基本の食パン、過去最高の出来!らっきょう、本漬け。ペスト・ジェノヴェーゼ第1号!夫の実家で、おばあちゃんのちらし寿司。栗の煮汁で草木染め。
基本の食パン、過去最高の出来!
なかなか思うような出来にならなかった、高橋雅子さんのレシピの、冷蔵長時間発酵の基本の食パン。
少しのイーストでゆっくり発酵パン?こんな方法があったんだ。おいしさ再発見!
- 作者: 高橋雅子
- 出版社/メーカー: PARCO出版
- 発売日: 2007/01
- メディア: 単行本
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週末の作りおきで、先週末もチャレンジしました!
この間から、なかなかうまくいかない捏ねの部分だけをホームベーカリーにお任せして、捏ね上がった生地をまとめ、一晩、冷蔵庫の野菜室で長時間発酵させたあと、ここから自分の手で、成形や二次発酵、そして焼成しています。
今回は、気温がだいぶ上がってきたので、粉は冷たく(ダニが発生しないように粉類は野菜室で保管しています)、でも水は温水で作ってみました。
気候のせいなのか、いつも通りの分量でも、生地はかなり水分多い感じで、とても手ではうまくまとまらない感じでした。
ホームベーカリーに上手な捏ねをお願いして、翌朝冷蔵庫から生地を取り出し、二分割、ベンチタイム、楕円にのばして丸め、食パン型に入れました。
今回は、ホームベーカリーの生地づくりのときにミックスコールで、黒ゴマを入れました。
なんだかんだいっていちばん安くつくナッツ、黒ゴマ。
香りもいいしおいしいので、好きです。
このまま、二次発酵。
1時間後、だいぶ膨らんできました!
これをオーブンで焼成。
すると、一番上の写真!
ぷっくりとして見栄えのいい、これまでで一番いい出来の食パンが焼き上がりました!!!
見栄えが良ければやっぱり中身もよくできていて、ふんわりしっとりした、とてもおいしい食パン、出来ました!!!
思えば、初めて基本の食パンにトライしたのは、去年の11月。
その時のあまり膨らまなかった食パンの写真は、こちらから(↓)
半年以上かかってやっと、作りたかった食パンを作ることができました!
といっても、まだ捏ねはホームベーカリーにお任せなので、なんとか手ごねでできるようになりたいです。
週末の朝は、黒ゴマパンを、野菜名人のHさんのおいしいカボチャで作った、カボチャのポタージュと一緒に、頂きました。
庭のイタリンパセリをたっぷりと。
新鮮な有精卵の目玉焼きは、一緒にフライパンに流しても、ぷっくりして卵一個一個に分かれた目玉焼きになります。
我が家では、目玉焼きにこのお塩を使っています。華という名前通り、華のある、おいしいお塩です。(↓)
パンに、夫はオリーブオイル、私はココナッツオイルを添えて。
私は、トーストにココナッツオイルを塗るのが好きです。(↓)
あとはピクルス、庭のサニーレタス、茹でたオクラとインゲン、アボカド、トマト。
自家製ピクルス第二弾は、こちらから(↓)
朝から、ちょっと食べすぎ???
元気いっぱいです!
らっきょう、本漬け。
だいたい10日前に、塩で下漬けにした、らっきょう。(↓)
金曜日に、とうとう、本漬けの日を迎えました。
らっきょうは、10日ほど塩で下漬けにしているときに、乳酸発酵が起き、独特の食感の良さや風味、旨みが増します。
発酵させた後で、塩抜きをして、甘酢につける本漬けを、10日から3週間。
だいたい1カ月の手間がかかります。
やっとその本漬けに入れました。
漬け方や甘酢のレシピは、こちらを参考にしています。(↓)
一日半かけて抜きすぎない程度に塩抜きをして、10秒だけ熱湯にくぐらせて、消毒した瓶の中に入れ、甘酢を注ぎ入れます。
書いてしまえば一文ですが、かなりの手間がかかる作業でした!
去年やって知っていたので、金曜の夕飯は前日に煮ものを作りおきしておいたぐらい。
ちょうど7月の頭ぐらいに、おいしくなる3週間の目安がきます。
暑い時期に、体が欲するらっきょう、おいしく漬かってほしいです。
びんづめの消毒に、熱湯消毒のかわりに、食品用アルコールの消毒剤を使うようになって、作業が楽になりました。とても便利です。(↓)
ペスト・ジェノヴェーゼ第1号!
