kurashito~暮らしと

暮らしが幸せになるためのことを、日々追究しています。

無印良品「マッサマンカレー」キット。家族で、カレーパーティー。NHKドラマ、「眩(くらら)~北斎の娘~」をGyaoで。

無印良品「マッサマンカレー」キット。

無印良品マッサマンカレー」キット。

先々週末、無印良品の手づくりカレーキット「マッサマン」 で夕食にしました。

www.muji.net

 

前回、同じキットで「プラウンマサラ」というエビとタケノコのカレーを作ったところ、とてもおいしかったので、今回はまた味を変えてみました。

プラウンマサラ」は、こちらから(↓)

www.muji.net

 

マッサマン、って変わった名前ですが、 正しい名前は、「ゲーン・マッサマン」。
「ゲーン」とは、タイカレーのこと。
チキンが定番で、じゃがいもや落花生などを使い、ココナッツミルクを加えた、辛みより濃厚さが際立つカレーです。

前回のプラウンマサラが辛さ2で、我が家ではちょっと辛さが足りないかな、と思ったので、今回のマッサマンも同じ辛さ2、ということで、最初にペーストを炒めるところで、唐辛子を一本加えました。

今回も、鶏モモ肉を塩と黒酒でひと晩寝かせたり、ココナッツオイルを使ったり、ジャスミンライスを炊いて、レモン汁もかけて、じゃがいも、タマネギ、キノコ、殻をむいた落花生、色どりに茹でたインゲンを乗せました。

マッサマンは、ココナッツミルクがクリーミーで、満足感大!でした。

休日のカレーは、なんだかワクワクします。

 

 

 家族で、カレーパーティー

家族で、カレーパーティー。

カレーつながり。
先週末は、夫の弟君が久しぶりに帰ってくるということで、夫の実家に集合。
夫の90代のおばあちゃんや夫の妹夫婦も一緒に、カレーパーティーでした。

そもそもその日は夫の母も仕事で忙しいから、前日にたっぷりカレーを仕込んどくね!というプランでした。
夫のおばあちゃんがトッピングのトンカツ係、夫の妹ちゃんがサラダ係、そして私がデザート係、という分担。

夫の母が、さまざまな野菜や果物をバーミックスでピュレにしながら作ったという、うまみたっぷりのカレーをトンカツやエビフライにかけ、すっきりした辛さのドライカレーも一緒に盛って。
レンコンやニンジンのラペを乗せながら、塩レモンで作ったドレッシングで、サラダもモリモリ。
夫がいれてくれた夜な夜なのコーヒーと、私が焼いていった、なかしましほさんのモカロール。

なかしましほさんのモカロールについての記事は、こちらから(↓)

長いロールケーキは、人数が多いとき、何等分にでもできるので、便利です。
月桃やシナモンの葉で包んだお団子は、夫のおばあちゃんが。
とても香りがいい!

ロールケーキは、こちらの本に載っているレシピです。(↓) 

おやつですよ―くり返し作るわたしの定番レシピ集

おやつですよ―くり返し作るわたしの定番レシピ集

 

 

ワイワイガヤガヤ、別のテーブルに置かれたカレーやトッピングでそれぞれの器にそれぞれ好みのカレーが生まれ、それぞれが好きなだけおかわり。
結婚して10年ほどになりますが、初めての試みで、とても楽しかったです!

ひとしきり飲んだり食べたりした後は、ジェンガを持ちだす、夫の母。

ジェンガ

ジェンガ

 

 

さっきまでカレーが並んでいたテーブルの上で、今度はみんなでハラハラドキドキ。
とてもかわいくて、楽しい家族です。 

 

 

NHKドラマ、「眩(くらら)~北斎の娘~」をGyaoで。

少し前、ちょうど出先で、北斎の娘、というドラマを見かけました。
www.nhk.or.jp

葛飾北斎の実の娘の「お栄」 を宮崎葵が演じます。

画面からあふれる江戸の鮮やかで目まぐるしい色や形の洪水!
こういう時ばかりはNHK、といわんばかりの、美しい画面でした。
宮崎葵が演じる北斎の娘のおえいが、男勝りな長いキセルをふかせたり、日本画の岩絵の具を砕いたりしている姿。
そう、昔の絵具はチューブに入っているわけもなく、鉱物などを砕いて作った絵の具で、いかに鮮やかな色を出すか、そこも絵師の腕でした。
桜の枝をくぐりながらすりぬける江戸の街。川下り。
夜の闇の中にこそ浮き上がる、色街のあでやかさ。

