お盆、おばあちゃん特製あんこでお団子。夏を濃縮、パッションフルーツの香り。夏のシロップドリンク、塩をひとつまみ。酷暑の中に、秋の気配?サンキャッチャーの虹。
お盆、おばあちゃん特製あんこでお団子。
毎日、本当に、暑いです。
眠れなくなるほど悪化していた上半身全体のあせもが、少し引き始め、昨夜は一度起きただけで、久々に深く眠ることができました!
やっぱり夜中に痒くなってはしまうのですが、赤みも肌の様子も、ほぼ峠は越えた模様。
その過程で、さまざまな漢方や生薬や証のことなど、(必要に迫られて結構必死だったこともあり)様々な事を学べたので、またいつか、記事にしようと思います。
昨夜久々に睡眠がとれて、今日は、やっと1週間ぶりにブログを書くことができます。
睡眠がとれなかった上に、さまざまなことで忙しかったここ最近。
ブログまでは書けなくても、日々の掃除や洗濯や買い物や食事作りだけは何とか続けていましたが、睡眠がとれた今朝は、同じ日々の家事をしていても、まったく、見える世界が違う!
人間、睡眠は大事だな、と改めて思いつつ、新生児をもつお母さんたちの大変さも思いました。
その忙しい期間、お盆も含まれていました。
お盆休み突入の前夜は、なんと、会社から帰ってきた夫が38.5℃!
まるで子どものような高熱を出して、焦りました。
しかし、葛根湯を飲んであったかくして一晩寝ると、翌朝は35.9℃に下がり。
まさに、野口整体の『風邪の効用 (ちくま文庫)』的な、
最近忙しい時期が続いていた「偏り疲労」を、風邪・発熱、という大きな活元運動によって、自らの力で一気に解消した感じの、ちょっと激しいリフレッシュな一晩だったようです。
三十代で38度以上熱が出せて、一晩で体を整えられるとは、夫、あっぱれです。笑。
『風邪の効用 (ちくま文庫)』にもありますが、熱を出してうまく経過して熱が下がったら、平熱より低い時間があり、その間、一日ぐらいは、ちょっと静かにしておいたほうが、予後がいいそうです。
それに従って、お盆休み初日の13日は家から一歩も出ず、睡眠不足が続いていた私も、一緒にひさびさにゆっくり休養をとらせてもらいました。
ありがたいことに、夫も私も、それぞれの実家は車で1時間以内の場所にあるので、ひどい渋滞に巻き込まれることもなく、14日の1日間だけで、両家のお墓や納骨堂や夫の実家など、お線香をあげてくることができました。
その途中で立ち寄った、お蕎麦屋さん。
ランチ限定の蕎麦御膳。
1000円で、せいろ蕎麦、サックサクの天ぷら、おろし生姜のきいたぷるっぷるの湯葉豆腐、おにぎり、おいしい手作りの漬けもの、最後に蕎麦湯まで出てくるのは、本当にお得!
つるつるっとした冷たい麺ののどごしと蕎麦の香りがたまらず、最初はおつゆもつけずに蕎麦だけ味わってしまいました。
病み上がりの夫は、体が欲したのか、同じ蕎麦御膳を、あったかいかけ蕎麦バージョンで。
これまたおだしが香って、夫もうまさに悶絶していました。
五感を満たしてから次に向かったのは、90代で頭が下がるほどお元気な、夫のおばあちゃんの家。
おばあちゃんお手製、今年のおせち料理(↓)
洋菓子屋さんの特製カスタードが入った窯出しシュークリームを手土産に、一緒におばあちゃんの家で食べました。
なんでも、私たちが車で出かけても暑い暑いと言っていた酷暑のその日中、おばあちゃんはひとりで電車に乗ってデパートにでかけた帰りでした!!!
ほんとうに、お元気!
夫が、車に積んでおいた砥石で、おばあちゃんの包丁を研いであげたあと、おばあちゃん特製のあんこをお土産に頂きました♪
おばあちゃんのあんこは、ほっくりと栗のような上品な甘さで、いつも本当においしいのです。
ついでに、米の粉も。
さすがおばあちゃん、米の粉にもこだわりがあって、信頼できるお店の寒ざらし粉なんだそう。
そして、そのお店は今年で田舎に引っ込んでしまうんだそうで、貴重なものもたくさんわけてくださいました。
翌日。
おばあちゃんから頂いた米の粉とあんこで、我が家でお団子、作りました。
寒ざらしの米の粉、確かに、スーパーで売っている、変にツルツルした白玉粉とは違って、もちもちキチキチしているのだけど、つるりとのどごしも歯ごたえもよく、香りのいい、とてもおいしいお団子になりました!