梅雨に葉が茂りすぎて虫や病気の害が起こらないように、伸びてきたスイートバジルを剪定しました。
GWに植えたバジルの苗、
ほんとうに大きくなりました!
市販のバジルペーストは、葉だけでなく茎も入っているんだそうですが、自家製ならではの贅沢で、葉だけを集め、洗ってよく水気を切り、濃厚な香りのペスト・ジェノヴェーゼを作りました。
松の実やくるみを入れて、コクを出します。(↓)
去年は、9月に第一回目を作りました。作り方は、こちらから(↓)
インゲンと一緒にリングイネを茹でてジェノヴェーゼを絡め、削りたてのたっぷりのパルメジャーノをかけて食べると、フレッシュな香りが広がって、本当においしいのです。
平たいもっちりとした麺の、リングイネは、ペスト・ジェノヴェーゼと良く絡み、食べ応えもあります。(↓)
パスタにした時の記事は、こちらから(↓)
今年も存分に楽しみたいと思います。
夫の実家で、おばあちゃんのちらし寿司。栗の煮汁で草木染め。
一足早い父の日で、週末、夫の実家へお邪魔しました。
90代の夫のおばあちゃん、相変わらずお元気で、華やかなちらし寿司を作って待っていてくださいました。
さわやかな酢飯は、この季節にぴったりです。
奥に見えるのは、なかなかおばあちゃんのおめがねに適う大きさのアジがなかったのだそうで、小アジを丁寧に開いて揚げ、お酢でおいしくあえたたっぷりのお野菜と一緒に頂く、「漬けない南蛮漬け」みたいなお魚料理です。
揚げて漬けるものより、よりさっぱりと、アジ自体の食感やかすかな塩味もちょうどよく、おいしく頂きました。
おばあちゃんの料理は相変わらず、新鮮な工夫や調理法がいっぱいです!!!
毎回頭が下がります。
手前で写真に写っていませんが、焦がしにんにくやたくさんの薬味や野菜を乗せた、カルパッチョも。
さわやかでフレッシュで、おいしい!
食後のお茶で、夫の母が敷いてくれたティーマット、なんと、自分で染めたんだそう!
なんでも、秋に栗を煮た時の色の濃い煮汁で、無印の切って使えるタオル?布巾?を染めたんだそう。
手前の濃い色は、鉄を漬けておいた水、つまり鉄分を触媒に。
奥のピンク色は、ミョウバンを触媒に。
同じ栗の煮汁でも、触媒によって仕上がりの色が変わるそうです。
きれいに染まるものですね!!!
父の日のプレゼントと一緒に、我が家で芽を出したもののもう植え付ける場所がなかったモロヘイヤやイタリアンパセリの苗を夫の父が耕した畑に植えてくださるということで持っていったり、夫の父の茹でトウモロコシをはじめ、結果、持ってきたものよりもたくさんお土産を頂いて帰りました。
夫も、いつのまにか得意になった包丁研ぎで、実家の包丁を3本、メンテナンスしました。
帰り道。
夫と、私が切るキャベツが太くなるたび「そろそろだね」と、10年近く我が家の包丁を研いでもらっている間に、夫も最初はもちろんできなかったのに、いつの間にか、包丁研ぎが簡単にできるようになったよね、という会話をしていました。
「なんでも、やれば、できるようになるんだよね。できるようになれば、なんでも大抵、カンタンだよね。」
なるほどね~と思いました。
なんでも、「難しい」とか「できない」とかじゃなくて、やりたいと思うことは、やっていけば、きっと、できるようになる。
今はできなくても、できないことに焦点を合わせなくて良くて、またやっていけば、そのうち、いつの間にかカンタンにできちゃうように、上達していく。
やらなければ、ずっと、できない。
自分の心が動かされることは、今は下手だろうが失敗しようが、何でも挑戦し続けていきたいなぁと、それぞれ多才な夫の家族を見て、思いました。
パンももっと作れるようになりたい。料理も。縫いものも。暮らしも。住まいづくりも。野菜作りも。漆での器の修繕も。発酵も。写真も。
ますます毎日が忙しくなりそうです。