描けない自分に腹が立ってしょうがないお栄に、父の北斎が、
「俺だって、まだまだうまくなりたいんだよ!まだまだだな、という絵も、恥を忍んで世間にさらす。悔しい。だからまた描く。うまくなりてぇなぁ」
そんな言葉をかけるシーンもありました。

おこがましいようですが、最近、器の修繕をしていて、仕上げが思うように行かなかったりするたびにヘコんでしまう自分にも、響く言葉でした。
北斎の様な天才でも、むしろ、そんな大きな人であった(しかも江戸時代の人にしては長寿の80代まで生きた)所以は、どこまでいっても「うまくなりてぇ」、そう貪欲に思ってやまない気持ち、だったのかもしれませんね。

お栄は、「日本のレンブラント」とも呼ばれているそうで、それまで平面の積み重ねであった浮世絵に、影で光を描く、という、西洋画の技法を取り入れた、画期的な日本画家でした。
確かに彼女の描く、暗闇に赤々と照らされた色街の光や、演奏する3人娘の躍動感は、圧倒的なものがあります!
原画の展示があれば、見に行ってみたいものです。

北斎の娘、応為栄女の画集(↓) 

北斎娘・応為栄女集

北斎娘・応為栄女集

 

 

出先では、チラチラとしか見ることができなかったので、後日、NHKの有料オンデマンド放送を、Gyaoを経由し、 Amazon Fire TV Stickで、自宅のテレビに映し、見てみました。

Fire TV Stick (New モデル)

Fire TV Stick (New モデル)

 

 

gyao.yahoo.co.jp 

www.nhk-ondemand.jp

全編支障なく見る事はできたのですが、Gyao経由のNHKオンデマンドは、画質がとても粗く、 このドラマに限っては、画像の美しさがとても重要だったので、ちょっと残念でした。

今度また、直接NHKオンデマンドをPCやタブレットから見て、画質次第ではそれをAirPlayでミラーリングして見てみようと思います。

 

さて、器の修繕。
この間、夫の亡くなったおばあさんの家から頂いた、小さめの湯のみ、高台の切れ目や釉薬の琵琶色、土の柔らかさからいって、おそらく萩焼の湯のみを、修繕しました。

ワレが6片のものを、ズレなく、一発で糊漆で接着。

萩焼の湯のみの修繕

たくさんの破片を、全体の様子を探りながら、汚さないようにズレなく一度にきちんとくっつけて、きちんと養生して乾かす、というのは結構難しく、以前は一度ではなかなか成功しませんでした。
少しずつコツをつかんできたかな、と思っています。

これはまだフランケンシュタインのような状態。
次は、くっついたもののまだ割れ目に沿って残っているくぼみをひとつひとつ、錆漆で埋めて、それを2,3日乾かし、研いで、足りない部分があればまた埋めて乾かして研いで、その上を呂色漆で塗り、数日乾かし、また研いで呂色漆を塗り、乾かし、研いで、そこでやっと仕上げに入ります。
これは、萩焼のあたたかで楚々とした風合いを大事にしたいので、適度な色味のものを選んで、消金というマット仕上げの金を蒔いて仕上げたいと思っています。
色漆の上に、タイミングに細心の注意を払って(遅すぎると付かない、早すぎると漆に粉が沈む)消金を慎重に蒔いて、また1週間ほど乾かして、やっと、完成です。

…そんな、ほんとに手間のかかる、物好きな、漆での器の修繕。
それでも魅了され、何度失敗してもチャレンジしてしまうのは、物好き、としか言いようがないと思います。笑。

 

実は最近、街の雑貨屋さんが受ける器の修繕依頼、私に有料で作業をお願いしたい、というお話を頂き、準備を進めています。
そんなこともあり、時間を見つけては、割れた器に向き合う日々。
ブログの更新間隔が少しあきますが、今抱えている在庫を完了させるまで、器の修繕のほうを中心にエネルギーを注いでみようと思っています。
そんな感じですが、「暮らし」は、どんなときでも、続いています。
今後ともよろしくお願いします。