入っています。
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でも、日本で一番手に入りやすいのは、大豆。
この地域の道の駅では、地域内で作られた大豆が安くで売っていて、それを使ったお味噌が人気商品になっているぐらい、とても手に入りやすいです。
大豆は植物性たんぱく質が豊富で、これもよくカレーに合うので、我が家では結構な頻度でカレーに入れています。
いつもだいたい1/2袋を一気に水煮にしてしまいます。
前夜から水に浸けておけば、圧力鍋で加圧たったの5分、あっという間に水煮ができてしまいます。
少量の時は、こちらの圧力鍋を使っています。(↓)
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それを小分けにして冷凍しておいて、使う分だけ自然解凍、もしくは カレーやスープなどを作る時、凍ったまま直接いれます。
煮汁も同じく冷凍しておけば、カレーやスープなどに加える水の半分ぐらいを豆の煮汁にすると、ぐっとコクが出ておいしくなります。
写真のカレーは、その頃安売りしていた、ちょっと大きくなりすぎたオクラ、冷蔵庫のニンジンやゴボウやキノコ、豚こま肉、それに大豆を加え、栗原はるみさんのカレーソースで作ったカレーです。
栗原はるみさんのカレーソースについては、こちらから(↓)
ほかにも、サラダに入れたり、スープに入れたり、もちろんひじき煮に入れたり、地味目の大豆、我が家では、国籍問わず、大活躍です!
ひじきとひよこ豆(大豆)でツナサラダ。
大豆のサラダといえば、我が家では、同じく乾物のひじきと大豆の水煮を使った、ツナサラダ。
ひよこ豆で作ることもありますが、大豆でもおいしく作ることができます。
作り方は、こちらから(↓)
水で戻しただけのひじきと大豆の水煮とツナを、キュウリと同じようにマヨネーズ、隠し味に醤油少々で和えただけなのですが、とってもオススメです!
確かどこかでランチを食べた時に出てきたものなのですが、これがプレートに少しだけ添えてあり、おいしかったので、即、家で作るようにしました。
キュウリが高騰している時や、ちょっと最近乾物摂れてないなぁと思った時は、和食にも洋食にも合ってご飯も進み、しかもすぐに作れるので、頼りにしています。
干し大根で炒め煮、サラダ、お味噌汁。
乾物で他によく使うのが、細切りの干し大根。
水ですぐ戻って、使い勝手がよいです。
定番は、豚肉とにんじんと、甘辛く炒め煮に。
ご飯によく合うおかずで、まとめて作っておけば、お弁当の付け合わせにも常備菜になります。
でも、お野菜高騰の昨今、それだけではなく、干し大根を根菜類がないときのお味噌汁の具材にしたり、サラダにも。
お鍋の具にもなるそうです。
お野菜が高い、もしくは切らしているときは、水でもどしただけの細切りの干し大根を、豆苗なんかと一緒にマヨネーズ+ポン酢で和えると、ポリポリ歯ごたえがたまらない、ご飯の進む付け合わせにもなります。
高野豆腐とカボチャの煮物。キクラゲで炒めもの、卵とトマト炒め。
さらに乾物、お次は、高野豆腐。
最近では高野豆腐のキッシュなどが人気ですが、我が家ではベーシックに、カボチャと干し椎茸と一緒に煮てよく食べます。
お砂糖・お塩・みりん・薄口しょうゆで味付けしていますが、昆布だしをたっぷり含んだ独特の食感と風味は、意外と夫にも好評で、たまに無性に食べたくなる味です。
小さめカットのものや、形が不ぞろいの割れたものなどが安く売っているときは、買っておくようにしています。
この日も、左上に、高野豆腐の煮ものが。
そしてメインは、他の葉物野菜が軒並み高騰している中、道の駅で、なぜか3株もぎゅうぎゅうに入ってたったの130円!だった、チンゲンサイの野菜炒め。
たまねぎ、にんじん、もやし、豚肉などと、にんにく、塩コショウ、薄口しょうゆだけであっさり炒めました。
そこに入っているのが、キクラゲ。
以前はあまり頻繁に使っていなかったキクラゲですが、水で戻すとプリプリして、食感がとてもおいしいですね!
キクラゲでよく作るのが、トマトとキクラゲの卵炒め。
もうこれは、トマトを炒めた旨み、卵でまとめる幸せ、そしてキクラゲの歯ごたえが調和した、中華ってすごい!と言わずにはいられないメニューです。
簡単にさっと作れるのもいい。
お刺身など、直前に火を使わないメインの日に、さっと作って出しています。
白キクラゲの中華サラダ。
キクラゲといえば、白いものもあります。
白木耳(白キクラゲ)。
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これは、水で戻してさっと茹でた白キクラゲを、オクラ、ワカメ、さらした紫タマネギなどと一緒に、中華風のドレッシング(砂糖・醤油・お酢・ゴマ油・にんにく少々)で和えて、ゴマを散らしたサラダです。
白キクラゲは、中医学では、秋のこの季節特にケアしたほうがいいと言われている「肺(臓器の「肺」だけでなく、呼吸器や大腸や皮膚などを含む、体の表面の「防衛系」。秋には乾燥しやすい)」を潤し、補してくれるんだそうです。
プルプルでおいしく食べやすいので、手軽にたくさん食べたいところです。
中華では、白キクラゲを甘く煮て、デザートとしても食べるんだそうです。
春雨で酢のもの。チャプチェ。
夏は特に、うす揚げやキュウリと一緒に春雨を酢のものにすると、かさましして節約にもなるし、つるつるとさっぱり、とてもおいしいです。
さらに我が家では、韓国料理のチャプチェに使う専用の、さつまいものでんぷんで作られた春雨を、いつもストックしています。
日本の春雨よりも太くて弾力があります。
なので牛肉や他の野菜にも負けず、おいしい肉汁を吸いながらも弾力を保ち、まさにチャプチェにぴったりの春雨です。
我が家流チャプチェの作り方は、こちらから(↓)
日本だけでなく世界中で乾物は作られていて、ドライフルーツや、ドライトマト、干したナッツなんかも、広い意味では乾物ですね。
乾物には、生のお野菜よりも栄養が多いものがたくさんあります。
しかも、干すことで旨みもアップしていて、保存もでき、昔の人々のスゴイ発明品なのです!
日頃から便利に活用したいものですね。
以上、5回に分けて続けてきました、【お野菜高騰でおいしく節約】シリーズ。
お野菜高騰といえばとんだアクシデントですが、そのおかげで改めてレシピが広がったりして、楽しく節約、できました。
しばらくしたらまた市場は落ち着くのでしょうが、これからも、できるだけいろんな種類のお野菜や乾物をバランスよく取り入れて、楽しくおいしい食卓を作っていきたいと思います♪