それに、おばあちゃんの特製あんこ、おいしくないわけがありません。
いつも私たちのことを思ってくれている、おばあちゃんの愛情をいっぱいおいしく頂きました。
お盆といってもそれらしい食事はしていなかったので、しみじみと腹の底から元気が湧くような、とてもいいお茶タイムを過ごすことができました。
お盆休みの間、夫の実家でも、夫と二人で話していても、出かけた先でも、なんだか不思議と、亡くなったそれぞれのおじいちゃんおばあちゃんの話が出ました。
こんな人だったね、とか、生きてたら多分こう言うね、とか、昔この辺りにも転勤で住んでいたそうだね、とか。
年に一回、ご先祖さまと繋がる時間を持つと、自分の命が、いい意味で自分だけのものではないことを感じられて、なんだか心強くなります。
生きている私たちが、これからまた生きていくための、お盆、なんだろうと思います。
夏を濃縮、パッションフルーツの香り。
眠れないしんどい時期にも、何とかプリっと形のいい黒ゴマパンが焼けて、
週末の朝食に、ミネストローネや目玉焼きと一緒に、頂きました。
デザートには、親戚からの頂き物の、パッションフルーツ。
もらった時より、少し皮がしわっとなってきた頃が食べごろで、口のところを切って、スプーンでかき回して、頂きます。
食卓に乗った時どころか、もらってきたその日から、我が家の果物入れのあたりに、みずみずしい南国の香りが広がって、もうそのアロマ効果まで標準オプションでついているのか、と、びっくり、夏そのものを頂いたような、幸せな気持ちになりました。
いざ、食べてみると、豊かな芳香、濃厚な酸味と甘み。
夏、という一語が含む、太陽や緑や海や汗や甘酸っぱさや激しい感情まで、全部を濃縮したものが、濃厚な香りと一緒に、一気に体の中に溶け込んでくる感じ。
【産地直送】熊本県産 火の国パッション パッションフルーツ 13玉?15玉(約1kg) 南国の香り漂う魅惑のフルーツ。
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独特の濃厚さから、デザートのトッピングはもちろん、お肉のソースにもなるそうですが、おいしいので、そのまま食べるだけで食べきってしまいそうです。
ちなみに、私は、種までプチプチと噛んで食べるタイプで、夫は、つるつるとのどごしを味わうように種は飲み込んでしまうタイプです。
季節限定だからこそ、濃厚に季節を閉じ込めた果物は、パワフルですね!
夏のシロップドリンク、塩をひとつまみ。
暑い中でも、買い物に出なくてはいけません。
それでも車で出かけられるので、ずいぶん幸せだと思っています。
生鮮品を傷ませないように、車にはいつもソフトクーラーボックスと保冷剤を積んでいきますが、
私は2サイズ、買い物の量に合わせて積んでいきます。複数の店を回る時は、野菜なども入れられるように大き目をあらかじめ積んでいきます。(↓)
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熱中症予防、そして無駄買い予防のために、何か飲み物も持って、買い物に出かけるようにしています。
車載のドリンクホルダーにはまらないのが唯一の欠点ですが、助手席の足元に浅いプラカゴを置き、そこに置いて、いつも持ち歩いています。運転中もワンタッチで蓋が開き飲みやすく、その割に断熱効果もあって、冷たいまま帰ってこられます。(↓)
サーモス 真空断熱マグ 0.28L ブラック JCP-280C BK
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中身は、お茶だったりお水だったり、日によっては、自家製すもものサワードリンクを薄めたものだったり、
その前の年につくった、梅シロップを薄めたものだったりします。
最近、梅シロップを氷水でごく薄く薄めて、最後にひとつまみの塩を加えるのが、お気に入りです。
お味はスポーツドリンクみたいな。
ごくごく飲めて、元気が出ます!
夏だから、発汗によって体がよりミネラルを求めているのか、 最近は藻塩を入れています。
藻塩とは、ホンダワラと呼ばれる海藻を使って、汲みだした海水の濃度を上げ、最後に煮詰めて仕上げる、まろやかなうまみが特徴のお塩です。
なんと古墳時代から瀬戸内海沿岸で作られていたそうで、素焼きの製塩用の土器が発見されたのが、そもそものはじまりだったそう。
古代の人々も、かなりのグルメだったのですね!
ホンダワラの天然のミネラルがたっぷり加わっているので、 発汗を補うドリンクにひとつまみ入れるのに、藻塩はとても適したお塩だと思います。
酷暑の中に、秋の気配?サンキャッチャーの虹。
今朝、掃除をしていて、ふと気付きました。
夏は太陽の軌道が高いので日が入らないはずの、我が家のサンキャッチャーに、朝日が降り注いでいました!
そういえば、窓の外からほのかに感じる涼風。虫の声。
お盆が過ぎて、ちょっとだけ、空の模様や朝の空気が変わってきました。
お盆過ぎの朝日は、壁にはかない虹を残して、10時ごろには、あっという間にギラギラの燃やしつくさんとばかりの、この夏の太陽に戻ってしまっていましたが。
まだまだ厳しい夏を過ごしてはいますが、水面下ではちゃんと、秋が始まっているのですね。
なかなかガーデニングまでやる勇気がでませんが、ちゃんと眠れた日には、ちょっとこまごまやりたいことをやったり、写真を撮ったり、ブログを書いたりすることができるようになってきました。
8月も後半。
日々を楽しく乗り切ろうと思います。